言い返さない人の心理|相手に言われても言い返さない方法とは

相手から何を言われても受け取るだけで、言い返す姿を見たことが無い人はいませんか?悪口を言われたり嫌味を言われれば、言い返したいと思うのは当たり前です。また会議などで意見が違う相手に対し、自分の意見を伝えることもあるでしょう。

言い返すという行動は、コミュニケーションの一環で相手と対等な立場である証として大切なことです。しかし状況的に言い返さない方が良いこともあるのです。

では言い返さない人はどのような意図があるのでしょう。また言い返さない方が良い理由やメリットデメリットなどを紹介します。

言い返さない人の心理

言い返さない人が何を考えているのか知りたいとは思いませんか?言い返さない人は何を言われても、自分の自持ちを見せないこともあり、何を考え言い返さないのかが分かりません。

ここでは言い返さない人がなぜその選択をしているのかを紹介します。

揉め事が嫌い

とにかく穏便に済ませたい、揉めたくないという人は言い返すことをせず、相手の気が済むのを待ちます。自分が言い返すことで相手が更にヒートアップしていることが分かっているのでしょう。

自分が我慢することで、その場が丸く収まるのであれば良いという考えが強いのです。

面倒くさい

人とのコミュニケーションを面倒と考える人は意外と多く、中でも相手の意見に反論することは負のことがらなので積極的にやりたいとは思いません。また人との言い合いは気を使うし体力を要します。そのため言い返すのがめんどくさいと避けるのです。

言い返したくても言い返せない

相手によっては自分の立場の方がしたの場合があります。上司や目上の人に対し言い返すのは簡単なことではありません。

言い返すことで自分の立場が悪くなることもあり、言い返したくても言い返せないという状況に陥っているのです。

相手にしていない

相手のことを下に見ている場合、相手にするだけ無駄とわざと言い返さないことがあります。見下す相手にわざわざ自分が意見するのは時間が勿体ないと無視をする、または「はいはい、それでいいよ」とたしなめる姿すら見られます。

やられた側や第三者として見ている方からすれば気分のいい物ではありません。

口下手

言い返したくても言葉が出てこなければ言い返すことは出来ません。もともと話をすることが苦手な人にとっては、人に言い返すことは難しいことです。

思っていることは心にいっぱいありますが、ため込んでしまっているのでしょう。

言い返さない人が強くて賢い理由

言い返さない人は弱く逃げている人に感じるかもしれません。しかし考えなく言い返さないわけではないのです。

実は言い返さない人の方が強く賢い人と言えます。ではなぜ強く賢いのかを説明します。

同じ土俵にはあがらない

悪口を言われても言い返さない人は、相手と同じ土俵にあがらないという賢い選択ができる人です。悪口を言っている人に対し、悪口を言い返してしまえばどちらにも非があると判断されます。

腹が立つ気持ちは分かりますが、グッとこらえて言い返さないということが一番の得策と言えます。悪口を言っている人は言い続けることで自分の評価を自ら下げます。言い返さない人はその自爆の機会を伺える知恵のある人なのです。

相手を傷付けない

自分が言い返すことで相手を傷つけてしまう可能性があるため、それを避けることを一番に考え言い返さないという選択ができる人です。自分が言われ傷ついているので言い返しても良いのですが、言い返すことはせず相手を思いやれるのは、優しく強い人と言えるでしょう。

スムーズな進行を促す

意見を言い合うことは多くの可能性を見出すことに繋がり良いことです。しかし時と場合によっては上手くまとまらず制限時間が迫ってきてしまうこともあります。

そんな時自分の意見を通すのではなく相手に意見を尊重し、スムーズに進行を促すことができる人は賢いと言えるでしょう。

感情的にならない

悪口を言われたり理不尽な意見を言われると、つい感情的になり言い返してしまいそうになります。しかし言い返さない人は、感情的に言い返しても無意味であると分かっている人です。

どうしたら納得してもらえるかを一度考え、合った答えを導き出せるので、冷静で強く賢い人だと言えるでしょう。

意思が強い

その場の雰囲気に流されて言い返さないのではなく、自分の意思をもって言い返さないという決めるのは、意志を強く持っていないと続けることができないことです。また相手からどう思われようと、自分がどうしたいかという意思をもち行動できるのは、強さを持っているからでしょう。

言い返さない方がいいメリットとデメリット

言い返さないことでメリットはもちろんのことデメリットもあります。言い返すか言い返さないかで迷っている人は、メリットもデメリットも理解したうえで判断しましょう。

ここでは言い返さない方が良いメリットとデメリットを紹介します。

メリット

人が気にならなくなる

人に言い返すことが苦手な人にとっては、どんな言葉で言い返すべきかを考えるのは苦痛な時間です。またその言葉によって周りの人がどう感じるかなど、多くのことで頭がいっぱいになってしまうのではないでしょうか。

言い返さないと決めてしまうことで、人のことを気にしなくて良くなるので、自分のやるべきことに集中することができるようになります。言い返さないという選択で気持ちがラクになる人もいるのではないでしょうか。

必要以上に関わらなくて済む

言い返さないことで、相手と関わる時間を少なくすることができます。楽しいことと違い嫌な人とのやり取りは時間が過ぎるのが遅く感じやすいです。
単純に言い返せば会話のラリーを続けることになるので、相手との時間は長く続いてしまいます。

同じレベルと思われない

言い返さないことで「言い返せない弱い人」と見られる可能性もあります。しかしその反面相手の悪い印象が強くつくため、言い返さない人に「大人の対応ができる人」「相手にせず上手くあしらっている」という印象を抱き好感を持つ人も多くいます。

第三者の立場で冷静にやり取りを見ている人は、強い弱いではなくどちらが正しいか判断しています。安易に反論するのではなく、相手に理不尽さを感じるのであれば言い返さないということも良い方法なのです。

デメリット

ターゲットにされる

「何を言っても言い返さない人」と認識されてしまうことで、ターゲットにされやすくなります。人は自分が優位に立てる状況を選んで実行する傾向にあります。例えば反論・反撃をしてこない人であれば何を言っても負けるわけがないと思っているのです。

言い返さないということは自分よりも弱い存在ということになります。言い返さなくても弱い存在と認識されない工夫を考える必要があるでしょう。

あたりが強くなる

初めからあたりが強い人はいません。相手がどのような反応を見せるか確認しながら、相手によって言い方などを変えている人がほとんどです。

言い返さないとつけあがることが考えられ、どんどんあたりを強めていくことは想像がつくでしょう。これも何か自分がつぶされてしまわないよう対策する必要があるでしょう。

気持ちがモヤモヤする

完全に割り切って何も感じなく慣れる人は問題ありませんが、みんながそうとは限りません。心に深い傷を負う人もいるし、常に気持ちがモヤモヤして辛くなる人もいます。

状況を改善するもしくはストレス発散をして乗り切る必要があります。

言い返さないストレスの解消法

言い返さない方が良いと自分で判断したとはいえ、言いたい放題言われ続けることにストレスを感じない強さを持つ人はそう多くはありません。多かれ少なかれストレスを感じてしまいます。

ストレスをため続けることが良いこととは言えず、適度に発散させなくてはいけません。ここではストレス発散の方法を紹介します。

趣味を楽しむ

ストレスを発散するには自分の好きなことに没頭するのが一番でしょう。趣味を楽しんでいるときは、嫌なことを忘れることができます。

また趣味を楽しむことでモヤモヤした気持ちも晴れると言えます。

関わりのない人に相談する

関わりの深い人に相談するのは気が引けるのであれば、全く関わりのない人に相談してみるのはどうでしょう。関わりのない人であれば、自分の思いが当事者に伝わってしまう心配もありません。

また関わりのない人だからこそ思う存分聞き役にまわってくれると言えます。

ポジティブ思考

嫌なことを言ってる、馬鹿にされているとネガティブに考えるからストレスに感じるのです。「また何か言ってる」「悪口ばかり言って暇なんだな」と、ポジティブかつ相手を可哀そうと思うことでストレスになりにくいと言えるでしょう。

ちょっとひねくれた考えに感じるかもしれませんが、どう感じ取るかは個人の自由です。

少し休憩をする

ストレスを感じると仕事も勉強も効率が悪くなります。何か言われたらそのまま続けるのではなく、いったん手を休め深呼吸するなど休憩を取ってみましょう。

もし可能であれば1日休みを取りしっかりリフレッシュをとっても良いかもしれません。

心の中で言い返す

実際には言い返すことはできなくても、言いたいことは心の中に溢れているはずです。その気持ちに蓋をすることはストレスは溜まり、病気になりかねません。

言い返すことをしないのであれば、せめて心の中で言い返して発散させましょう。

言い返さない方法

言い返さないで対処したいと思っても、言い返さないためにどうしたらいいのか方法が分からないと悩んでいる人もいるのではないでしょうか。そんな人の為にここでは言い返さない方法を紹介します。参考にしてください。

聞こえないふりをする

嫌みや悪口を言ってくる人に好かれる必要はないし、好かれようとも思わないでしょう。時に聞こえないふりをしてみてはどうでしょう。

毎回聞こえないふりは不自然なので、自分に限界が来たタイミングでやってみてください。相手は苛立ちを感じる可能性はありますが、関係ありません。悪口をいう人に言い返したら負けです。

距離を置く

あなたがストレスをため過ぎて体調が悪くなるのであれば、無理をして関わる必要はありません。相手とは距離を置いて言い返したくなる状況を回避することも良い手と言えるでしょう。

近くにいれば相手から目に付きやすく、ターゲットにされやすくなりますが、目に付かなければ関りを持とうと近付かれることも少ないかもしれません。

聞き流す

言われた言葉を聞き流すことも言い返さないための方法と言えます。相手が上司やあなたより上の立場の人の場合、聞こえないふりをするのは難しいことです。話を聞くけど気に留めないというスキルを身につけることで、言い返さなくてもラクな状態を作り出せると言えます。

話題を変える

話しの話題を変えることで、言い返さなくてはいけない雰囲気をガラッと変えることができるようになるかもしれません。また話題を変えることで言い返したくないという意思表示にも繋げることができます。

無理やり話題を変えると不自然で変な空気にしてしまう可能性があるため、できるだけ自然に話題が変わるよう工夫しましょう。

話を合わせる

相手の意見と対立する意見を持つことで、言い返す必要が出てきてしまいます。言い返したくないけど意見を求められてしまっているのであれば、いっそのこと相手に合わせて話をしてみましょう。

自分の意見とは違うので離しづらさを感じるかもしれませんが、合わせている限り対立することはありません。言い返せないということであれば、合わせることでその場を乗り切れます。

言い返すだけが強さではない

相手から嫌味を言われたり悪口を言われるなど喧嘩を売られたら負けじと言い返す人がほとんどで、言い返すことが自分の強さをアピールする方法です。しかし本当の強さは自分の意思が強い人です。

言い返さないメリットやデメリットを知ったうえで、自分の意思で言い返さないことを選択できるのは強さの表れと言えるでしょう。