あなたの周りにも、新人なのに愛想がなくて関わりづらいな…と感じる人はいませんか。
社会に出れば、愛想良く振る舞うことも大切だと分かりそうなものですが、中には新人なのに愛想がない人というのもいます。
それは一体、なぜなのでしょうか。
ここでは、なぜ新人なのに愛想がないのか?といった理由や、愛想がない新人と上手に付き合っていく方法をご紹介します。
目次
新人なのに愛想がない心理的な理由
まずは、新人なのに愛想がない心理的理由から見ていきましょう。
新人なのに愛想がないと、「もう少し愛想良くできないの?」「愛想がなくて可愛げがない」と感じてしまうものですが、もしかすると何か心理的な理由があって、愛想がないように見えるだけかもしれません。
新人なのに愛想がない心理的理由には、こんなものが考えられます。
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緊張している
相手は新人なので、単純に緊張していて表情が固くなってしまい、その結果として愛想がないように見えているのかもしれません。
人は緊張すると、表情を作るのが下手になります。
今までと環境が変わり、慣れない生活で緊張しているために愛想がないように見えることは、十分考えられるのではないでしょうか。
人と話すのが苦手
人と話すのが苦手な人も、愛想がないと思われがちです。
愛想良く振る舞うというのは、言わばコミュニケーション能力の一つ。
人と話すのが苦手な人も多く、世の中は社交的な人ばかりではありません。
目の前のことでいっぱいいっぱいになってしまい、愛想良く振る舞えない人もいるのです。
相手である上司や先輩のことが苦手
他の人と話す時には愛想良くしているのに、自分と話す時だけ無愛想なら、話し相手であるあなた(上司や先輩)のことが苦手という可能性もあります。
誰でも、苦手な人といる時は「早くこの場を去りたい」と思うもの。
その気持ちが表情にも出てしまい、愛想がない態度になってしまっているのかもしれません。
プライドが高い
新人であってもプライドが高く、自分に自信を持っている人もいます。
プライドの高い人は、愛想良く振る舞うことを相手に媚びていると感じることが多く、嫌悪感を抱くことも少なくありません。
「自分はできる人間なのに、なぜ愛想を振りまかないといけないんだ」と思っているため、故意に愛想のない態度を取っているのでしょう。
周りからどう思われても気にしない
新人なのに愛想がない人には、自分が周りからどう思われるのかを気にしないタイプもいます。
大抵の人は周りからの評価が気になり、少しでも良い評価を得るために愛想良くしているのでしょう。
しかし自分がどう思われても気にしない人、どうでもいい人は周りからの評価に無頓着なので、愛想良くした方が得だという心理もないのです。
新人を無愛想にさせる先輩の特徴
新人なのに愛想がない!とあなたは憤りを感じているかもしれませんが、もしかすると先輩側に「新人を無愛想にする原因」があるのかもしれません。
自分に当てはまるものがある場合は、自分自身の言動を改めることをおすすめします。
威圧感がある・威圧的な態度を取る
先輩だからといって、威圧的な態度を取っていませんか。
見た目や態度に威圧感があると、新人は先輩の前で萎縮してしまいます。
言いたいことはおろか「早く帰りたい」と思ってしまい、愛想良く振る舞うことなどできなくなってしまうでしょう。
先輩としての威厳は大切ですが、威圧的な態度になっていないか今一度確認してみてください。
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仕事ができない
先輩が仕事ができないなど、新人から見て「尊敬できない」人である場合、新人であっても無愛想になりやすいです。
特に、周りからの評価や相手に認められたいという気持ちが強い新人の場合、仕事ができない先輩に愛想を振りまいても意味が無い、と感じてしまうのです。
自己中心的・自分勝手
自己中心的で自分勝手なことばかり言う先輩も、新人を無愛想にさせてしまいます。
指示がその都度違っていたり、自分の都合でやるべきことを変えたりしてくる先輩は、新人からしても戸惑うことでしょう。
新人のその戸惑いが、「無愛想」という状態を作り出しているのかもしれません。
常に命令口調
威圧感があることと似ていますが、常に命令口調で話しかけてくる先輩は、新人からしてもあまり関わりたくないと思うもの。
命令口調で話しかけると新人は怯えてしまい、より表情が固くなってしまいます。
あまりにも強い命令口調であると、パワハラと言われる可能性もあるので、新人に命令口調で指示を出している人は気をつけた方が良いでしょう。
無愛想な態度で話しかける
先輩側が無愛想な態度で新人に話しかけていると、話しかけられた新人も当然無愛想な態度になります。
愛想の良さはコミュニケーション能力でもあるので、先輩側が無愛想な態度、つまり「私に関わらないで」というオーラを出していることで、新人もそれに合わせてしまうのです。
自分自身が無愛想になっていないか、客観的に確かめてみてください。
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職場の可愛げがない新入社員との上手な付き合い方
職場の愛想がない新人と上手に付き合っていくことも、先輩としての大事な役目です。
新人なのに愛想がない人にも理由がちゃんとあるので、なぜ愛想がないのか?を見極めることも大切。
自分自身に新人を無愛想にさせる原因が思い当たらないのであれば、以下のことを試してみてください。
優しく声をかける
新人は慣れない環境に緊張しているだけかもしれないので、優しく声をかけてあげましょう。
「先輩は怖い」という先入観がある新人もいますから、優しく声をかけるのは非常におすすめ。
新人の緊張をほぐし、良い意味で新人がリラックスできる環境を作ってあげてください。
笑顔で接する
優しく声をかけることと似ていますが、新人に話しかける時は笑顔で接することが大切です。
新人にとっては、どうしても相手が先輩というだけで威圧感を抱いてしまうことも少なくありません。
笑顔はそれだけで緊張をほぐしてくれるので、愛想がない新人には常に笑顔を心がけることをおすすめします。
冷静に今の状況を伝える
もし、新人が愛想がないことで置かれている状況が悪くなっているのなら、そのことを冷静に伝えてあげましょう。
感情的にならず、冷静に伝えることがポイントです。
愛想がないことで周りからどう思われているか?や、周りからの評判、仕事のやりにくさなどを冷静に伝えることで、新人の愛想がない本当の理由が分かるかもしれません。
良いところを褒める
新人がプライドの高いタイプだった場合、良いところを褒めることで心を開いてくれる可能性もあります。
このタイプは、自分のことを認めてくれる人には心を開いてくれることが多いので、まずは心を開いてもらうことから始めましょう。
そうすれば、あなたの言葉にも素直に耳を傾けるようになるはずです。
一定の距離感を保つ
もし、何をしても愛想がない新人と上手に付き合っていけないと感じたのなら、必要最低限の関わりだけにするのもアリ。
人には、どうしても相性の善し悪しがありますし、生理的に合わない人というのもいるからです。
仕事に支障のない程度に関わるようにし、必要以上に気にしないようにすることも、時には必要なのです。
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愛想がない新人には必ず理由がある
新人なのに愛想がない理由と、愛想がない新人と上手に付き合っていく方法をご紹介しました。
愛想がない新人も、好きで無愛想な態度を取っているとは限りません。
本当は愛想良くしたいのにできないという人もいるんだ、ということを覚えておきましょう。
まずは愛想がない理由を探り、その上でどう付き合っていけばいいのかを判断するのも、先輩としての腕の見せどころですね。