「軽口を叩く」という言葉の意味をご存知でしょうか?
「軽口を叩く」とは、軽妙で気の利いたお喋りの事を指し、冗談や悪ふざけを含まない、シャレの効いた話ぶりのことを言います。
あまり聞き慣れない言葉ですし、授業中に先生が「軽口を叩くな!」と注意する場合もあるので、いけない行動だと勘違いしている人もいるかも知れませんね。
今回は、軽口を叩く女性の心理についてご紹介していきます。
目次
軽口を叩く女性の心理
退屈だからお喋りをしたい
軽口を叩くのは、今、話したいから話しているただそれだけというケースが多いでしょう。
「軽口を叩くな!」と叱った先生の授業が退屈だから、友達と面白い話をして退屈しのぎをしていた最中だったのかも知れません。
もしも面白い授業をしていてくれたのなら、生徒だって自然に聞く耳を持って授業を受けるはずです。
軽口を叩く女は、先生の独りよがりな授業より、自分の話の方が断然面白いと思っているのです。
周囲を笑わせたい
何となく周囲の雰囲気が重苦しい時、この雰囲気を変える方法は何かないかと探したくなります。
空気の読める女性は、あえて口火を切って、軽口を叩いたのかも知れません。
トラブルが起きた後や、怒られた後のしんみりとした雰囲気が誰かの一言をキッカケにパッと明るくなり、気持ちが切り替えられることもあるでしょう。
みんなに笑顔を取り戻したいという気持ちで、先陣を切って言葉を発したのは勇気のある行動でもあります。
下手をすれば、みんなから注目されたり、かえって雰囲気を悪くするリスクもあるのですから。
そういう女性は、他人を思いやれる優しい女性なのでしょう。
相手と心が通じ合っていると思っている
軽口を叩く、つまりたわいもない話が出来る関係というのか心の繋がりが強く、安心、安定した状態なのでしょう。
話し相手との付き合いが長くなってくると、まるでコンビを組んでいるように、絶妙なボケとツッコミが成立して、楽しい会話が出来ます。
「あの人なら、自分の言葉を拾ってこんな返しをくれそう!」だとか、相手の話し方の特徴が分かっているので、軽妙なトークが可能になるのです。
お互いに、相手と心が通じ合っているかのような安心感と、コンビ愛のような絆を持って、いつも楽しく軽口を叩きあっているのではないでしょうか。
自分の語彙力を見せつけたい
バライティー番組を盛り上げる名物司会者たちの仕事を見ていると、ふざけて場を盛り上げようとしているのかと思いきや、語彙力が豊富なことに驚かされます。
名物司会者の座まで登りつめる実力者は、言葉を操るセンスがピカイチなのは、豊富な語彙力に支えられているのでしょう。
言葉のバリエーションを広げれば、友達同士の世間話だって、軽妙でとても弾みます。
誰かが落ち込んでいる時や、嬉しいことがあった時にも、気の利いたフレーズを言ってあげることができるでしょう。
語彙力が豊富な女性は、今までの経験で培った語彙力を披露したいという気持ちもあって、お喋りに花を咲かせているのではないでしょうか。
人と話すのが好き
シャレの効いた言葉がポンポン出てくる話し上手な女性は、根本的に人と話しをすることが好きなのでしょう。
自分の考えや気持ちを溜めこまずに人に話すことで、ストレスの解消にもなります。
また、人の話を聞いていると、自分の知らない世界を知ることが出来てワクワク、ドキドキしたり、今までの自分になかった新しい発想に気づき、良い刺激にもなります。
楽しいと思って、好きで人と話しているうちに、どんどんトーク力は上がっていきます。
気が付いたら、以前の自分よりももっと話術が巧みになって、話したい衝動も増すのではないでしょうか?
もっと仲良くなりたい
少なからず好意を持っていないと、話しかけようとも思いませんし、わざわざ労力を使って相手を笑わせたいとも思いません。
女性が軽口を叩いてきたら、あなたに親しみを持っていて、もっと仲良くなりたいと思っているのでしょう。
他愛もない話をしながら、あなたがどんな性格なのか、どんなものが好きなのか、何を考えているのか、リサーチしているのかも知れません。
人と人が仲良くなろうと思ったら、まずは会話を通してのコミニケーションが必須です。
軽口を叩き合いながら、二人の中がもっと縮まって、この先仲良くなれれば良いと思っているようです。
照れくさい気持ちの裏返し
人前に出て緊張している時、好きな人が近くで見ている時、恥ずかしさを隠そうとして軽口を叩いてしまう時があります。
自分の気持ちを隠そうとして話していると、つい余計な事まで口を滑らせたり、真意とは違うことを言ってしまって、後悔することもあるでしょう。
しかし、緊張するような場面では、心が動揺しているので、それを沈めようと体が勝手に反応して喋り続けてしまうのです。
昨日喧嘩した相手とバッタリ遭遇してしまった時なども、心に動揺があり、別の人に軽口を叩いて気まずさをごまかすこともあるでしょう。
心の状態がいつもと違い、アンバランスになっている時にも軽口を叩きやすくなります。