謙遜する女性の心理や性格の特徴|謙遜しすぎる女性への対処法とは

謙遜する女性の心理や性格の特徴|謙遜しすぎる女性への対処法とは

会話の中で相手を褒めても否定してくる、自己評価が低く「どうせ自分なんて…」が口癖、そんな女性があなたの身近にもいませんか?

日本では謙虚であること、謙遜するような態度を美徳とする考えが根付いています。

そのため自分は優れている、自分に自信がある、と考えることを嫌う人が多いのではないでしょうか。

今回は謙遜する女性の心理や性格、謙遜しすぎる女性が嫌いな理由や謙遜しすぎる女性への対処法をご紹介します。

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謙遜する女性の心理

人から褒められたり称賛されると何だか照れくさくて素直に喜べない、そんな風に感じる人は多いはずです。

何か言われても「そんなことありませんよ~」とか「私なんてまだまだですよ」と、とりあえず謙遜しておくのが無難な対応なのかもしれません。

今回は謙遜する女性の心理をご紹介します。

あまり目立ちたくない

仲間内や社内であまり目立ちたくないと考えている女性は、謙遜する態度を示すことが多いでしょう。

女性というだけで自信ありげな態度を生意気だと言われたり、優秀な成績を残すと妬まれ陰口をたたかれる、という人もいるからです。

自己防衛のためにも本音を隠し、なるべく目立ちたくないと考えてしまいます。

相手に嫌われたくない

相手に嫌われたくないがために謙遜してみせる、そんな女性も存在します。

褒められたり称賛されて自分が喜んでいる姿を見せれば、調子に乗っているとか図々しいと思われて嫌われるかもしれない、と不安に思っているのです。

心の中では褒められて喜んでいますが、相手に本当の自分の姿をさらすのが怖くて素直になれません。

自分に自信がない

自尊心が低くなかなか自分に自信が持てない女性も、謙遜しやすいと言えるでしょう。

自己評価が低いため、自分が評価されたり褒められてもその言葉を信じることができません。

自分は人より劣っていると考えているので何を言われても否定してしまい、反対に自分自身を見下すような発言をしてしまうことも。

ちやほやされたい

周りにちやほやされたくて、あえて謙遜するような言動をとる女性も存在します。

女性に謙遜されれば相手はさらに褒めてくるでしょうから、余計にちやほやしてもらえます。

彼女たちは内心では自分は優秀で称賛されて当たり前だと思っていますが、そんな素振りはいっさい見せず、謙遜した態度をとっているのです。

謙遜するのがルールだと思っている

日本では女性は奥ゆかしく、謙遜して一歩引いた態度をとることが望ましいと考える人もいるでしょう。

古い考え方ではありますが、社内で一定の評価を得るためには謙遜した態度をとっていたほうが有利とだと考える女性がいてもおかしくはありません。

理不尽だとは思いつつ、それがルールだと自分に言い聞かせて演技しているのです。

謙遜する女性の性格

謙遜する女性と聞くと、あなたはどういったイメージを抱きますか?

奥ゆかしくて謙虚、もしくは自分に自信がなくて頼りない、様々な印象を持っているはずです。

果たして実際のところ、謙遜する女性はどのような性格の持ち主なのでしょう。

自尊心が低い

謙遜する女性は自尊心が低く、自分をなかなか認められない性格の持ち主です。

あきらかに実績があって周囲から評価もされているのに、「自分なんて褒められるべき人間ではない」と頑なに心を閉ざし、謙遜した態度をとってしまいます。

ネガティブ思考な人が多く、なんでも悪いほうに考えるクセがあるのです。

控えめでおとなしい

目立つことを嫌い、控えめでおとなしい性格の女性も謙遜しやすい性格と言えるでしょう。

大勢の前で注目を集めたり、人からちやほやされることを苦手としており、何か言われても謙遜して目立たないようにひっそりと行動したがるのです。

人前で緊張しやすい、大勢でいると気分が休まらずストレスがたまる、そんな風に考えています。

謙虚

相手の言葉を謙虚に受け止めるが故に、謙遜するような態度をとる女性も多く存在します。

「自分はまだまだ未熟である」という気持ちを持っているからこそ、相手から褒められても一歩下がった物言いをします。

自分に自信がないわけではなく、「自分ならまだまだやれる」という強い意志を持っているからこそ、謙虚な気持ちでいられるのです。

承認欲求が強い

相手から認められたいという承認欲求が強い女性も、謙遜しやすい女性と言えます。

1度謙遜した態度を示すことで、相手からさらに称賛をあびることができるでしょう。

本気で自分は劣っている、自分はもっと努力できる、と考えているわけではありません。

自分の承認欲求を満たすために、わざと謙遜するような態度を見せているのです。

周りに自分を合わせられる

謙遜する女性の中には自分の本位とは裏腹に、周りの人に合わせた言動をとれる人も多いはずです。

特に女性の場合、自信家で優秀な人はあまり周囲から良い印象を持たれません。

謙遜した態度を見せることで自分の評価がより上がることを賢い女性は熟知しており、本心を悟られないよう周りに合わせた態度をとることができるのです。

謙遜する女性への褒め方

実績があり評価の対象になっているにも関わらず、褒められても謙遜してしまう女性というのは少なくありません。

素直になれないだけなのか、はたまた自尊心が低いのか…褒め方1つで頭を悩ませる上司や先輩もいるでしょう。

今回は謙遜する女性への褒め方を紹介します。

何度も褒める

誉め言葉をなかなか受け取ってくれない謙遜する女性は、あきらめずに何度も褒めてあげて下さい。

謙遜する女性の中には、相手の言葉をなかなか信じられない場合が多いものです。

何度も誉め言葉を口にすることで、「この人は本心から言っているんだな」と実感し、あなたの言葉を安心して受け止めてくれるようになるでしょう。

具体的に褒める

誉め言葉の表現を変えてより具体的に相手を褒めるというのも、謙遜する女性にピッタリの褒め方です。

単に「かわいいね」と言えばお世辞に聞こえるかもしれません。

そこを「今日の髪型、すごく似合っているね。洋服の雰囲気にもピッタリだよ。」と具体的に誉めることで、相手はよりリアリティを感じ素直に言葉を受け取ることができるはずです。

本人以外の前で褒める

「○○部長があなたのこと、すごく褒めていたよ」と第三者から聞いたとき、本人に直接褒められるよりも嬉しく感じた経験はありませんか?

褒めてくれた本人の前で喜ぶのは照れくさいですし、相手にどう思われるかという不安も頭をよぎるものです。

その点、第三者を通すと普段は謙遜しがちな女性も、素直に言葉を受け取ることができるでしょう。

謙遜しすぎる女性がうざい・嫌いな理由

いくら謙虚で謙遜する気持ちを持つことが美徳であると言われても、限度というものがあります。

こちらは素直な気持ちを伝えているだけなのに、「そんなことありませんから!」と拒否されれば、誰だっていい気分はしません。

今回は謙遜しすぎる女性がうざい・嫌いな理由をご紹介します。

本心が分からず付き合いにくい

こちらが褒めると何でもかんでも謙遜するような女性を前にすると、いったい本心はどこにあるのか?と不安を抱く人も多いのではないでしょうか。

どんな言葉をかければ相手が満足するのか分からないため、一緒にいると疲れてしまい、この人とは付き合いにくいと考えてしまうはずです。

謙遜されると更に誉め言葉を返さなければならないのも、ウザいと感じています。

その後の話が続かない

すごいと思って褒めたのに謙遜で返されると、話がそれ以上続かなくなってしまいます。

こちらはコミュニケーションをとろうと話題を提供しているのに、謙遜という形で相手からバッサリ切られてしまえば、話を進めることはできません。

過度の謙遜はコミュニケーションの放棄であり、それ以上二人の仲が深まることはないでしょう。

自分が否定されたと感じる

本心で褒めているのに過剰に相手から謙遜されると、まるで自分のことを否定されたように感じる人は少なくありません。

本音を相手から拒否されるということは、誰にとっても辛いできごとなはずです。

自分は信頼されていないと感じさせるような人に、好意を抱く人はいないでしょう。

自分も謙遜で返さなければならない

相手が謙遜してきたら、自分も謙遜するような態度を示す必要が出てきてしまいます。

そうでなければ常識のないやつ、失礼な奴と相手から思われてしまうかもしれません。

余計な気を遣う必要で出てきてしまうので、過剰な謙遜を見せる人は面倒だと思われてしまうのです。

ネガティブな気持ちがうつる

謙遜しすぎる女性は自分に自信が持てず、何でもネガティブに考えるクセを持っている人が多いものです。

ネガティブな会話を聞かされれば、誰だっていやな気持になるでしょう。

せっかく褒めたり評価して少しでもポジティブになってもらおうとしても、残念ながら逆効果になってしまいます。

謙遜しすぎる女性への対処法

自己主張をきちんとする女性を出しゃばりだという人もいるくらいですから、謙遜する態度を見せざるを得ない場合もあるでしょう。

とはいえ過剰な謙遜は相手を不快にさせるため、長所というよりは短所と言ってもいいくらいです。

謙遜しすぎる女性には、いったいどのように対処すればいいのでしょう。

褒め続けて自信をつけさせる

一緒に仕事をするような間柄の場合、謙遜しすぎる性格は相手の女性にとってもあなたにとってもデメリットでしかありません。

お互いが気持ちよく仕事ができるよう、小さなことで構わないので女性を褒め続けて自信をつけてあげてはどうでしょうか。

信頼関係構築にもつながりますし、自信がつけば仕事でも成果が出やすくなるかもしれません。

相手の言葉に共感する

さほど親しくない間柄の女性が謙遜しすぎる性格の持ち主だった場合、過剰に褒め続ければ余計に否定される可能性もあるでしょう。

そういう時は、深入りしないほうがいいかもしれません。

「うんうん、そうなんだね」と無難な相槌を打って、話に耳を傾け共感してあげると相手も落ち着いてくるはずです。

どうしてそんなに謙遜するのか理由をたずねる

なぜそんなに謙遜するような態度をとっているのか、理由を尋ねてみるのも1つの方法です。

謙遜するという行動の裏に隠れている本音が明るみになり、自分を正当に評価できるようになるかもしれません。

自分にとって大切な人であれば、心の負担を減らす手伝いにもなるでしょう。

謙遜しすぎは相手を不快にさせると教えてあげる

良かれと思って過剰に謙遜してみせる女性も中にはいるでしょう。

彼女たちは建前や一種のポーズで謙遜しているだけですから、正直にやりすぎはかえって逆効果であると教えてあげて下さい。

謙遜しすぎることで評価が落ちてしまえば、せっかくの能力が台無しです。

極力関わらない

謙遜しすぎる女性というのは、相手に「そんなことないですよ」と言ってもらいたくてたまりません。

自分を肯定してほしいのです。

ですので1度話に付き合ってしまえば、自分の自尊心が満たされるまで謙遜しつくすでしょう。

事前にそういう女性だと分かっているのなら、なるべく関わらないほうが身のためです。

謙遜しない女性の心理

女性の中にも過剰に謙遜せず、相手の言葉を素直に受け止められる人も存在します。

その姿を自信に満ち溢れていてカッコいいと感じる人もいるでしょうし、傲慢で高飛車な人という印象を持つ人もいるでしょう。

今回は謙遜しない女性の心理をご紹介します。

相手の好意を無駄にしたくない

謙遜しない女性は、褒め言葉をかけてくれた相手の厚意を無駄にしたくないという想いを持っています。

愛情、友情、社内のコミュニケーション、社交辞令、どんな場合の褒め言葉でも、相手はあなたによかれと思って言葉を選ぶはずです。

にも関わらず、女性が謙遜して褒め言葉を素直に受け取ってくれなければガッカリするでしょう。

素直に言葉を受け止めるべき場合もあると、きちんと理解しているのです。

相手を気遣っている

過剰な謙遜は相手を疲弊させ、不快にさせると知っている女性も謙遜するようなことはありません。

相手に変な気を遣わせないためにも、無駄な謙遜はしないのです。

謙遜せずとも相手に嫌な思いをさせないよう感謝の気持ちを表したり、コミュニケーションを密にとったりと工夫を重ねています。

自分が大好き

自分のことが大好きな人は、褒められることも大好きです。

なので謙遜しないと相手にどう思われるか?といった心配は、一切しません。

褒められれば素直に受け止め、より自分は凄いと自信をつけていくでしょう。

ポジティブに物事を考えられるとも言えますが、度が過ぎればただの自信過剰な人と思われてしまう可能性も。

人を見下している

褒められても謙遜しない女性の中には、相手を見下している人もいるでしょう。

せっかく褒めてくれたのに、「そんなのできて当たり前、むしろできない人がおかしい」と他人を自分よりも格下に見ています。

たとえ言葉にしなくとも、態度でその高飛車な性格は透けて見えているものです。

やり取りが面倒くさい

謙遜にはフォローが必要であり、そのやり取りが面倒で時間がもったいないと感じる女性は謙遜することが少ないはずです。

変なお世辞や無駄な謙遜の繰り返しをするよりも、もっと効率的に物事を進めたいと考えています。

プライベートでこのような女性は嫌われるかもしれませんが、仕事となれば一目置かれる存在と言えるでしょう。

謙遜することは果たして本当に美徳なのか?

女性が謙遜することで周りに与える印象は様々です。

一歩下がって謙遜することで自分を客観視できるいい面も持ち合わせていますが、やりすぎると相手に嫌われてしまう可能性も大いにあるでしょう。

褒められて嬉しくない人は、そうそういません。

同じように、自分の褒め言葉を素直に受け取ってもらえて、嫌な気持になる人もいないのではないでしょうか。

相手の厚意に感謝し、おごらず素直に受け止めることができれば、お互いに良い関係を続けることができるはずです。