頑固な人の特徴や心理｜頑固な性格を治したい人がやるべきこととは

頑固な人の特徴について、紹介します。

あなたの周りにも、『あの人はめちゃくちゃ頑固だよな…』と思う人はいませんか。

頑固なことは決して悪いことではないのですが、どうしても短所として捉えられてしまいがち。

ここでは、頑固な人の特徴や心理、性格、嫌われる理由の他、頑固な人への対応の仕方などについても見ていきたいと思います。

頑固な性格を治す方法についても触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。

頑固な人の特徴

まずは、頑固な人の特徴から紹介します。

頑固な人と聞くと、あなたはどんなイメージを持ちますか？

わがまま、自分勝手、付き合いにくいなどの良くないイメージを持つ人が多いかと思いますが、頑固な人には以下のような特徴があるのです。

自分の意見を曲げない

頑固な人の特徴には、自分の意見を曲げないことが挙げられます。

頑固な人は、何があっても自分の意見を曲げることがありません。

決して折れないので、周りからは『わがまま』『自分勝手』と悪い印象を持たれてしまうのでしょう。

頑固な人はたとえ自分の意見が間違っていたとしても、それを認められず意見を曲げることができません。

自分の考えを主張できる

頑固な人の特徴には、自分の考えを主張できることが挙げられます。

世の中には、自分の意見を主張するのが苦手な人もいますよね。

特に人と違う意見や否定の意見の場合、言いづらいと感じる人もいるでしょう。

しかし頑固な人は、たとえ否定の意見であっても自分の考えをきちんと主張できる人なのです。

こだわりが強い

頑固な人の特徴には、こだわりが強いことが挙げられます。

頑固な人は、とにかく自分なりのこだわりが強いです。

『え、そこそんなに気にする？』と周りが思うような些細なことであっても、頑固な人にとっては譲れないこだわりだったりすることもあるでしょう。

プライドが高い

頑固な人の特徴には、プライドが高いことが挙げられます。

頑固な人が自分の意見を曲げられないのは、プライドが高いからでもあります。

プライドが高く、自分の間違いを認めることができないからこそ、内心では『向こうが正しい』と分かったとしても、今更引くに引けず意見が曲げられないのです。

人付き合いが苦手

頑固な人の特徴には、人付き合いが苦手なことが挙げられます。

頑固な人は自己主張が強いこともあり、他人とコミュニケーションをとるのが苦手な人が多いです。

相手の意見を聞くことがそもそも苦手なので、頑固な人は本当に気の合う一部の人としか付き合えないと言えるでしょう。

頑なな人の心理

続いて、頑なな人の心理について紹介します。

臨機応変で柔軟な対応ができる人からすると、『なんであんなに頑なになるの？』なんて思ってしまいますよね。

確かに不思議なくらい頑なな人もいますが、なぜ頑なになってしまうのでしょうか。

頑なな人の心理を、見てみましょう。

自分が正しい

頑なな人の心理には、自分が正しいというものが挙げられます。

頑なな人が他人の意見を受け入れられないのは、『自分が正しい』という気持ちがあるからです。

自分の意見や考えは正しいので、ただ単純に正しいことを押し通しているだけであり、頑なになっているという自覚はありません。

負けず嫌い

頑なな人の心理には、負けず嫌いなことが挙げられます。

頑なな人は、とにかく負けず嫌いでもあります。

人の意見を認めるということは、自分が負けたというふうに捉えてしまうため、自分の意見を曲げることができません。

頑固な人にとって、自分の意見を曲げるということは『負けた』ということなのです。

自信がある

頑なな人の心理には、自信があることが挙げられます。

頑なな人は、自分に対して絶対的な自信を持っています。

自分は正しいと思って疑わず、他人の意見を聞かないのも自分に絶対的な自信があるからでしょう。

自信があるのは良いことですが、自信過剰なのは少し厄介かもしれませんね。

傷つきたくない

頑なな人の心理には、傷つきたくないというものが挙げられます。

頑なな人の中には、周りから否定されると必要以上に傷ついてしまうタイプもいます。

そういうタイプの人は、否定されないようにするため、強気で頑なな態度を取っていることも。

虚勢を張って、自分を守っているのです。

干渉されたくない

頑なな人の心理には、干渉されたくないというものが挙げられます。

頑なな人は自分のペースをとても大切にしており、そのペースを他人によって乱されるのを嫌います。

つまり、頑なな人は他人に干渉されたくないのです。

自分のやることを他人に干渉されたくないため、周りの意見を受け入れることもできません。

頑固な性格

頑固な性格について、紹介します。

頑固な性格には、どんなものがあるのでしょうか。

頑固な人は人の話を聞かず、自分の意見を押し通す強引さがある人ですが、性格にもその傾向は顕著に現れていると言っていいでしょう。

頑固な性格は、こちらです。

自己中心的

頑固な性格には、自己中心的なことが挙げられます。

頑固な人は、先ほども触れたように自分のペースを乱されることを嫌います。

それゆえ、自分のことが最優先になってしまい、周りに気を配ることができません。

自分を大切にできるのは良いことですが、やりすぎるとただの自己中になってしまいます。

自分にも人にも厳しい

頑固な性格には、自分にも人にも厳しいことが挙げられます。

頑固な性格の人は、人に厳しいだけでなく自分に対しても厳しく、とことん追い込むところがあります。

自分に甘く人に厳しい人よりはマシですが、他人にも厳しく当たってしまうため、どうしても孤立しやすいと言えるでしょう。

妥協できない

頑固な性格には、妥協できないことが挙げられます。

頑固な人は完璧主義者でもあるので、中途半端で終わらせることができません。

なんでも完璧に最後までやりたいと思っており、途中で妥協することができないのです。

完璧主義は悪いことではありませんが、世の中は妥協することも必要なので、それができない頑固な人は厄介者扱いされることもあるでしょう。

頑固な人が嫌われる理由

続いて、頑固な人が嫌われる理由を紹介します。

頑固な人はその頑なさから、どうしても他人と距離を置かれがち。

『頑固な人が苦手』という人もいるのではないでしょうか。

頑固な人が嫌われる理由には、こんなものが挙げられます。

融通が利かないから

頑固な人が嫌われる理由には、融通が利かないからというものが挙げられます。

頑固な人は自分の意見が絶対的に正しいと思っているので、他の意見を聞きません。

『こうやった方が楽なのに』と思っても、絶対に首を縦に振ることはないでしょう。

そういう融通の利かなさが、嫌われる最たる理由かもしれません。

周りに合わせられないから

頑固な人が嫌われる理由には、周りに合わせられないからというものが挙げられます。

頑固な人は人の意見を聞けないので、周りに合わせることができません。

みんなで話し合いをしているとき、1つの意見に決まりかかっているのに、急に別の意見を言い出して曲げないなど、協調性がないので嫌われてしまいます。

間違いを認めないから

頑固な人が嫌われる理由には、間違いを認めないからというものが挙げられます。

頑固な人は自分の意見を曲げませんが、それはたとえ間違っていたとしても、です。

人の話を聞いたら、自分の意見が間違っていた、ということもありますよね。

そういう場面でも、頑固な人は頑なに自分の主張を通そうとし、間違いを認めようとしないため嫌われてしまいます。

コミュニケーションが取れないから

頑固な人が嫌われる理由には、コミュニケーションが取れないからというものが挙げられます。

頑固な人はこだわりも強く、自己主張がとても激しいので、時々会話にならないことも。

一方的な感じになってしまい、『会話』やコミュニケーションがうまくとれないのです。

コミュニケーションが取れないとお互いにイライラしてしまいますね。

言い方がキツイから

頑固な人が嫌われる理由には、言い方がキツイからというものが挙げられます。

頑固な人は自分の意見を否定されたときなどは、すぐに感情的になります。

そうなると、自分の意見を通すために口調がきつくなることもしばしば。

同じ内容でも言い方次第で受け取り方はだいぶ変わるものですが、頑固な人は言い方がキツいことが多いのです。

頑固な人がめんどくさい時の対応

続いて、頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方について紹介します。

頑固な人の相手をするのは、正直めんどくさいですし、疲れてしまうもの。

頑固な人がめんどくさいと感じたときは、どう対応すればいいのでしょうか。

放っておく

頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方には、放っておくことが挙げられます。

頑固な人の相手をまともにしていても、あなたが疲れるだけ。

頑固な人のことなど、放っておくのが一番です。

『また言ってるよ…』と適度な距離感を保って観察しておけばいいのです。

受け流す

頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方には、受け流すことが挙げられます。

頑固な人は基本的に何を言っても自分の意見を曲げることは無いので、受け流しておきましょう。

放っておくことと似ていますが、『相手にしない』のが一番なのです。

頑固な人といるのを自分が疲れたと感じるなら、なるべく関わらないようにしていきましょう。

大人になる

頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方には、大人になることが挙げられます。

頑固な人に真っ向から対抗しても、良いことは1つもありません。

頑固な人の言い方などにイライラすることもあると思いますが、ここはあなたが大人になりましょう。

『人の意見を聞けないなんて子供だな』くらいに思っておけばいいのです。

とりあえず褒めておく

頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方には、とりあえず褒めておくことが挙げられます。

頑固な人は、自分のことを認めてくれる人、褒めてくれる人には心を開きやすいです。

そのため、頑固な人がめんどくさいと感じたときには、相手を褒めておきましょう。

褒められて気分が良くなれば、あなたへの対応の仕方も変わってくるのではないでしょうか。

距離を置く

頑固な人がめんどくさいときの対応の仕方には、距離を置くことが挙げられます。

頑固な人は、本人が考え方を改めない限り変わることはありません。

つまり、こちらがどんなに歩み寄ろうとしても、向こうの意識が変わらなければ何も変わらないのです。

そんな人とは、仕方ないと割り切って距離を置くこともありですよ。

頑固な人を納得させる方法

ではここで、頑固な人を納得させる方法を紹介しましょう。

頑固な人が職場やクラスにいると、話し合いなどもまとまらなくて困ることもありますよね。

頑固な人を納得させなければ、話し合いも進みません。

頑固な人を納得させる方法は、こちらです。

冷静に対応する

頑固な人を納得させる方法には、冷静に対応することが挙げられます。

頑固な人は感情的になりやすいのですが、こちらまで感情的になると収拾がつかなくなってしまいます。

頑固な人も、余計に攻撃的になってしまうでしょう。

頑固な人を納得させたいのなら、冷静に対応することが重要です。

認めてから意見を言う

頑固な人を納得させる方法には、認めてから意見を言うことが挙げられます。

頑固な人に対して自分の意見を伝えるときは、相手の意見を真っ向から否定してはいけません。

『なるほど、確かにそれもいいかもね。じゃあ、〇〇はどうかな？』と、相手の意見を認めてから自分の意見を言うのです。

そうすると、頑固な人も比較的素直に話を聞いてくれますよ。

事前に相談する

頑固な人を納得させる方法には、事前に相談することが挙げられます。

頑固な人は、事後報告を嫌います。

そのため、できるだけ事前に相談をしましょう。

『こういう話があるんだけど…』と、いかにも頑固な人を頼りにしているというふうに相談すると、頑固な人も喜びますよ。

他の選択肢も用意する

頑固な人を納得させる方法には、他の選択肢も用意することが挙げられます。

つい、頑固な人を説得しようと思ってしまいがちですが、頑固な人を説得しようとは思わない方が賢明です。

この意見で納得してほしいと思ったら、あえて2つほどダメな案も出すのです。

頑固な人もまともな案を選ぶはずなので、そうすれば『自分で選んだ』ため納得してもらいやすいでしょう。

お願いしてみる

頑固な人を納得させる方法には、お願いしてみることが挙げられます。

頑固な人は、頼りにされることに弱いので、『あなたにしか頼めないんだけど、〇〇をお願いできる？』など、頼りにしている雰囲気を全面に出していきましょう。

指示するのではなくお願いするようなやり方にすると、頑固な人も比較的耳を傾けてくれやすいです。

頑固な性格を治したい人がやるべきこと

ではここで、頑固な性格を治したい人がやるべきことを紹介します。

頑固な性格は、周りから嫌われてしまいやすいので、できることなら治すべきだと言えるでしょう。

とはいえ、性格を治すのは簡単なことではありません。

治すと決めたら、徹底的に意識していくことが大切です。

人の話をちゃんと聞く

頑固な性格を治したい人がやるべきことには、人の話をちゃんと聞くことが挙げられます。

頑固な人は、基本的に人の話を聞きません。

相手が話している途中でもかまわず、自分の意見を話し出してしまうことも。

まずは人の話をちゃんと聞くこと、最後まで聞くことを心がけましょう。

視野を広く持つ

頑固な性格を治したい人がやるべきことには、視野を広く持つことが挙げられます。

頑固な人がなぜ頑なに人の意見を聞けないのかというと、それはずばり視野が狭いから。

視野が狭いからこそ、固定観念にとらわれてしまうのです。

そのため、意識して視野を広くしてみましょう。

自分の目の前だけでなく、周りが見えるようになると考え方も変わってきますよ。

謙虚になる

頑固な性格を治したい人がやるべきことには、謙虚になることが挙げられます。

頑固な人は自分が正しいと思っている、つまり『自分は偉い』という気持ちがあるため、強気になりがち。

頑固さを治すには、謙虚な気持ちを忘れてはいけません。

自分よりも周りがすごいと言う気持ちを持ち、謙虚さを忘れないでください。

謙虚さは、頑固な人が習得しなくてはならないものでもあるのです。

感謝の気持ちを持つ

頑固な性格を治したい人がやるべきことには、感謝の気持ちを持つことが挙げられます。

頑固な性格の人は自分が正しいと思っているので、人に何かをされても感謝することができません。

してもらって当たり前、ではないのです。

人に何かをしてもらったら当たり前とは思わず、感謝の気持ちを持ちましょう。

そして、『ありがとう』と感謝を言葉で伝えてください。

原因を辿る

頑固な性格を治したい人がやるべきことには、原因を辿ることが挙げられます。

あなたがそこまで頑なな人になってしまった原因は、何ですか？

自分自身を見つめ直せば、どこに原因があるのかも見えてくるはず。

原因が分かれば、対処法や対策も分かってくるものですよ。

自分を見つめる時間は、大切なものです。

頑固な人の長所

頑固な人の長所を紹介します。

ここまで、頑固なことは短所として扱ってきましたが、頑固なことは長所でもあります。

長所と短所は紙一重ですから、『頑固』という短所は長所に言い換えることもできるのです。

頑固な人の長所は、こちらです。

周りに流されない

頑固な人の長所には、周りに流されないことが挙げられます。

頑固な人は自分の意見をきちんと持っているので、他人の意見に流されることはありません。

時々、他人の意見にばかり合わせてしまう人がいますが、合わせてばかりで流されてしまうのも良くないもの。

そう考えると、頑固な人が他人に流されないのは素晴らしい長所ですね。

意見が言える

頑固な人の長所には、意見が言えることが挙げられます。

周りの目が気になる、嫌われるのが怖いなどの理由から、自分の意見が言えない人も多いでしょう。

しかし頑固な人は、自分が少数派であっても臆せず意見を言うことができます。

自分の意見を自分の言葉で言えるというのは、立派な長所と言えるでしょう。

完璧に仕上げる

頑固な人の長所には、完璧に仕上げることが挙げられます。

頑固な人は妥協せず、とことん『完璧』を追求する人でもあります。

そのため、頑固な人に仕事を頼むと、たとえ時間はかかっても完璧な仕上がりで提出してくれることでしょう。

頑固な人はコツコツやり遂げられる人なので、安心して仕事を任せられる人でもあるのです。

頑固な人に向いている仕事

最後に、頑固な人に向いてる仕事を4つ紹介します。

頑固な人は『自分』が強いタイプなので、チームワークが求められる仕事は不向き。

逆に、職人気質なので一人で黙々と作業できる仕事は得意分野だと言えるでしょう。

具体的には、以下の仕事が頑固な人には向いています。

芸術家

頑固な人に向いてる仕事には、芸術家が挙げられます。

芸術家は、とにかく自分の感性が問われる仕事。

共同作業などもありますが、基本的には一人で黙々と作業することになりますよね。

自分のやりたいことをとことん追求し、完璧なものを仕上げることができるでしょう。

大工

頑固な人に向いてる仕事には、大工が挙げられます。

大工は一人で行うわけではありませんが、それぞれが自分のやるべきことをやる仕事ですよね。

もちろん妥協は許されませんし、完璧を求める頑固な人にはぴったりだと言えるでしょう。

自分がこだわった家が完成したときの達成感は、他では味わえないはずですよ。

研究職

頑固な人に向いてる仕事には、研究職が挙げられます。

研究職は、ひたすら自分のやるべきことに没頭できる仕事。

研究することや結果を出すことが好きであるなら、のめり込めること間違いなしですよ。

研究職は同じことを何度も繰り返して結果を求めていくので、完璧を求めるタイプにはおすすめの仕事です。

料理人

頑固な人に向いてる仕事には、料理人が挙げられます。

量より質を追求するようなタイプの料理人は、一人前になるまでにはかなりの時間を要するもの。

修行期間などは頑固な人には試練の期間になるかもしれませんが、そのあとは比較的自由に、自分のやりたいことをやれる利点があります。

黙々と完璧を求めて作業する料理人も、頑固な人におすすめの仕事ですよ。

頑固な人は嫌われやすい！柔軟な対応を心がけよう

頑固な人の特徴や心理、性格、対処法などについて紹介しました。

頑固な人は自分の意見を譲れないため、集団生活やチームワークが求められる場所では疎ましく思われてしまいがち。

ただし、頑固な人は周りに流されずに自分の意見が言えるという長所もありますので、その長所を活かしていきましょう。

尚且つ、少しだけでいいので柔軟な対応ができるようになれば、円滑にコミュニケーションが取れるようになるはずです。