相思相愛とは、お互いのことを思いやっていたり、愛し合っている状態のことです。
すでに相思相愛のカップルでうまくいっているケースもあれば、カップルでなくてもお互いが惹かれ合ってる状態のケースもあります。
よく周りから見て「二人は相思相愛だ」なんて言われた人もいることでしょう。
では、具体的には一体どういうのが相思相愛なのでしょうか。
そういう今回は相思相愛の人たちの特徴についてご紹介してきますので、あなたに当てはまるかどうか確認しながらご覧ください。
もし当てはまらなくても、相思相愛になる方法についてもご紹介してますので、参考にしてみてください。
目次
相思相愛な人たちの特徴とは
ファッションテイストが似ている
相思相愛な人たちは、カップルか同性の友達かに関わらず、ファッションテイストが似ています。
その人の価値観、センス、趣味など人の相性を決める要素は、ファッションに現れやすいと言えます。
例えば、革ジャンやごついアクセサリーなどロックなテイストを好む人は、自分をしっかり持っていて曲がったことが嫌いというようにです。
もちろん例外はありますが、ファッションにはその人が「こうありたい」という願望も現れるので、その人の大切にしていることがわかると言えるでしょう。
また、相思相愛な人たちはネックレスや指輪などお揃いのアイテムを身につけていることが多いです。
これはいつもお互いのことを思っていたい、辛いときも相手のことを思えば頑張れるという気持ちの現れでしょう。
話し方が似ている
どんな話し方をするか観察してみると、その人の本性がよく現れています。
早口で話す人はせっかちで短気、おっとり話す人はおおらかで少し鈍感といったところです。
相思相愛な人たちはこの話し方のテンポや雰囲気が似ていて、お互いリラックスして自然に会話を進めています。
話し方のテンポは、普段の行動のスピードや頭の回転にも通ずるところがありますから、それが似ていると一緒に過ごしていて楽だと感じるでしょう。
逆にこれが合っていないと、どちらかが無理をして相手のスピードに合わせなければなりません。
また声のトーンにも注目すると、声の低いもの同士、高いもの同士が多いことに気づくでしょう。
声のトーンはテンションの高さを表すので、いつも楽しく笑顔で過ごしたい人は声が高い人、いつもゆったりリラックスして過ごしたい人は声が低い人を探すと相思相愛になれるのではないでしょうか。
パーソナルスペース関係なく距離が近い
相思相愛な人たちを観察すると、お互いに近い距離にいることがわかります。
これは男女が腕を組むといったケースだけではなく、同性の友達にも言えることです。
最近では娘と母親といった、親子で腕を組んでいるケースも見受けられます。
人には他人に入られると不快に感じるパーソナルスペースというものがあります。
親しい人にのみ許される接近距離はおよそ50cmと言われています。
これは、手を伸ばせば相手に触れる距離で、本能的に「この人は危害を加えてこない」と思う人だけに許されるものです。
それより近いところにいる人たちは、よほど相手のことを信頼し、家族のように思っている証拠と言えるでしょう。
不自然でない範囲で好きな異性に物理的に近づいてみると、脈があるかどうかよくわかるかもしれません。
お互い相手に対して放任主義
お互いに気持ちを向け合っていることを自覚しているカップルだからこそ、あまりベタベタとせずにお互いに好きなことをして過ごしている時間も多くなります。
相思相愛だからといっていつ見てもくっついているわけではなく、意外にお互いに自由なことをして生活しているのです。
相手のことを信頼しているからこそ、相手が一人になって何をしているのか気にしていません。
束縛することなく自由に過ごす時間を大いに楽しんでいるため、ストレスを感じずに付き合いを続けられます。
傍から見ているとそんなに放任主義で心配ではないかと思ってしまいますが、相手が裏切ることはないと心から信じているからこそ、そうした他者からの声も気にしていません。
ちょっとやそっとでは揺るがない、しっかりとした関係が築かれているのです。
会話がなくても気にしていない
相思相愛のカップルは、会話が盛り上がる時には笑顔も溢れてとことん盛り上がりますが、逆にそうでない時に無言が長く続いてしまっていても全く気になりません。
あまりにも黙っているので喧嘩をしているではないかと勘違いされてしまうこともありますが、そうではなく、会話がなくても気まずく思うような間柄ではないのです。
そういう関係が成り立っているのも、普段からしっかりとコミュニケーションを取っているためであって、沈黙をしていても焦りを感じていないことをお互いに理解しているからになります。
黙っていても何となく相手の気持ちがわかり、無言を気にせずに心穏やかに過ごせていることがわかっているので、無言が続くのです。
長年一緒に暮らしている熟年の夫婦のような落ち着いた雰囲気を漂わせています。
金銭感覚が似ている
お金の使いかたに関する考えが非常に近いこともあり、親しい間柄でも気を遣い合うことができています。
男性ばかりデートで奢らせることを心苦しく思っているので基本割り勘にしている、奢ってもらったら奢り返す、車の運転をしてもらったらガソリン代や駐車代は持つなど、お互いにどちらか一方がお金を出すようにならないように気をつけていたり、どちらかにだけ頼りすぎてしまわないように普段から注意をしているのです。
上手くいっている相思相愛カップルは金銭感覚がきちんとしており、お金のことで困ってしまうことがありません。
金銭に対する意識のズレはカップルの破綻の大きな原因の一つに挙げられますが、考えかたが似ている者同士であることで、お互いに負担をかけることなく、また、揉めごとの要因になることがありません。
相思相愛になるには
コミュニケーションを図る
人を好きになれば、誰でも自分と同じように、相手にも自分を好きになってもらいたいと思うものです。
晴れて相思相愛となるためには、できる限り相手にも、自分を異性として強く意識してもらう必要があります。
相手の異性の好みのタイプを調べたところで、そんなタイプに自分があてはまりそうにもなければ、知ったところで意味がありません。
それよりも、今の自分のありのままの姿を好きになってもらうことの方が大事です。
そのためにはできる限り相手と接触を図り、自分という人間をより多く知ってもらうことが、相思相愛への近道となります。
話す機会が少ないのならば、できるだけ話しかけるようにし、会える機会が少ないのであれば、会えるチャンスを自分で作るようにします。
遠くから見ているだけだったり、友人を介してなんとなく気持ちをアピールしても、相思相愛への進展は望めません。
2人きりの空間でなくても構わないのです。
極力会う機会を作り、会話の中で自分のことを知ってもらい、同時に相手からも自分の話を引き出せるような会話を繰り返すことで、お互いのことを深く知ることができます。
友人以上を目指す
「友達以上恋人未満」という言葉がありますが、ある程度友人や知人という関係性が築けている相手なら、次はこの立場を目指します。
好意を抱き、相思相愛になりたいのに友人関係が長く、そこから先に関係を進展させることができずにいる場合は、まずは友達以上の関係を目標とするのです。
相手が男性ならば、友達以上になるには、思いっきり頼りにしてみるととても効果的です。
普通の男性の友人には頼めないようなことを頼んでみたり、お願いすることで、相手に友達以上の人間として意識させることができます。
甘えるのではなく、「頼りにしている」ということをアピールすることで、男性は頼られた女性のことを「異性」として意識するようになるはずです。
相手が女性ならば反対に、困っている時に手助けしてあげることで、友達以上になれる可能性が高くなります。
女性にとって、自分が困っている時や悩んでいる時ほど、誰かの存在を心のよりどころにしたい、と感じる時はありません。
そんな時にこそ助けてあげたり、話を聞いてあげることで、女性はそんな男性のことを友人以上の存在として、強く意識するようになります。
共通の趣味を持つ
同じ趣味や没頭できる出来事を持っている人間には、自然と共感しやすく、親しみを覚えるものです。
これが男女の間に起これば、共感できる喜びは一層深くなり、そんな感情は自然と、恋愛感情に移行しやすくなります。
共通の趣味がない場合、相思相愛になりたい相手の趣味に合わせてみたり、没頭していることに自分も興味を持つことで、相手との心の距離はとても近くなるものです。
同じものに感動し、喜びを共にするということは、男女の関係でなくとも、その喜びは計り知れないほど大きくなります。
その感動を味わう頻度や回数を増やすことで、次第に互いの人間性に触れる機会が多くなり、相手の人間性を知るうちに、恋愛感情も誕生しやすくなるのです。
気になる異性と相思相愛になりたい時は、趣味を合わせたり増やすという方法が何よりも効果的であり、近道でもあります。
周りを味方にする
相思相愛になるには、お互いの気持ちがもちろん一番なのですが、周りの後押しというのも欠かせません。
相手にどれだけいい人に見られようと取り繕ってみても、友人に対して嫌な態度を取ってしまっては台無しです。
どうしようかな、付き合おうかなと迷った時に友人に相談する人は少なくないです。
いざ相談した時に、辞めときなよーと言われてしまうようでは、相思相愛への道は遠のくでしょう。
嘘をついていい人になれ、というのではありません。
誰にでもは優しくなれない、という人でも、少なくとも相手の友人にくらいは、多少の気遣いが出来るといいです。
遊びに行かない?と相手を誘ったら「友達と遊ぶから」と断られることもあるでしょう。
そんな時に、自分の気持ちばかりを前に出していては、相手を困らせるし、周りに嫌われます。
「楽しんできてね」と笑って見送ってあげられたら、相手にも友人にもいい印象を与えます。
友人が、「良い人なんだしいいんじゃない?」と後押ししてくれるくらいになれば、強力な味方となります。
相手にだけでなく、周りにも思いやりを持つことは、少なからず自分に大きな力となって返ってくる、と思っていいでしょう。
相手の嫌いなことを知る
相思相愛を目指すなら、上辺だけでなく、相手のことを良く知る必要があります。
相手の好みのタイプがどんな人なのか。
相手がどんな事が好きなのか。
好きなこと、というのは調べる人も多いでしょう。
ここで盲点なのが、嫌いなことはあまり知らない、という点です。
どんなタイプの人が嫌いなのか。
相手の好きなタイプを知って、それに近付く努力をしても、嫌いなタイプの部分を一つでも見せたら台無しです。
例えば、明るい人が好みらしいと聞いたとします。
明るいという表現は幅広く、人によって捉え方も違いますよね。
相手が思う明るさが、ほんわかした空気を周りに与えるような、微笑みを携えた明るさだとします。
でもあなたの思う明るさが、面白いことや冗談ばかり言って、ガハハと笑うような明るさだったとしたら‥言うまでもなく、相思相愛、とはいかないでしょう。
嫌いなものを好きになることはなくても、好きでも嫌いでもないものは好きになる可能性があります。
相手の嫌いなことを知ることは、実は重要なのです。
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駆け引きをする
男女の関係において、良い意味での駆け引きは不可欠です。
追われると鬱陶しさを感じるのに、距離を置かれると気になってしまう。
そんな経験はありませんか?
気になる人に猛烈にアピールし続けてみる。
あれこれ手を尽くして、相手に近付く。
あからさまな愛情表現は、例え相手が自分に好意があったとしても、一線を引かせてしまう場合があります。
下手なことをすれば、あったはずの好意ですら減退させてしまう可能性だってあるのです。
もちろん自分の気持ちを伝えることは大切です。
でもそれ以上に大切なのは相手の気持ちを汲むこと。
気持ちを伝えた上で、相手の対応を見て、ここぞという時は押してみる。
相手が忙しそうであったり、ちょっと困ってるかなと感じるようなら引いてみる。
自分なりに、一直線に進むばかりでなく、駆け引きをしていくのも有効です。
それによって、「そう言えば最近連絡取ってないけどどうしてるかな?」と、相手が気にしてくれることもあります。
進んだもん勝ちではありません。
待つことも大切です。
相思相愛の仲になろう
いかがでしょうか。
相思相愛の相手はやはり以心伝心といった言葉がピッタリのように、お互いがとても似ている傾向があります。
多くの人が気になるのはそうした相思相愛の仲になるには、一体どうすればいいのかということですよね。
今回ご紹介した方法を実際に実践すれば、あなたも好きな人と一緒になれる可能性はグッと高まります。
しかし注意しなければいけないのは、絶対に成功する方法ではないということです。
あなたが相思相愛なりたくても、相手にはそういう感情が一切なければただの嫌がらせ行為になってしまうだけなので、気を付けなければいけません。
相思相愛になれる相手は一人だけでなく、たくさんいる事実を忘れてはいけませんよ。