涼しい顔について、紹介します。
あなたの周りにも、やたらと涼しい顔をしている人はいませんか。
何があっても表情を変えない人、というイメージのある『涼しい顔』ですが、一体どんな人のことを言うのでしょうか。
ここでは、涼しい顔をする人について、特徴や心理を詳しく見ていきたいと思います。
また、記事の最後には、涼しい顔と言われるためにやるべきことについても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
涼しい顔の意味とは
まずは、『涼しい顔』の意味から紹介します。
『涼しい顔』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
自分にも関係があるのに、他人事のように知らん顔している様子
何事にも動じず、冷静なこと
何があっても平然としている様子
本当は辛いのに、辛さを顔に出さず平然としている人などに対し、『涼しい顔』と言ったりしますよね。
しかし『涼しい顔』の本来の意味は、悪いことをしているのに知らないフリをする、知らんぷりするといった意味になりますので、間違えないようにしましょう。
涼しい顔は褒め言葉?
『涼しい顔』は、果たして褒め言葉なのでしょうか。
涼しい顔は、辛い気持ちを表に出さない、我慢強いなどの意味合いで使われることも多いのですが、本来の意味は自分にも関係がある、事実を知っているにも関わらず、他人事のように振舞ったり知らんぷりする、というもの。
知らんぷりするわけですから、決して褒め言葉として使われているわけではないことは明らかですよね。
『悪いことをしているのに、しらばっくれている』ことを、涼しい顔をしているというので、褒め言葉ではありません。
涼しい顔の特徴
では続いて、涼しい顔の特徴について紹介します。
涼しい顔をしている人、周りからそう見られている人には、どんな特徴があるのでしょうか。
涼しい顔の男性、涼しい顔の女性に共通する特徴には、以下のものがあります。
嘘をつくのがうまい
涼しい顔をする人の特徴には、嘘をつくのがうまいことが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、『当事者であるにも関わらず知らんぷりをする』わけですから、つまり『知らないと嘘をつく』わけです。
事実を知らない人であれば、涼しい顔の人が当事者であることは分からないでしょう。
それだけ、嘘をつくのがうまいのです。
ずる賢い
涼しい顔をしている人の特徴には、ずる賢いことが挙げられます。
涼しい顔をする人はずる賢いので、常に自分にとって優位な状況になるように考えて発言しています。
知ってることを他人事のように知らないと言い張るのも、その方が自分にとって都合が良いからに過ぎません。
冷静
涼しい顔をしている人の特徴には、冷静なことが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、いつでも落ち着いていて冷静な対応ができることが特徴。
自分が当事者である話を持ち出されたら、大抵の人は焦ってしまいますが、涼しい顔をしている人は冷静なので、慌てふためくことはありません。
余裕がある
涼しい顔をしている人の特徴には、余裕があることが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、冷静で落ち着きがあることからも分かるように、どこか余裕を感じさせるもの。
気持ちに余裕があるからこそ、何事にも動じず、何があっても平然としていられるのでしょうね。
表に出さない
涼しい顔をしている人の特徴には、表に出さないことが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、自分の感情を表に出すことがありません。
喜怒哀楽を表情に出さないため、周りからは『何を考えてるのか分からない』『不気味な人』などと思われていることもあるでしょう。
涼しい顔をしてる人の心理
続いて、涼しい顔をしてる人の心理について紹介します。
涼しい顔をしてる人は、一体どんなことを考えているのでしょうか。
自分も当事者なのに知らないふりをするのはなぜなのか、その理由を知るためにも涼しい顔をしてる人の心理について見ていきましょう。
本心を知られたくない
涼しい顔をしている人の心理には、本心を知られたくないというものが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、自分の本心を知られたくないという気持ちが強いです。
自分の気持ちを知られたくないからこそポーカーフェイスになり、その結果が『涼しい顔』と言われるようになっただけの話なのです。
関わりたくない
涼しい顔をしている人の心理には、関わりたくないというものが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、本当のことを知っているのに、『知っている』という雰囲気を出しません。
それは、相手の人と関わりたくないから。
知っていると認めれば関わりができてしまいますが、知らないふりをしていれば関わらずに済むので、涼しい顔でやり過ごそうとしています。
責められたくない
涼しい顔をしている人の心理には、責められたくないというものが挙げられます。
涼しい顔をしている人にも、ちゃんと悪いことをしたという自覚はあります。
しかし、自分がやったと認めれば責められるのが分かっていますから、責められるのが嫌で本当のことを白状することができません。
楽をしたい
涼しい顔をしている人の心理には、楽をしたいというものが挙げられます。
涼しい顔をしてやり過ごしてしまえば、自分が周りからとやかく言われることはありません。
そうなればその場から解放されますし、そもそも何があっても平然としていれば、周りも信じてくれるもの。
それが一番楽であるため、涼しい顔をしています。
めんどくさい
涼しい顔をしている人の心理には、めんどくさいというものが挙げられます。
元はと言えば自分がまいた種だとしても、いざそれがバレそうになると『めんどくさい』と思ってしまうもの。
めんどくさいことを避けるため、あえて涼しい顔をしてその場をやり過ごそうとする人は、意外と多いのかもしれません。
涼しい顔だと言われるためにやるべきこと
最後に、涼しい顔だと言われるためにやるべきことについて紹介します。
『涼しい顔』というのは、決して誇れることではありません。
しかし、辛さを顔に出さない、我慢強いという意味では、『涼しい顔』も良いものですよね。
そんな良い意味で涼しい顔と言われるためには、以下のことを試してみてください。
感情的にならない
涼しい顔と言われるためにやるべきことには、感情的にならないことが挙げられます。
たとえば嫌なことがあったとき、イライラしたときにすぐに感情的になってしまう人は、涼しい顔と言われることはありません。
感情的にならないよう、感情のコントロールを意識していきましょう。
ポーカーフェイスになる
涼しい顔と言われるためにやるべきことには、ポーカーフェイスになることが挙げられます。
ポーカーフェイスとは、感情を表情に出すことがなく、いわゆる『何を考えているのか読み取れない』こと。
感情を表に出さず、表情を一定に保つことを意識してみてください。
どんなときも落ち着いて過ごす
涼しい顔と言われるためにやるべきことには、どんなときも落ち着いて過ごすことが挙げられます。
涼しい顔をしている人は、いつでも冷静で落ち着いた対応のできる人でもあります。
ちょっと予想外のことが起こったからといって、慌てふためくことはありません。
慌てそうになっても深呼吸するなど、落ち着いて過ごすようにしましょう。
気持ちに余裕を持つ
涼しい顔をしていると言われるためにやるべきことには、気持ちに余裕を持つことが挙げられます。
気持ちに余裕がなければ、涼しい顔でその場をやり過ごすことなどできません。
落ち着きという点からも、気持ちに余裕を持つことは必要不可欠だと言えるでしょう。
冷静さを保つ
涼しい顔と言われるためにやるべきことには、冷静さを保つことが挙げられます。
落ち着いて過ごすことと似ていますが、冷静さがなければ涼しい顔と言われることはありません。
何があっても平然としていられるのは、冷静だからゆえのこと。
何が起きても慌てず、冷静さを保つことを心がけていきましょう。
まとめ:涼しい顔をするのは良いこととは限らない
涼しい顔をしている人の特徴や心理、涼しい顔と言われるための方法について、紹介しました。
涼しい顔というのは、当事者であるにも関わらず、他人事のように知らないふりをするというもの。
つまり、必ずしも良いこととは限らないのです。
周りから『涼しい顔をしてるね』と言われたときには、シチュエーションなどから良い意味なのか悪い意味なのかを判断していく必要があると言えるでしょう。