軽薄な人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、『軽薄な人』はいませんか。
あまり良いイメージのない『軽薄な人』ですが、一体どんな人のことをいうのでしょうか。
ここでは、軽薄な人の特徴や性格、心理、対処法などを紹介していきたいと思います。
記事の最後には、軽薄な印象を与えないためにやるべきことにも触れていますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
軽薄な人の意味とは
まずは、『軽薄な人』の意味から紹介します。
『軽薄』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 言葉や態度が軽々しくて、思慮深さや誠実さが感じられない
- 人の機嫌をとる、お世辞
このことから、軽薄な人とは『物事を深く考えない』『ノリで生きる』といった、批判的な意味を持つ言葉だということが分かります。
類語としては、『薄っぺらい』『浅はかな』『チャラチャラした』などがあり、どれもあまり良い印象を与える表現ではありませんね。
診断!軽薄な人の特徴
軽薄な人の特徴について、紹介します。
軽薄な人の意味については先ほど触れたとおりですが、軽薄な人には具体的にはどんな特徴があるのでしょうか。
以下の特徴に当てはまるものが多い人ほど、周りからは軽薄な人だと思われているかもしれません。
知識が浅い
軽薄な人の特徴には、知識が浅いことが挙げられます。
軽薄な人は知識が浅く、知ったかぶりな発言をすることも多いです。
言葉を知らないためボキャブラリーも少なく、話していてもつまらないと感じるでしょう。
博識のように振舞っていても、ボキャブラリーの少なさから知識のなさも浮き彫りになってしまいます。
なれなれしい
軽薄な人の特徴には、なれなれしいことが挙げられます。
軽薄な人は、初対面の人に対してでも親しげに話しかけるなど、とにかくなれなれしいことが特徴です。
外人の持つフランクさとは異なり、自分勝手な感じで、その場に溶け込もうとしてきます。
距離も近く、強引で図々しいという印象を与えることもあるでしょう。
見た目にこだわる
軽薄な人の特徴には、見た目にこだわることが挙げられます。
軽薄な人は考えが浅く薄っぺらいので、『自分磨き』と聞けば外見を飾ることしか思いつきません。
そのため、自分をよく見せるためにひたすら外見を飾ります。
特に持ち物などはブランドにこだわることも多く、そのアイテムに良さ云々ではなく、ブランドに価値があると考えていると言えるでしょう。
誠実さに欠ける
軽薄な人の特徴には、誠実さに欠けることが挙げられます。
誠実さに欠けるというのは、言い換えれば正直で素直だということ。
しかし、人間関係をうまくやっていくためには、バカ正直にストレートに伝えてばかりではダメですよね。
普通は相手が傷つかないような言い回しをしたりするものですが、軽薄な人は誠実さがないためそれができません。
これが、軽薄な行動と言われる理由でしょうね。
目先の利益を優先する
軽薄な人の特徴には、目先の利益を優先することが挙げられます。
軽薄な人の頭の中には、『今のこと』しかありません。
先のことなんて分からないから今を楽しむ、などとカッコイイことを言っていますが、要は目先の利益しか考えていないのです。
目先の利益を優先した結果、大物を逃がすことも少なくありません。
軽薄な性格
続いて、軽薄な性格について紹介します。
安易に軽薄な態度をとってしまう軽薄な人は、どんな性格をしているのでしょうか。
軽薄な人の性格には、以下のものが挙げられます。
自分に当てはまるものがないか、確認してみてください。
自分本位
軽薄な人の性格には、自分本位なことが挙げられます。
軽薄な人は、基本的に自分のことしか考えていません。
自分さえ良ければ他はどうでもいい、という考え方ができるのは、自分本位な性格をしているから。
人の気持ちを考えないからこそ、誠実さに欠ける行動ができるのです。
見栄っ張り
軽薄な人の性格には、見栄っ張りなことが挙げられます。
軽薄な人は、自分をよく見せたいという気持ちが強く、常に見栄を張ってしまいます。
分不相応なもの(ブランド品など)を持ったり、自分を執拗に着飾ったりするのは、すべて軽薄な人の『見栄』からきていると言っていいでしょう。
無責任
軽薄な人の性格には、無責任なことが挙げられます。
軽薄な人は、仕事でもなんでも自分で責任を取ろうとしません。
とにかく無責任なので、上手くいきそうにないことがわかった瞬間、途中で投げ出してしまうこともあるでしょう。
自分の無責任な行動で誰かが迷惑することなど、全く考えていません。
諦めが早い
軽薄な人の性格には、諦めが早いことが挙げられます。
軽薄な人は色々なことに興味を持ち、深く考えずにとりあえず始めてみることも少なくありません。
身近な人に感化されて始めてみるものの、その人のようにうまくいかないとすぐに止めてしまいます。
諦めが早く、努力という言葉を知らない人とも言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 感化されやすい人の特徴|周りを感化させる方法とは?
自分が大好き
軽薄な人の性格には、自分が大好きなことが挙げられます。
軽薄な人は、とにかく自分のことが大好き。
自分のことが大好きすぎるがゆえに、自分本位な考え方になっているのでしょう。
自分のしたいことだけを優先してしまうのも、自分のことが大好きだからなのです。
軽薄な人の心理
続いて、軽薄な人の心理を紹介します。
軽薄というのは、決して褒め言葉で使われるものではありません。
むしろ悪い意味で使われるものですが、それなのになぜ軽薄な考えや軽薄な行動をしてしまうのでしょうか。
軽薄な人の心理を、詳しく見てみましょう。
人の影響を受けやすい
軽薄な人の心理には、人の影響を受けやすいというものが挙げられます。
軽薄な人は周りの影響を受けやすく、『人にできることは自分にもできる』といった安易な考えを持っていることも少なくありません。
流行に敏感で、流行っているものはとりあえず手に入れたりするのですが、誰かの真似でしかなく、『自分らしさ』がないことには気づいていないのです。
面倒ごとを避けたい
軽薄な人の心理には、面倒ごとを避けたいというものが挙げられます。
軽薄な人は、物事を深く考えることが苦手です。
めんどくさいことも嫌いなので、できるだけ面倒ごとに巻き込まれないように、と日々考えているのでしょう。
面倒ごとを避けたいという気持ちから、その場しのぎの行動に出てしまうのです。
なんとかなると思っている
軽薄な人の心理には、なんとかなると思っているというものが挙げられます。
軽薄な人は、先ほども触れましたが物事を深く考えることが苦手です。
多少考えようとはするものの、途中でめんどくさくなり、『何とかなるだろう』という結論を出して終わりにしてしまうこともあるでしょう。。
好きなことだけする
軽薄な人の心理には、好きなことだけするというものが挙げられます。
軽薄な人は、自分の好きなことだけをしていたい、という気持ちが強いです。
我慢して何かをしたり、人に合わせてやりたくないことをするのではなく、自分のやりたいことだけをしていたいので、無責任な行動をすることができるのでしょうね。
後のことを考えない
軽薄な人の心理には、後のことを考えないというものが挙げられます。
軽薄な人は、後のことを考えずに『今』だけを見て行動します。
ある意味潔くて良いのですが、後先考えずに突っ走るだけなので、周りは迷惑でしかないでしょう。
それでも最後までやり遂げればマシですが、軽薄な人は諦めが早いため最後までやり遂げることはありません。
軽薄な男がモテる理由
ではここで、軽薄な男がモテる理由を紹介しましょう。
女性は、よく『付き合うなら真面目な人がいい』と言いますが、実際には軽薄な人、チャラチャラした人を好きになるケースも少なくありません。
なぜ軽薄な男がモテるのか、その理由をまとめてみました。
関連記事はこちら▽ 軽薄な男の特徴は?
おしゃれだから
軽薄な男がモテる理由には、おしゃれだからというものが挙げられます。
軽薄な男は、自分の見た目には最大限の気を使っているため、ものすごくおしゃれなことが多いです。
トレンドにも敏感ですし、自分をよく見せる術も知っていますから、第一印象で『おしゃれでかっこいい人』と思われやすいのです。
褒めてくれるから
軽薄な男がモテる理由には、褒めてくれるからというものが挙げられます。
軽薄な男は、女性の扱いにもはっきり言って慣れています。
女性をその気にさせるためなら、あの手この手でアプローチしてくるでしょう。
褒めることもそのテクニックの1つで、女性が喜ぶツボをピンポイントで褒めてくるのです。
刺激的だから
軽薄な男がモテる理由には、刺激的だからというものが挙げられます。
軽薄な男はチャラチャラして遊んでいるように見えますが、真面目な女性からするととても魅力的に見えるもの。
自分の知らない世界を教えてくれそうなど、刺激的な印象を与えるのです。
未経験の体験をさせてくれそうな人には、興味をそそられますからね。
ドキッとさせられる発言が多いから
軽薄な男がモテる理由には、ドキッとさせられる発言が多いからというものが挙げられます。
軽薄な男は女性の扱いに慣れていますから、女性がドキッとするようなことを平気で言ってきます。
いわゆる『思わせぶりな発言』なのですが、『私のこと好きなのかな?』と思うとドキドキしてしまいますよね。
軽薄な男は、女性をドキドキさせるのがうまいのです。
適度なスキンシップがあるから
軽薄な男がモテる理由には、適度なスキンシップがあるからというものが挙げられます。
軽薄な男は、女性に対してためらいなくスキンシップをしてきます。
肩や手を触ってきたりなど、さりげないボディタッチもお手の物。
こういう適度なスキンシップで、女性をドキドキさせていくのです。
軽薄な人への対処法
軽薄な人への対処法を紹介します。
身近に軽薄な人がいて困っている…という人もいますよね。
もし身近に軽薄な人がいるときには、どう対処すれば良いのでしょうか。
自分がストレスを溜めないようにすることを第一に考え、以下の方法で対処していきましょう。
距離を置く
軽薄な人への対処法には、距離を置くことが挙げられます。
軽薄な人といることに疲れたら、思い切って距離を置くようにしましょう。
物理的な距離を置くことにより、軽薄な人に振り回されることも減るはずです。
特に軽薄な人が異性の場合は、興味が無いことを態度で示す良い方法だと言えるでしょう。
話半分に聞いておく
軽薄な人への対処法には、話半分に聞いておくことが挙げられます。
軽薄な人の話は、凄そうに見えて実は全然大したことがありません。
言わば中身のない話なので、話半分に聞いておけばOK。
適当に相槌を打ちながら、話を聞いている風を装っておけばそれでいいのです。
最低限の関わりに留める
軽薄な人への対処法には、最低限の関わりに留めることが挙げられます。
職場に軽薄な人がいる場合は、仕事での関わりだけに留めておきましょう。
仕事で必要な会話ができる関係であれば、それ以上親しくなる必要はありません。
無理して仲良くなる必要性はないので、合わない人とは最低限の関わりに留めておくのが正解です。
上辺だけ付き合っておく
軽薄な人への対処法には、上辺だけ付き合っておくことが挙げられます。
最低限の関わりに留めることと似ていますが、軽薄な人と深い関係になる必要性はありません。
大人として、その場だけ上手に付き合っていけばそれでいいのです。
お互いに嫌な気持ちにならず、トラブルなく過ごせれば良い訳ですから、上辺だけと割り切って付き合っていきましょう。
放っておく、無視する
軽薄な人への対処法には、放っておく、無視することが挙げられます。
軽薄な人にイライラしてしまうのなら、軽薄な人のことなど放っておきましょう。
後々トラブルになって困るのは、あなたではなく軽薄な人。
薄っぺらいことを言ってきても、無視してやり過ごしてしまえばいいのです。
軽薄な印象を与えないようにするには
最後に、軽薄な印象を与えないようにするにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。
自分では軽薄な行動や態度をしているつもりはなくても、周りからは『軽薄な人だな』と思われる可能性は誰にでもあるもの。
軽薄な印象を与えないようにするには、以下のことを実践していきましょう。
有言実行する
軽薄な印象を与えないようにするには、有言実行することが挙げられます。
軽薄な人は考えなしに軽口を叩いたり、目標を掲げたことに満足してしまい、実際には行動しないこともしばしば。
いわゆる『口だけの人』にならないよう、一度決めたことは最後までやり通すようにしましょう。
できないことは口にしない、ということも大切です。
人の気持ちを考える
軽薄な印象を与えないようにするには、人の気持ちを考えることが挙げられます。
軽薄な人は自分本位な性格をしているので、人の気持ちを考えません。
自分の軽薄な行動で迷惑をする人がいても、全く気にしないのです。
まずは人の気持ちをしっかり考え、人に迷惑をかけないようにしたいものですね。
思ったまま口に出さない
軽薄な印象を与えないようにするには、思ったまま口に出さないことが挙げられます。
軽薄な人は、思ったことをそのまま、ストレートに表現してしまうのですが、ストレートすぎる表現は時として相手を傷つけてしまいます。
発言する前に考える癖をつけましょう。
目標を決める
軽薄な印象を与えないようにするには、目標を決めることが挙げられます。
軽薄な人は、無責任で諦めも早く、最後までやり通すことはほとんどありません。
まずは1つのことをやり通すという意味でも、目標を決めましょう。
目標を決めたことだけで満足せず、目標を達成するために動くことが大切です。
言動に責任を持つ
軽薄な印象を与えないようにするには、言動に責任を持つことが挙げられます。
軽薄な人は、自分の言動に責任を持っていません。
だからこそ、軽々しく何でも口にすることができるのでしょう。
大人として、自分の言動に責任を持ってください。
そうすれば、周りから軽薄な人と思われることはなくなるでしょう。
軽薄な人にならないように気をつけよう
軽薄な人の特徴や性格、心理、対処法などについて紹介しました。
軽薄な人というのは、良い意味で使われる言葉ではありません。
むしろ皮肉や悪口として使われる言葉ですので、『軽薄な人』と周りから言われないように気をつけましょう。
誰でも軽薄な人になる可能性はありますから、自分の言動に責任を持つ、やみくもに発言しないなど、できることから対策していくことをおすすめします。