こすい人について、紹介します。
あなたの周りにも、『こすい人』はいませんか。
そもそも『こすい人』とは、どんな人を指す言葉なのでしょうか。
ここでは、こすい人について特徴や心理、性格などを詳しく見ていきたいと思います。
また、記事の最後にはこすい人への対処法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
こすいの意味とは
まずは、『こすい』の意味から紹介します。
『こすい』というのは、今でこそ全国的に広まった言葉ですが、元々は西日本を中心に使われていた方言です。
意味には、以下のものがあります。
- 人を欺いて自分に有利に立ち回るさま。
- 狡猾である。ずるい。
- ケチ。
『こすい』の類語には、あくどい、ずる賢い、セコいなどがあるので、褒め言葉ではないことは明白。
実際、『こすい』は褒め言葉として使うことはなく、もし言われたら相当ずる賢いことをしていたのでしょうね。
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こすい人の特徴
続いて、こすい人の特徴について紹介します。
こすいの意味でも紹介したように、『こすい』は良い意味で使う言葉ではありません。
そんな『こすい』と言われてしまう人には、どんな特徴があるのでしょうか。
以下に当てはまる人は、周りからこすい人だと思われているかもしれません。
損得勘定で動く
こすい人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。
こすい人は、自分の利益を何よりも最優先にしています。
それはつまり、こすい人が損得勘定で動いているということ。
自分にとって得をすると思えば行動しますが、損をすると思えば絶対に行動することはありません。
お金に細かい
こすい人の特徴には、お金に細かいことが挙げられます。
こすい人はずる賢い人ですが、中でもお金に関しては非常にシビア。
自分が損をしたくないという気持ちが強いので、他人の為にお金を使うことはないでしょう。
デートや後輩との食事であっても、1円単位で割り勘することも少なくありません。
相手によって態度を変える
こすい人の特徴には、相手によって態度を変えることが挙げられます。
こすい人は、偉い人や権力者など自分にとって有益だと思われる人と、特に利益をもたらしてくれない人とでは態度がガラリと変わることも。
上司に媚びを売り、後輩にきつく当たるのが典型的なパターンです。
他人を利用する
こすい人の特徴には、他人を利用することが挙げられます。
こすい人は、自分に有利な状況を作るためなら、他人を利用することも躊躇いません。
むしろ、他人を利用するのは当たり前、くらいに考えている人も多いです。
他人を利用することを悪いことだと思っていないので、周りから嫌われるのは時間の問題だと言えるでしょう。
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頭の回転が速い
こすい人の特徴には、頭の回転が速いことが挙げられます。
こすい人は、何度も言いますが自分の利益が最優先。
そのためなら、人を欺くことも少なくありません。
その場その場で対応の仕方を変えたり、流れを変えたりするのは、こすい人が頭の回転が速いからだと言えるでしょう。
こすい人の心理
続いて、こすい人の心理について紹介します。
こすい人の特徴については先ほど紹介した通りですが、なぜこすい行為をするのでしょうか。
なぜこすいことをするのか、その理由を知るためにも、こすい人の心理を見ていきましょう。
損をしたくない
こすい人の心理には、損をしたくないというものが挙げられます。
こすい人は損得勘定で動くことからも分かるように、『損をしたくない』という気持ちが人一倍強いもの。
ほんの少しでも損をしたくないからこそ、人を利用してまで自分に有利に立ち回るのでしょうね。
自分が良ければいい
こすい人の心理には、自分が良ければいいというものが挙げられます。
こすい人は、基本的に自分のことしか考えていません。
自分さえ良ければ、周りはどうなっても構わないのです。
周りのことを考えられる人であれば、他人を利用することなど有り得ませんからね。
自分は頭がいいと思っている
こすい人の心理には、自分は頭がいいと思っていることが挙げられます。
こすい人は、自分が有利になるためにどうすればいいのか?を常に考え、その場で発言や行動を変えながら生きています。
そんなことができるのは、ある意味頭がいいから。
こすい人自身もそのことを分かっているので、『自分は頭がいい』と思っているのです。
得して生きていきたい
こすい人の心理には、得して生きていきたいというものが挙げられます。
こすい人は、いかに少ない努力で大きな利益を出すか、を念頭において生活しています。
少しでも多く得をしたい、楽に生きたいと思っているからこそ、人を利用して自分はいいとこ取りをするのでしょうね。
人を見下す
こすい人の心理には、人を見下すことが挙げられます。
こすい人は、自分がやっている行為は決して悪いことではなく、『頭がいいゆえのこと』だと思っています。
そのため、無意識に人を見下す癖がある人も少なくありません。
上から目線になったり、人を見下すのは嫌われる原因だと言えるでしょう。
こすい人の性格
続いて、こすい人の性格について紹介します。
こすい人は、何度も言いますがずるくて自分のことしか考えていない人。
そんなこすい人には、どんな性格の特徴があるのでしょうか。
こすい人には、以下のような性格の人が多いようです。
ずる賢い
こすい人の性格には、ずる賢いことが挙げられます。
こすい人は、とにかくずる賢いもの。
人を欺き、自分が得をするように動くのはずる賢い以外の何物でもないでしょう。
場合によっては、人を騙して自分が利益を得ようとすることもあるので、気をつけなくてはなりません。
あくどい
こすい人の性格には、あくどいことが挙げられます。
ずる賢いことと似ていますが、こすい人は『あくどいやり方』で自分が得をするように仕向けることも少なくありません。
人を騙したりするのがその例で、自分以外の人がどうなってもかまわない、自分が良ければいい、という気持ちの現れですね。
世渡りが上手い
こすい人の性格には、世渡りが上手いことが挙げられます。
こすい人は、職場などの人がたくさんいる場所で『誰に従うのが一番いいか』を見極める能力に非常に長けています。
そのため、上司に媚びを売って昇格するなど、世渡りが非常に上手いのです。
世渡り上手が、こすい人には染み付いているのでしょうね。
合理的
こすい人の性格には、合理的なことが挙げられます。
こすい人は、利益を求める合理的な性格をしています。
めんどくさい工程はできるだけ省き、時間をかけずに大きな利益を生み出すことを目的にしていますから、仕事でも非常に合理的な選択をしていくでしょう。
嘘つき
こすい人の心理には、嘘つきなことが挙げられます。
こすい人は、まるで挨拶をするかのようにスラスラと嘘をつきます。
それこそ非常にナチュラルに、嘘をつくでしょう。
自分が得をするためなら、嘘をつくことも何とも思わないのです。
こすい人本人も、何が嘘で何が本心なのかが分からなくなっていることもあるようです。
やることがこすい人への対処法
最後に、やることがこすい人への対処法を紹介します。
やることがこすい人が職場などの身近にいた場合、どう対応すれば良いのでしょうか。
自分が被害を受けないよう、やることがこすい人へは以下のような方法で対応していきましょう。
距離を置く
やることがこすい人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
やることがこすい人とは、できるだけ関わらないようにするとがベスト。
関わりを持てば、それだけ自分が被害を受ける可能性が高くなるからです。
また、こすい人は狡猾でバレないように欺いてくるので、距離を置いて関わらないようにするのが一番なのです。
文章を残しておく
やることがこすい人への対処法には、文章を残しておくことが挙げられます。
やることがこすい人と何か約束事をするときには、口約束ではなく『文章』にして残しておきましょう。
こすい人は、自分に都合の悪い流れになってくると、『そんな約束はしていない』としらを切ることも。
これを防ぐためにも、必ず文章で残しておいてください。
プライベートな話はしない
やることがこすい人への対処法には、プライベートな話はしないことが挙げられます。
やることがこすい人は、何をきっかけに近づいてくるか、自分を欺いてくるか分かりません。
ですから、『欺かれるきっかけ』は与えないようにしましょう。
プライベートな話は、こすい人にはしないのが鉄則です。
お金の貸し借りはしない
やることがこすい人への対処法には、お金の貸し借りはしないことが挙げられます。
やることがこすい人に限ってではありませんが、お金の貸し借りはするべきではありません。
こすい人は、自分が貸すことは絶対ないのに、借りることはあります。
そして、場合によっては踏み倒したり、貸した金額よりも少ない金額しか返してもらえなかったりするでしょう。
自分の意思をはっきり伝える
やることがこすい人への対処法には、自分の意思をはっきり伝えることが挙げられます。
利用されたくない、という気持ちは、はっきりとこすい人本人に伝えましょう。
できることなら、あなたとこすい人以外の誰かがいるときに伝えるとGood。
第三者が聞いている状況を作ることで、こすい人も言い逃れできなくなりますね。
まとめ:こすい人には要注意!関わらないが一番
こすい人について、特徴や心理、性格などを紹介しました。
こすい人はずるい、ずる賢い、ケチなど、あまり良い意味はありません。
特にお金に関しては1円単位にまでこだわるなど、とにかくケチな印象があります。
こすい人は自分のことしか考えず、周りはどうなっても構わないと思っているので、なるべく関わらないようにしましょう。