気になる相手との初デートは、男性にとっても女性にとっても特別なひと時です。試すわけではありませんが、相手との距離を近づける第一歩でもあるため、相手がどのような接し方をするのかや対応を見てしまうでしょう。
人それぞれ初デートの理想もあるなか、現地解散になった時に違和感や寂しさを感じてしまう人は少なくありません。初デートで現地解散を選ぶのはなぜなのか、心理やメリット・デメリットなどを紹介していきます。
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目次
なぜ?初デートで現地解散する人の心理
初デートにも関わらず現地解散をしようとする人は何を考えているのか知りたいと思う人は多いでしょう。特に現地解散と言われてしまった側は相手に気持ちがないのではないか、また自分がデート中に何かしてしまったのではないかとモヤモヤしてしまうでしょう。
ここではそんな人の為に、初デートで現地解散する人の心理を紹介します。
慣れていない
異性とのデートをあまりしたことがない人にとって、一般的なデートの仕方などは分かりません。友達と遊ぶ徳と同じ感覚で現地解散をしているのです。
特に男性がデートに慣れていないと、現地解散をしてしまい女性をがっかりさせてしまう傾向にあるようです。
疲れてしまった
いくら好きな相手であっても、他人と一緒に時間を過ごすことは気を使うこともあり疲れを感じやすくなります。またデート先が遊園地など体力を消費しやすい場所の場合、余計に疲れを感じ、早く帰りたいと思ってしまうことがあるでしょう。
現地解散は早く帰りたいという気持ちの表れなのです。
時間がない
仕事で忙しい人にとって、デートの時間を作るのは難しいことです。少しの間だけでもデートするために仕方がなく現地解散にしているのです。
2人だけでゆっくりする時間を長くとることを考えたら、行き帰りは我慢が必要になってしまったということです。
何か隠し事がある
デートの相手に知られたくない秘密がある人は、現地解散にする傾向があります。自宅まで送って貰うことで、その秘密がバレてしまうことを恐れているのです。
浮気をしている・住んでいる所を隠しているなど理由は様々で、デート場所以外を出歩くことで、誰かに見られてしまう恐れも高くなってしまいます。
緊張してしまう
初めてのデートに緊張してしまう人は少なくありません。家まで送ってもらう事になれば、その緊張が続くことになります。
一緒にいたいという気持ちよりも、この緊張から逃れたい一心なのでしょう。
初デートで現地解散する人は脈あり?脈なし?
よく恋愛について書かれたサイトに「初デートで現地解散されたら脈なしってことだ」と載っていることがあります。恋愛経験豊富な人に相談しても同じように答えられるかもしれません。
本当にそうなのでしょうか。初デートで現地解散する人の態度から、脈あり・脈なしを見てみましょう。
素っ気ない
現地解散で尚且つ別れ際の態度が素っ気ない場合、脈なしと言えます。初めてのデートでは、自分を良く見せたいという気持ちが強くなるなか、素っ気ない態度をするということは、良い印象を持たれなくても良いということです。
次の約束をする
現地解散であっても解散前に次の約束を交わしているのであれば、脈有りと言ってよいでしょう。脈なしであれば次の約束をすることはないです。
その日は現地解散するしかない事情があっただけで、次は時間の都合をつけてくれるはずです。
社交辞令
「また遊びましょう」「また連絡します」など、具体性のない言葉をかけてきたのであれば、社交辞令の可能性が高く脈なしと言って良いでしょう。本当に次につなげる気があるのであれば、「帰ったら連絡する」来週会いましょう」といった感じで、明確に示します。
とりあえず相手を傷つける内容に言葉を選んだとしかいえません。
振り返らない
現地解散で別れた後、一度も振り返ることが無い場合は脈なしです。デートが上手くいっていれば名残惜しくて、振り返り手を振るといった行動を取りたくなります。
できるだけ早く見えない位置までいきたいと思っている可能性があります。
連絡がすぐに来る
好きな人とは連絡が密になることが多いです。特に現地解散ともなれば、相手が無事に帰宅したか気になります。
帰宅確認の連絡が来たり、帰宅した報告の連絡がすぐに来れば、現地解散であっても脈ありと言えるのではないでしょうか。
現地解散するメリットとデメリット
現地解散することは悪いことだけではないと言えます。だからこそその方法を選択した人がいるのです。
ここでは現地解散で起こりうるメリットとデメリットを紹介します。現地解散にあまり良い印象を持たない人は特に参考にしてください。
メリット
会う機会を増やせる
デートの時に送り迎えをするとなると、その往復の時間も考えて予定を組む必要があります。忙しくてその時間が取れないとなると、会う機会を減らしてしまうことになります。
お互いが納得していれば、現地解散することでお互いの予定は合わせやすくなると言えるでしょう。
冷静になれる
初めてのデートでは感情が高ぶりすぎてしまい、周りが見えない状態になりやすいです。そんな状態では、相手のことを冷静に判断することができません。
現地解散をすることで、現実に戻りやすくなり、相手について冷静に考える時間ができるのです。
時間を有効に使える
現地解散をすることで、それぞれ自分の時間を作ることができ、時間を有効に使えるのでメリットと考えられます。デートのあとそのまま家に帰るとは限りません。
買い物をしたい・仕事に戻りたいと考える人もいるかもしれません。家が近いということであれば良いですが、遠い場合家まで送るとなるとデートの後に予定を組むことが難しくなってしまいます。
デメリット
印象が悪くなる
デートの後には男性が女性を、家または家の近くまで送るというのが一般的とされています。現地解散をすることで、男性は優しさが足りない・女性は楽しくなかったのでは?などネガティブな印象を持たれやすくなってしまいます。
現地解散をする時には、事前に理由をしっかり説明しておく必要があります。
一緒にいる時間が短くなる
デートを楽しんだあとは会話が弾むでしょう。現地解散をしてしまうと、せっかく会話が弾んでいるのを中断し帰らなくてはいけなくなります。
デートを振り返りながら家に送るのが楽しいひと時なのに、それができなくなるのはデメリットと言えるでしょう。
不安になる
心配性な人にとっては、現地解散は急に現実に引き戻されてしまい、急に不安になってしまいます。現地解散されてしまうのは、本当は楽しくなかったのではないか・無事に家に変えれているかなど、様々なことを考えてしまいます。また帰るまでのあいだ、考える時間を持ててしまうのです。
初デートで現地解散する人への対処法
現地解散する人の心理やメリットを紹介してきましたが、それを知ったうえでも初デートで現地解散は嫌だという人に、現地解散する人への対処法を紹介します。ここで紹介した対処法を参考にし、現地解散されないように工夫してみましょう。
家から近い場所でデートする
家から近いところでデートすることで、現地解散しづらい状況を作ってしまいましょう。現地解散する男性でも近くなら送ろうという気になりますし、現地解散したい女性でも「遠いから大丈夫」という断りができなくなります。
忙しい人でも自宅まで送りやすいのではないでしょうか。
あらかじめ話しておく
現地解散はしたくないという旨を伝えておきましょう。女性とのデートの経験が少ない人の場合、現地集合現地解散が普通であると思っているかもしれません。
あらかじめ現地解散はしないものと分かっていれば、初デートで寂しい思いをしなくて済むのではないでしょうか。
デート場所を工夫する
現地解散しづらいデート場所を選んでみましょう。近所のレストランや映画館といった場所の場合、現地解散しやすくなってしまいます。
遊園地や水族館など、少し遠距離な場所をデート場所に指定することで対処できます。
時間がしっかりとれる日を選ぶ
早く会いたいからといって少ない時間しか取れないような日を選んでしまうと、現地解散になってしまう可能性が高くなってしまいます。仕事帰りや予定の合間といった、デートだけを考えることができない人は避けた方が良いでしょう。
過去の話でアピール
価値観は人それぞれで、現地解散することに何の疑問も違和感も感じないという人もいます。直接的に現地解散をしないように言いづらいという人は、自分の価値観を知ってもらうために過去の話をするのも対処法の一つです。
「過去に現地解散をして寂しい思いをした」といったように、軽く伝えておくだけでも違ってくるでしょう。
現地解散を選ぶ理由によって脈ありな場合もある
初デートで現地解散と言葉だけ見てしまうと、相手は好意を持っていないのではないかと思うかもしれません。しかし「なぜ現地解散にしたのか」をしっかり聞くことで、一概に脈なしとは言えないのです。
時間がなかなか取れない中での現地解散となれば、時間がない中会う時間を作ってくれたのだと優しさを感じることができます。またデートの経験がなさ過ぎて、初デートで現地解散することを疑問に感じないということであれば、現地解散されてしまったことも納得できるのではないでしょうか。
現地解散になったからと言って、脈なしと落ち込む必要はないのです。