あなたにはどうしても相容れない上司がいませんか。何をやっても馬が合わない、意見が合わない上司に悩まされてる人は今現在も多くいます。
そこで今回は上司と相容れない時の対処法についてお伝えします。
どうして相容れない上司の特徴や、もしかしたら上司と相容れないのは部下に原因があるかも?といったところまでしっかり解説していきます。
目次
そもそも上司と相容れないってどんな状態?
相容れない状態とは一緒にいると成立しない関係のことです。
一言で相容れないといっても、それに至る原因は様々。
意見が合わない、態度が気に入らない、パワハラかと思うぐらい無視されるなど色々な要素があります。
どうして上司と相容れないのか、部下には原因はあるのかなどを具体的にお伝えします。
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職場で上司と相容れないとどうなる?
職場で上司と相容れない関係になってしまったらいったいどうなるのでしょうか。
大きな問題があればすぐに対処する必要がありますが、そこまで実害がなければもしかしたらあなたが考えてすぎていただけで、上司と仲が悪かろうがなんだろうが放おっておいてもあまり影響ないかもしれません。
ここでは上司と相容れないときのメリットとデメリットについてお伝えします。
上司と相容れないときのメリット
上司と相容れない時の最大のメリットは、ある程度好きに仕事ができる点です。
上司も「こいつには何を言ってもダメだな」と思っていれば、あなたに対して何かと指示してくることはありません。
あなたは自分で目標を定め、スケジュールを組み立て、達成するまで実行することができます。
大きな結果を出すことができれば、上司もあなたを認めざるを得ません。
多くの人は上司とは違うやり方で仕事を進めたいのに、何かと突っ込んでくる上司のせいで思うようにできないのが現実ですので、これは大きなメリットと言えるでしょう。
しかし、これはあくまでも放置してくれる上司の場合です。
思いっきり嫌われていたら結果を出しても評価されないかもしれませんし、そもそもそ仕事をさせてもらえない可能性があります。
上司と相容れないときのデメリット
上司と相容れない時のデメリットは上記でも少しお伝えしましたが、やはり嫌われてしまうことに尽きます。
上司から気に入らない奴だと認定されてしまったら、あなたがいくら頑張っても評価してくれないので、昇給や昇進に影響が出てきてしまうことは間違いありません。
その他に、もっと陰湿な上司だったら他のメンバーに「あいつとは仲良くするな」とか「あいつとは馬が合わないから嫌だ」と言い回ることだってあります。
すると多くの人は上司に従うしかないので、あなたは蚊帳の外になってしまうことでしょう。
しかし、評価の仕方が上司だけで無い場合やその上司を飛び越えて評価されるぐらい大きなことを達成したら、それを評価しない上司が無能扱いされるので、残した結果で左右されることは忘れないでおきたいところです。
相容れない上司の特徴
では、一体どのような上司が相容れないと思われやすいのか、その特徴についてご紹介していきます。
あなたにとって受け付けない上司の特徴をしっかりと確認しておきましょう。
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相容れないと感じる上司の特徴
自己中心的
その日の自分の機嫌次第で、周囲に接する上司は「相容れない」認定をされてしまうケースがあります。
特にこのようなタイプの上司は、自分より立場の低い部下に対して、自分の鬱憤をぶつけてくる可能性があり、そのようなことを繰り返していると部下に嫌がられてしまいます。
特に、文句やネガティブなことばかり言っていると、周りの士気も下げてしまうので、周囲に避けられてしまう恐れがあるでしょう。
全ての失敗を部下になすりつける
全ての失敗を部下になすりつける上司も、周囲の理解を得られにくいでしょう。
特に、上司自身が失敗をしたのにもかかわらず、部下の責任にし、その修正を全て部下にまる投げしてしまう上司は、周囲の信頼を得ることができません。
そういう上司は、部下の成功を横取りする可能性もあり、要注意人物として認識されてしまいます。
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昔のことをしきりに持ち出す
「昔はこうだったのに、今の若者は、、」としきりに昔の話を持ち出してくる上司は、部下の理解を得ることが難しいでしょう。
世界は凄まじいスピードで変化を続けており、「ライフワークバランス」や「女性の社会進出」など、昔では存在しえなかった新しい価値観が次々に生まれ、尊重されなければならないものとして認められています。
そのような社会の流れを無視して、やたらと昔の話を持ち出してくる上司は、多くの部下に「相容れない」と飽きられてしまう可能性があります。
他人と比較して評価してくる
他人と比較して評価してくる上司は、部下との信頼関係を築くことが難しいです。
よくあるのは、「前の◯◯くんはよくできたのに、君はなんでこんなこともできないんだ」と前任者と比較するケースです。
人それぞれにある長所や短所を理解しようともせず、上司にとって都合の良い側面だけを基準に部下を比較する上司は、周囲の理解を得ることが難しいでしょう。
口が軽い
口が軽い上司は、周囲の理解を得られにくいでしょう。
仕事は1日の就業時間が長いことから、止むを得ず、上司に心身の不調や私生活のトラブルについて話さなくてはならないケースがあったり、あるいは本当に信頼して相談する場合があります。
そんな部下の信頼を裏切って、許可なく周囲にペラペラと口外する上司は、多くの人から「この人は、相容れないなぁ」と思われてしまいます。
上司と相容れないのはあなたに原因があるかも
上司と相容れない原因のすべてが上司自身にあるわけではありません。
相性が悪い理由はもしかしたらあなたにあるという可能性は否定できないでしょう。
どんな上司の下についてもあなたにとって合わないと感じるのであれば、一度あなた自身の振る舞いについて見直してみる必要があるかもしれません。
ここでは、そんな部下の特徴をご紹介していきます。
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上司と相容れない部下の特徴
主体性が強すぎる部下
主体性の強すぎる部下は、上司とは相容れません。
理由は、自分の発案で仕事を完結させることによって、会社から高く評価されたいと考えているためです。
そのため主体性の強い部下は自分の思い通りに仕事を進めようとします。
上司がこのような部下を持った場合は、こまめに仕事の進捗確認をし、適度にコミュニケーションをとることで部下をコントロール下に置くことが可能となります。
上司のさらに上司と直接親しくする部下
上司と相容れない部下の特徴としては、上司のさらなる上司と親しくする点が挙げられます。
具体例としては、上司の役職が課長であれば、課長を飛び越えて部長と親しくなる部下です。
課長の立場としては、部下が部長と親しくされるのは不愉快でしかありません。場合によっては自分の立場が弱体化するのではないかと懸念されるためです。
部下がこのような行動をとった場合には、上司である課長も、積極的に部長と親しくなるようにアクションを起こすことで、部下の突出した行動を抑制することができます。
会社の暗黙のルールを守らない部下
上司と相容れない部下の特徴として、部下が会社の暗黙のルールを守らないことが挙げられます。
具体的な暗黙のルールとしては、始業5分前には出社しており、仕事開始の準備ができていることや、上司よりも早く出社し、上司よりも遅く帰ることなどが挙げられます。
また、頻繁にトイレ休憩したり頻繁に喫煙室に行ってしまうことも、暗黙のルール違反として挙げられます。
このような暗黙のルール違反を繰り返す部下に対しては、穏やかに注意を促し、会社の規則違反ではないが会社の秩序を守るようにと注意することで、部下を上司のコントロール下に置くことが可能となります。
仕事のできない部下
上司と相容れない部下の特徴としては、仕事を遂行する能力が低いことが挙げられます。
部下の仕事におけるパフォーマンスが低いと、上司自身の人事評価も悪くなってしまうため、上司は部下を厳しく叱責する傾向があります。
そして、上司による部下への叱責が重なることで、上司と部下の関係は修復不能な状態に陥ることも稀ではありません。
この点は、上司の力ではどうにも解決することは困難です。そのため上司は、自分自身の上司に対して、仕事のパフォーマンスが低い部下を他の部署に人事異動させることを上申するしか解決する方法はありません。
もちろん適材適所の人事異動が必要という名目で、上申するのです。
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上司と性格が正反対の部下
上司と相容れない部下の特徴としては、上司と部下の性格が正反対のケースが挙げられます。
具体例としては、上司が几帳面で真面目な性格であるのに対し、部下が大雑把な性格であるケースです。
仕事の結果は問題なくても、仕事を進めていくプロセスにおいて、部下はマイペースで仕事を進める一方、上司はイライラし続けることになります。
このようなケースにおいても、解決する方法は部下を他の部署へ人事異動してもらうことです。上司や人事部への上申理由としては率直に「性格が正反対で仕事がやりにくい」ことで問題ありません。
職場で相容れない上司との接し方
自分の行動を振り返っても上司と相容れない原因がわからない場合は、やはり相手に問題があるかもしれません。
その場合は一体どうするのが最善なのでしょうか。
ここでは効果的な対処法をご紹介していきますので、できそうなものから参考にしてみてください。
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完全に無視する
もしも職場で業務上特に必要以上に会話を必要としない関係性なのであれば、とにかく無視を貫くのが一番の対処法です。
下手に話をしようとすればこちらの言葉尻を捕らえては何かと攻撃してくるかもしれません。
自分からわざわざ不快になる人と会話をする必要はありませんので、可能なのであれば無視が一番です。
挨拶程度に留めておく
仕事上で特に関わることはないけれど、席が近い・職場が狭いなどの場合は完全無視を貫いてしまうと周囲の空気まで悪くなってしまうかもしれません。
気まずくなってしまうようであれば仕事に影響を及ぼしてしまうので、無難に挨拶だけは交わしておきましょう。
おはようございます!と笑顔で挨拶しながらも決して立ち止まらず、目を合わせず通り過ぎるようにしておけば無難に過ごせるでしょう。
下手に出てほめ殺しにする
もしもすぐこちらを攻撃してくる、嫌味を言ってくる、粗をさがしてくるようなタイプの上司であれば、効果的なのは『ほめ殺し作戦』です。
そのようにネチネチ相手を攻撃してくるようなタイプの人物は褒められ慣れてなく、自分に自信がないことが多いです。
とにかくどこか良い部分を見つけては褒めまくってあげたり、こちらが何も知らないふりをして持ち上げてあげることでとたんにたじろぎ、先程までの勢いをなくすことが多いです。
仕事で結果を出す
相手がぐうの音も出ないようにするには、仕事で結果を出すことです。
相手に何も言わせないほどに真面目に努力して結果を出していれば周囲も認めてくれますし、みんながあなたの味方になってくれます。
相手は味方がいなくなるので何も言えなくなるでしょう。
相性がいいと感じる上司の特徴
これまでは相容れない上司についてご紹介してきました。
ではその逆に多くの人が感じる「馬が合う上司」、「相性が良い上司」には一体どのような特徴があるのでしょうか。
その共通点を見つけていけばもしかしたらあなたにあった上司を見つけることができるかもしれません。
質問をすると、自分が求めていた返答がある
皆さんは上司に対して何か質問をした時、上司の返答を聞いて「そういう意味で聞いたわけじゃないんだけどな」と感じたことはありませんか?
また、「自分が知りたいのはそこじゃないのに」と思ったことはありませんか?
相性が良い上司とは、言葉の受け取り方や質問した時の返答が、自分がイメージしていたものに近い場合が多いでしょう。
逆に相性が悪い上司とは、そういったコミュニケーションがスムーズにいかないことが多々あります。
共通点が多い
出身地が同じ、子供の年齢が同じなど、共通の話題があると雑談をする機会が増え、結果的に相性の良い上司になることもあります。
上司とは話しにくいこともあると思いますが、たとえば上司が子供の話をしたがっている場合には聞いてあげる、などの対応で関係性が良くなることが期待できます。
趣味が似ている
前項と共通する部分がありますが、やはり共通の趣味があると雑談などで関係性が良くなり、結果的に相性が良くなる場合もあります。
とはいえ、趣味の話をする場合でも基本的には上司を持ち上げる心持ちでいたほうが、業務もやりやすくなるでしょう。
親密な相談もできる
上司と部下の関係の基本はコミュニケーションです。
上司と部下がしっかりとコミュニケーションを取れていると、相性が良いと言えるでしょう。
プライベートな相談なども自然にできている場合は相性が良い可能性が高いです。
相容れない上司と上手に付き合っていきましょう
相容れない上司や部下の特徴や、相性が良いと感じられやすい上司の特徴をご紹介してきました。
あるある!と思うものや意外だと感じるものもあったかもしれません。
そして原因は上司ではなく自分にあることも忘れてはいけない事実です。
上司はすぐに変えることできるわけでないので、このことをしっかりと踏まえて適切な対処をしていきましょう。
ストレスを少しでも無くすことが結果を出すためには必要不可欠です。