形式的な人について、紹介します。
あなたの周りにも、『形式的な人』『形式にこだわる人』はいませんか。
仕事などにおいて、やたらと形式的な人っていますよね。
ここでは、そんな形式的な人について、特徴や性格、心理などを紹介していきます。
形式的な人への対処法や、形式にとらわれないようにする方法についても紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
形式的な人の特徴
まずは、形式的な人の特徴から紹介します。
何をするにも形式的で、型にはまった考え方しかできない『形式的な人』には、どんな特徴があるのでしょうか。
この人は形式的な人だな…と感じるシチュエーションといえば、やはり職場が多いですが、形式的な人には以下のような特徴が挙げられます。
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頭が固い
形式的な人の特徴には、頭が固いことが挙げられます。
形式的な人は、とにかく頭が固いです。
よく言えば真面目なのですが、頭が固すぎて話が通じない、と感じる人も少なくありません。
昔からのやり方や『形式』にこだわり、新しいやり方を排除していくのは頭が固い故のことでしょう。
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視野が狭い
形式的な人の特徴には、視野が狭いことが挙げられます。
形式的な人は、『形式的なやり方』すなわち『自分のやり方』が正しいと思っており、それを曲げることはありません。
形式的ではなく、自分と違うやり方というだけですべてNGを出していくのは、視野が狭い証です。
先読みできない
形式的な人の特徴には、先読みできないことが挙げられます。
形式的な人というのは、何をするにも『形式に則った』手順で進めていきます。
そのため、周りを見て何をするべきかを判断し、先読みすることができません。
視野が狭いと言われるのも、先読みできないことが大いに関係しているといえるでしょう。
自分で考えて行動できない
形式的な人の特徴には、自分で考えて行動できないことが挙げられます。
先読みできないこととも被りますが、形式的な人は自分で考えて行動することができません。
言われたことしか、できないのです。
仕事では、言われる前にやるべきことを見つけて動くのが鉄則ですから、形式的な人ほど仕事が出来ないと言われてしまいます。
効率が悪い
形式的な人の特徴には、効率が悪いことが挙げられます。
形式的な人は、マニュアルに則って動くことを徹底しています。
それは決して悪いことでは無いのですが、時として効率の悪さが目立ってしまうこともあるでしょう。
効率の良いやり方、新しいやり方に聞く耳を持たないのも、形式的な人の特徴と言えるかもしれません。
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形式的な人の性格
続いて、形式的な人の性格について紹介します。
形式的な人の特徴は先ほど紹介した通りですが、正直なところあまり良い印象ではありませんよね。
そんな形式的な人の性格について、まとめてみました。
自分に当てはまるものがあるか、確認してみてください。
真面目
形式的な人の性格には、真面目なことが挙げられます。
形式的な人の性格の特徴として、真っ先に挙げられるのが真面目だということ。
真面目だからこそ、形式やマニュアルにとらわれてしまい、新しいやり方を受け入れることができないのです。
形式には従わないといけない、という固定概念のある人もいるかもしれません。
融通が利かない
形式的な人の性格には、融通が利かないことが挙げられます。
形式的な人は、『物事は形式に則るべき』だと考えているので、その考えを譲りません。
相手が多忙なためメールでの返信を求めてきたとしても、形式上電話でのやり取りとなっていたら、形式的な人は電話ではなくメールでのやり取りを求めるのです。
頑固
形式的な人の性格には、頑固なことが挙げられます。
形式的な人は融通が利かないことからも分かるように、頑固な性格をしています。
自分が正しいと思ったら、その考えを曲げることはないでしょう。
形式にとらわれてしまい、頭が固くなるのも全て、頑固な性格から来ているのかもしれません。
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無責任
形式的な人の性格には、無責任なことが挙げられます。
形式的な人が、なぜ形式的ではない新しいやり方を取り入れないのか?というと、新しいやり方を取り入れてミスしたときの責任を負いたくないから。
形式に則って進めていれば、たとえ失敗しても責められることはありませんからね。
堅苦しい
形式的な人の性格には、堅苦しいことが挙げられます。
形式的な人はそもそも古風な考え方をしていますし、仕事でもプライベートでも堅苦しいイメージを持たれやすいでしょう。
冗談が通じない、適度に手を抜けないなどの真面目さもありますし、形式的な人が堅苦しい性格であることは言うまでもありません。
形式にこだわる人の心理
続いて、形式にこだわる人の心理を紹介します。
形式にこだわる人は、一体どんなことを考えているのでしょうか。
『形式にこだわる』ということは、先ほども触れましたが決して悪いことではありません。
しかし周りからは良い印象を持たれないのもまた事実。
形式にこだわる人の心理は、こちらです。
考えるのがめんどくさい
形式にこだわる人の心理には、考えるのがめんどくさいというものが挙げられます。
なぜそこまでして形式にこだわるのか?というと、それはずばり新しいやり方を考えるのがめんどくさいから。
形式的なやり方をしないということは、自分で別のやり方を考え、結果を出さなくてはいけないわけです。
形式にこだわる人は、その考える作業がめんどくさいのです。
責任を負いたくない
形式にこだわる人の心理には、責任を負いたくないというものが挙げられます。
先ほど、形式的な人の性格で無責任なことを挙げましたが、形式にこだわる人は、もしものときに自分で責任負いたくないと考えています。
特に、自分の部下に形式的なやり方を押し付けるのは、もしものときに自分が責任を負いたくないからでしょう。
面倒事に巻き込まれたくない
形式にこだわる人の心理には、面倒事に巻き込まれたくないというものが挙げられます。
形式的に進めていけば、失敗したり誰かに責められることもありません。
しかし形式にこだわらないと、上司からお咎めをくらうなどの可能性も少なからずありますよね?
実際にそういう人を見てきたのかもしれません。
自分が面倒事に巻き込まれたくないからこそ、形式にこだわっているのです。
これがルールだから
形式にこだわる人の心理には、これがルールだからというものが挙げられます。
形式にこだわる人は、会社のルールやマナーを疑問視することなく、守ることをおかしなことだとは思っていません。
ルールは守るもの、という認識でいるため、形式にこだわることも『ルール』の一種なのでしょう。
当たり前のことをしているだけ
形式にこだわる人の心理には、当たり前のことをしているだけというものが挙げられます。
ルールを守ることと似ていますが、『形式的に進めていくことは当たり前のこと』だと思っている人も少なくありません。
もちろんルールやマニュアルを守ることは大事なことですが、臨機応変に対応することができないのは、少し問題かもしれませんね。
形式にこだわる人への対処法
ではここで、形式にこだわる人への対処法を紹介します。
職場などに、やたらと形式にこだわる人がいる場合、どのように対応したら良いのでしょうか。
形式にこだわることは悪いことでは無いものの、正直困ることもありますよね。
形式にこだわる人への対処法は、こちらです。
割り切って接する
形式にこだわる人への対処法には、割り切って接することが挙げられます。
形式にこだわる人は、その人自身が考え方を変えない限り、形式にこだわることを続けるでしょう。
恐らくこちらが何を言っても聞く耳を持たないので、『そういう人なんだ』と割り切って接することをおすすめします。
できるだけ形式的に対応する
形式にこだわる人への対処法には、できるだけ形式的に対応することが挙げられます。
相手が形式にこだわるのであれば、できる範囲でこちらも形式的に対応していくのも一つの方法。
形式にこだわること自体は悪いことではないので、あなたが負担に感じない範囲で、形式的に対応していきましょう。
深く関わらない
形式にこだわる人への対処法には、深く関わらないことが挙げられます。
形式にこだわる人は、頭が固く融通が利かないので、一緒にいて窮屈に感じることもあるでしょう。
仕事上は付き合いを続けていく必要があるとしても、深く関わるのはおすすめしません。
あくまでも仕事だけ、上辺だけの付き合いを続けていきましょう。
形式的な付き合いにとどめる
形式にこだわる人への対処法には、形式的な付き合いにとどめることが挙げられます。
向こうが形式にこだわるのであれば、こちらも深く干渉せず、形式的な付き合いにとどめておきましょう。
形式にこだわる人とは挨拶を交わす程度にしておき、プライベートでは付き合わないようにすることをおすすめします。
反面教師にする
形式にこだわる人への対処法には、反面教師にすることが挙げられます。
恐らく形式にこだわる人は、職場でも浮いていたり、同僚からも疎まれているのではないでしょうか。
そういう人が身近にいるのなら、失礼かもしれませんが反面教師にするのがおすすめ。
『あんな風にならないようにしよう』と思うことで、気持ち的にも吹っ切れるはずです。
形式にとらわれないようにするには
最後に、形式にとらわれないようにするにはどうすれば良いのか、その方法を紹介します。
形式にこだわることは悪いことではないものの、やはり臨機応変な対応が求められる時代です。
形式にとらわれないようにするには、以下の方法を試してみてください。
状況を見て動く
形式にとらわれないようにするには、状況を見て動くことが挙げられます。
形式にとらわれないようにしたいのなら、常に状況を見て動くことを心がけましょう。
言われたことだけをやるのではなく、『今何をするべきか』を自分で考える、その力をつけることが大切です。
判断力を身につける
形式にとらわれないようにするには、判断力を身につけることが挙げられます。
形式にこだわらない人は、『今何をやるべきか』を自分で考え、自分で判断しています。
臨機応変な対応ができるのも、判断力があるからでしょう。
判断力を身につけるのは簡単ではありませんが、『AとBのどちらがいいか』など、咄嗟に判断してみるのもいいかもしれません。
直感で動いてみる
形式にとらわれないようにするには、直感で動いてみることが挙げられます。
『形式』にとらわれている人は、まずその『形式』を頭の中から出さなくてはなりません。
そのためには、深く考えずに直感で動く習慣をつけるのがおすすめ。
難しく考えず、今日のランチのメニューを何にするかなど、単純なことからでもかまいません。
中身を重視する
形式にとらわれないようにするには、中身を重視することが挙げられます。
形式にとらわれず自己流のやり方をした場合でも、内容が濃くて良い結果を出しているケースもたくさんありますよね。
『やり方』ではなく、中身や内容、結果などを重視してみてください。
形式にこだわらなくても、良い結果が出せるということを知りましょう。
臨機応変に対応する
形式にとらわれないようにするには、臨機応変に対応することが挙げられます。
形式にとらわれていると、臨機応変に対応することはできません。
なぜなら、形式通りに進めるのが正しいと思い込んでいるから。
しかし世の中はそんなに甘くなく、臨機応変な対応が求められるのは言うまでもありません。
臨機応変さを、忘れないようにしたいですね。
形式的な人は臨機応変さを身につけよう
形式的な人の特徴や性格、心理、形式的な人への対処法などについて、紹介しました。
形式的な人は頭が固く、頑固で融通が利かないため周りからも敬遠されてしまいがち。
形式やマニュアルを守ることは良いことですが、必ずしもその通りにすることが『良いこと』とは限らない、ということを知りましょう。
形式的な人に足りないのは臨機応変さなので、形式的な人は臨機応変さを身につけるようにしていけるといいですね。