節度がない人について、紹介します。
あなたの周りにも、「節度がない人」はいませんか。
ここでは、自分勝手で自由なイメージのある「節度がない人」について、特徴や心理、嫌われる理由、節度がない人への対処法を詳しく見ていきたいと思います。
また、記事の最後には節度をわきまえる方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
関連記事はこちら▽ 節度のある人の態度や行動・服装の特徴|節度のある生活を送るには?
目次
節度がないの意味とは
まずは、「節度がない」の意味から紹介します。
「節度がない」を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
振る舞いに度を超えたところがあるさま
不適切な言動がある様子
簡単に言うと、言動が常識の範囲を超えているような場合に「節度がない」という表現をします。
周りが「さすがにちょっとやりすぎだよね」と思ってしまうような場合ですね。
ムードメーカーも、度を超えるとただの節度がない人になってしまう、ということを覚えておきましょう。
節度がない人の特徴
では続いて、節度がない人の特徴について紹介します。
節度がない人というのは、決して良い意味ではありません。
周りからそんな「節度がない人」だと思われてしまう人には、どんな特徴があるのでしょうか。
節度がない男性、女性の特徴はこちらです。
自己中心的
節度がない人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
節度がない人は、大抵が自分のことしか考えていない自己中心的な人です。
度を超えた振る舞いをしたら周りに迷惑がかかることなど、誰が見ても明らかですよね。
それを気にせず行えるのは、節度がない人が自己中心的だからだと言えるでしょう。
ルールを守らない
節度がない人の特徴には、ルールを守らないことが挙げられます。
節度がない人は、世間一般のルールを守らないことが多いです。
常に自分軸で動いているので、世間一般のルールを無視してマイルールを通すところがあるでしょう。
ルール違反は、度を超えた行為の典型的なものですね。
目立ちたがり屋
節度がない人の特徴には、目立ちたがり屋なことが挙げられます。
節度がない人は、周りよりも自分が目立ちたいという気持ちが強いです。
だからこそ、騒いだり人を巻き込んだりしてしまうのでしょう。
ムードメーカーと節度がない人が紙一重だと言われるのは、このためです。
損得勘定で動く
節度がない人の特徴には、損得勘定で動くことが挙げられます。
節度がない人というのは、目先の利益のためだけに動いてしまいます。
目の前の利益を得るためなら、周りの目などお構い無し。
欲があるのは決して悪いことではありませんが、度を超えて節度がなくなってしまうのは問題です。
感情のままに行動する
節度がない人の特徴には、感情のままに行動することが挙げられます。
節度がない人は、自分の気持ちが最優先。
そのため、自分の感情のままに行動し、周りに迷惑をかけることも少なくありません。
「自分がやりたいから」などの理由だけで、行動してしまいます。
節度がない人の心理
続いて、節度がない人の心理について紹介します。
節度がない人の特徴については先ほど紹介したとおりですが、節度がない人は一体どんなことを考えているのでしょうか。
節度がない人の心理は様々ですが、悪気がないことが多いようです。
詳しく見ていきましょう。
自分のやりたいことをしたい
節度がない人の心理には、自分のやりたいことをしたいというものが挙げられます。
節度がない人は、自分の気持ちに正直な人。
そのため、常に「自分のやりたいことをやりたい」と思っているのです。
やりたいことをやって何が悪いの?と、思っているのでしょうね。
楽しければいい
節度がない人の心理には、楽しければいいというものが挙げられます。
節度がない人は、世の中は楽しんだ者勝ちだと思っており、楽しければそれでいいのです。
つまらないこと、嫌なことをやっても楽しくないので、楽しむために周りを巻き込んでバカ騒ぎしてしまうのかもしれません。
目立ちたい
節度がない人の心理には、目立ちたいというものが挙げられます。
目立ちたがり屋タイプの節度がない人の場合、目立ちたい、注目されたいという気持ちがとにかく強いもの。
周りの人よりも目立ちたいので、大きな声で騒いだりするのです。
注目されることによって、承認欲求が満たされていくのでしょうね。
周りを楽しませたい
節度がない人の心理には、周りを楽しませたいというものが挙げられます。
節度がない人の中には、周りへの気遣いとして「節度がない行動」をしてしまう人もいます。
このタイプは沈黙が苦手なことが多く、職場の飲み会などで羽目を外してしまうこともあるでしょう。
周りを楽しませるために場を盛り上げようと試みた結果、節度がない人になってしまうパターンです。
自分が良ければいい
節度がない人の心理には、自分が良ければいいというものが挙げられます。
基本的に節度がない人は自己中心的なので、自分のこと以外は考えていません。
他の人のことなどどうでも良く、自分が良ければそれでいいのです。
周りに迷惑をかけている自覚はないので、当然ですが度を超えた行動が改善されることもありません。
節度がない人が嫌われる理由
ではここで、節度がない人が嫌われる理由について紹介します。
節度がない人は、十中八九嫌われます。
元々「節度がない」は褒め言葉ではありませんし、嫌われるのは仕方がないのかもしれません。
しかし、節度がない人はなぜ嫌われるのでしょうか。
節度がない人が嫌われる理由は、こちらです。
周りのことを考えないから
節度がない人が嫌われる理由には、周りのことを考えないからというものが挙げられます。
節度がない人は、自分のことしか考えておらず、周りのことは一切考えません。
自己中心的な発言や行動が多いのは言うまでもなく、振り回される方は嫌になってしまいますね。
フォローが大変だから
節度がない人が嫌われる理由には、フォローが大変だからというものが挙げられます。
節度がない人と一緒にいると、節度がない人の言動に振り回されるのは言うまでもありません。
そして、必然的にその他の人に対するフォローをしなくてはならないため、節度がない人と一緒にいたくない、と思うのでしょうね。
場の空気が悪くなるから
節度がない人が嫌われる理由には、場の空気が悪くなるからというものが挙げられます。
節度がない人の発言で、その場の空気が一気に悪くなった、という経験をしたことのある人もいるのではないでしょうか。
場違いな発言も多いので、周りが苦笑いをしてやり過ごす…ということも、少なくありません。
うるさいから
節度がない人が嫌われる理由には、うるさいからというものが挙げられます。
節度がない人は、たとえ公共の場であってもうるさくするなど、騒ぐことも多々あります。
人のことを考えていない典型的なパターンですが、近くにいる人からすると「非常識でうるさい人」以外の何者でもありませんね。
だらしないから
節度がない人が嫌われる理由には、だらしないからというものが挙げられます。
節度がない人は、生活習慣が乱れていたりやりたいことしかやらないなど、とにかく「だらしない」印象を与えることも多いもの。
一度そういうだらしない場面に出くわしてしまうと、「こんなにだらしない人とは関わりたくない」と思うのもわかる気がしますね。
節度がない人への対処法
続いて、節度がない人への対処法について紹介します。
職場などの身近なところに節度がない人がいると、正直ストレスも溜まりますしどう対応していいのか悩んでしまいますよね。
節度がない人への対応に困ったら、以下のような方法で対処していきましょう。
やんわり伝える
節度がない人への対処法には、やんわり伝えることが挙げられます。
いくら節度がない人に対してイライラしていたとしても、周りに人が大勢いる前で、いきなり頭ごなしに文句を言うのはNG。
節度がない人は悪気がないことも多いので、まずはやんわりと伝えてみましょう。
意外と、やんわり伝えるだけでも分かってくれるものです。
反面教師にする
節度がない人への対処法には、反面教師にすることが挙げられます。
節度がない人は、本人の意志とは関係なく、周りから距離を置かれるなど嫌われてしまいます。
そういう人のことは、反面教師にするのが一番。
「あんな行動をしていたら、周りからこういう扱いをされるんだ」「節度がない人にはならないようにしよう」と思うようにすれば良いのです。
距離を置く
節度がない人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
節度がない人の言動によって、あなたが何らかの被害を被っているのであれば、節度がない人とは距離を置きましょう。
自分の身を守るのが一番ですから、物理的な距離を置いて関わりを最小限にするのもありですよ。
上辺の付き合いにとどめる
節度がない人への対処法には、上辺の付き合いにとどめることが挙げられます。
節度がない人が職場の人である場合、関係を切るのは難しいですよね。
そういうときは、「仕事だけ」など上辺の付き合いにとどめておけばOK。
必要なときに話ができるのであれば、プライベートまで関わる必要はありません。
大人の対応をする
節度がない人への対処法には、大人の対応をすることが挙げられます。
節度がない人にイライラしても、頭ごなしに怒るのではなくグッと堪えて「大人の対応」をしましょう。
上手に聞き流す、スルーするなど、場の空気を悪くせずに済む方法があるはずなので、今以上に雰囲気が悪くならないような大人の対応をすることも大切です。
節度をわきまえるには
最後に、節度をわきまえるにはどうすれば良いのか、その方法について紹介します。
節度がないというのは、周りの人にも悪い印象を与えますし、決して良いことではありません。
もし、自分が節度がない人かもしれないなと思ったら、節度をわきまえるために以下のことを意識してみてください。
一般常識を身につける
節度をわきまえるには、一般常識を身につけることが挙げられます。
節度がない人は、世間一般のマナーやルールよりもマイルールを優先してしまうなど、はっきりいって非常識なところがあります。
まずは一般常識を身につけ、自分の言動の何が非常識だったのか、節度がないものだったのかを知ることから始めましょう。
TPOを意識する
節度をわきまえるには、TPOを意識することが挙げられます。
節度をわきまえるために何よりも重要なのは、「TPOに相応しい」かどうか。
たとえば、ジャージで会議やレストランに出向くのはNGですが、スポーツをするために体育館やジムに行くのであれば、特に問題はありませんよね。
節度をわきまえるためには、TPOに相応しいかどうかが何よりも重要なのです。
感情のコントロールをする
節度をわきまえるには、感情のコントロールをすることが挙げられます。
節度のある人は、いきなり騒いだりするなど、感情的になることはありません。
公共の場ではイライラしても感情を抑えるなど、感情のコントロールができる人でもあります。
イライラしたら深呼吸するなど、感情のコントロールをしていきましょう。
周囲への配慮を忘れない
節度をわきまえるには、周囲への配慮を忘れないことが挙げられます。
節度がない人は、自分のことだけで周りのことを一切考えていません。
だからこそ、周りから「節度がない」「非常識だ」と思われてしまうわけです。
仕事でもプライベートでも、最低限として周囲への配慮を忘れないようにしましょう。
生活習慣を整える
節度をわきまえるには、生活習慣を整えることが挙げられます。
生活習慣が乱れていると、どうしても節度をわきまえることはできません。
自堕落な生活をしている人に、節度があるとは思えないでしょう?
まずは気を引き締めるためにも、生活習慣を整えることから始めてみてください。
まとめ:節度がない人にならないように気をつけよう
節度がない人の特徴や心理、嫌われる理由、節度がない人への対処法、そして節度をわきまえる方法について紹介しました。
節度がないというのは、決して良いことではありません。
むしろ、社会人として、大人として恥じるべきことだと言えます。
節度は普段の行いから生まれるものですから、普段から意識して節度がない人にならないように気をつけていきましょう。