気苦労が多い人の特徴について、紹介します。
あなた自身、人間関係に疲れていたり『気苦労が絶えないな』と感じているのではないでしょうか。
ここでは、気苦労が多い人にフォーカスを当て、特徴や対処法を見ていきたいと思います。
また、気苦労をかけてくる人についてや、気苦労が絶えない仕事についても紹介していますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
目次
気苦労が絶えない人の意味
まずは、気苦労が絶えない人の意味から見ていきましょう。
『気苦労が絶えない』を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 色々なことに気を使って、精神的な苦労が続くこと
- 精神的に疲れること
気苦労が絶えないとは、身体よりも心が疲れている状態を表す言葉です。
元来、日本人は気苦労が絶えない人が多いと言われているので、気苦労が絶えないのはある意味お国柄なのかもしれません。
他人に気を使いすぎている、人の顔色ばかり伺っている人は必然的に気苦労が絶えない人と言えるでしょう。
気苦労が多い人の特徴
気苦労が多い人の特徴について、紹介します。
気苦労というのは、簡単にいうなら『精神的な疲れ』や『ストレス』のこと。
普段から精神的な疲れを感じやすい人には、どのような特徴があるのでしょうか。
詳しく見ていきましょう。
周りの目や評価を気にする
気苦労が多い人の特徴には、周りの目や評価を気にすることが挙げられます。
気苦労が多い人は、普段から周りに気を使いすぎているのですが、その最たる原因が『周りの目や評価を気にする』ということ。
周りから自分がどう見られているかが気になるので、少しでもよく見せようと必要以上に気を使いすぎてしまうのです。
協調性がある
気苦労が多い人の特徴には、協調性があることが挙げられます。
協調性がある、というと聞こえが良いのですが、気苦労が多い人は自分の意見が言えないだけ。
本当はやりたくなくても、我慢して周りに合わせています。
我慢してばかりだと、ストレスが溜まるのも当たり前ですね。
関連記事はこちら▽ 協調性がある人の特徴|協調性がある人になるにはどうすればいいの?
嫌われるのが怖い
気苦労が多い人の特徴には、嫌われるのが怖いことが挙げられます。
気苦労が多い人は、恐怖心や不安などが人一倍強く、誰よりも嫌われることを恐れています。
だからこそ他人に気を使い、嫌なことも嫌と言えずに周りに合わせてしまうのでしょう。
嫌われるのが怖い気持ちは分かりますが、何でもかんでも人に合わせるので『イエスマン』と思われているかもしれません。
思い込みが激しい
気苦労が多い人の特徴には、思い込みが激しいことが挙げられます。
気苦労が多い人は思い込みが激しく、その思い込みによって自ら気苦労を増やしていることも。
『きっとこう思ってるはずだ』『こういうつもりで言ったんだろう』と勝手に決めつけてしまうので、余計にストレスが溜まってしまうのです。
関連記事はこちら▽ 決めつける人の特徴や心理|決めつける人が嫌いな時の対処法とは
心配性
気苦労が多い人の特徴には、心配性なことが挙げられます。
気苦労が多い人の性格的な特徴として最も多いのが、『心配性』なこと。
自分の目の届かないところで起こっていることの全てが、そして考えても答えの出ないことの全てが不安でたまらないのです。
心配性だからこそ物事を悪い方に考えてしまい、結果として気苦労を増やしているのでしょう。
気苦労を感じる時の対処法
続いて、気苦労を感じるときの対処法を紹介します。
自分で『今日は疲れたな』『気苦労が絶えなくて辛い』と感じたときには、どうすれば良いのでしょうか。
『気苦労が絶えない』と感じたのであれば、そのまま放置するのは危険です。
しっかり対処していきましょう。
息抜きする
気苦労を感じるときの対処法には、息抜きすることが挙げられます。
何よりも重要視してほしいのが、この『息抜きする』ということ。
気苦労が絶えないなと日頃から感じているのであれば、こまめに息抜きをしてください。
自分なりのストレス発散方法を見つけて実践したり、何もせずボーッと過ごすのもおすすめです。
頑張るのを辞める
気苦労を感じるときの対処法には、頑張るのを辞めることが挙げられます。
気苦労を自覚しているということは、あなたは相当頑張っているのでしょう。
むしろ、頑張りすぎです。
このままでは心がキャパオーバーになってしまいますから、一旦頑張るのを辞めてください。
『頑張らないように頑張る』ことも、必要なのです。
関連記事はこちら▽ キャパが狭い人の特徴|自分のキャパを広げる方法とは
気持ちを言葉や文字にする
気苦労を感じるときの対処法には、気持ちを言葉や文字にすることが挙げられます。
どんなことに気苦労を感じているのか、何が不安なのか、心配なのかを紙に書き出してみましょう。
もちろん、信頼できる友人などに不安を吐き出せるのであれば、それでもOK。
大切なのは、文字や言葉にして自分の心の中から不安を出すことです。
好きなことをする
気苦労を感じるときの対処法には、好きなことをすることが挙げられます。
気苦労をなくすために一番効果的なのは、好きなことをしてストレス発散をすること!
あなたは普段、自分のやりたいことを我慢して周りに合わせる癖がありますので、自分のやりたいこと、好きなことを思い切り楽しんでみてはいかがでしょうか。
気苦労の原因を探る
気苦労を感じるときの対処法には、気苦労の原因を探ることが挙げられます。
あなたはなぜ、これほどまでに気苦労を感じているのでしょうか。
一旦自分自身の頭の中、心の中を整理してみましょう。
なぜ気苦労を感じているのか、その原因が分かれば対策法も見つかるはずです。
気苦労をかける人の特徴
次に、気苦労をかける人の特徴を紹介します。
あなたが『気苦労が絶えない人』であるなら、あなたの周りにはおそらく『気苦労をかける人』がいるのでしょう。
この人といると疲れるな、と感じる気苦労をかける人の特徴は、こちらです。
感情の起伏が激しい
気苦労をかける人の特徴には、感情の起伏が激しいことが挙げられます。
特に女性は、泣いたり怒ったりと感情の起伏が激しい人が比較的多いです。
そういう人といると、『また機嫌が悪くなるかも』『ヒステリックになられたらどうしよう』と顔色を伺うようになってしまうため、感情の起伏が激しい人は周りに気苦労をかけていることが多いと言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 機嫌がいい人の心理や特徴|機嫌が良くなる方法とは
自己中心的
気苦労をかける人の特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
自己中心的でわがままな人は、他人に迷惑をかけていることにそもそも気づいていません。
自分のしたいことをしたいようにやれているのは、それをフォローしてくれる人がいるからだということに気づいてください。
空気が読めない
気苦労をかける人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
空気が読めない人は、いきなり突拍子もない発言をして周りを困惑させることがあります。
それでも大きなトラブルなくその場を乗り切れるのは、やはり誰かがフォローしてくれているから。
重要な場や深刻な雰囲気の中での空気が読めない人の発言は、周りがハラハラしてしまうものです。
気配りができない
気苦労をかける人の特徴には、気配りができないことが挙げられます。
気配りや他人への気遣いができない人は、知らず知らずのうちに周りに気苦労をかけてしまっています。
気配りができない人の分を、誰かが代わりに補ってくれている、と考えると分かりやすいでしょう。
自由気まま
気苦労をかける人の特徴には、自由気ままなことが挙げられます。
自由気ままな人は自分の欲求に正直なので、やりたいことを我慢することはありません。
誰も味方がいなくても、自分の好きなことを始めてしまえるのですが、そうなると必然的に『誰かを我慢させている』のです。
気苦労をかけてくる人への対処法
ではここで、気苦労をかけてくる人への対処法を紹介します。
気苦労をかけてくる人が身近にいたら、どう対処すれば良いのでしょうか。
気苦労が絶えない人にとって、気苦労をかけてくる人への対処法は非常に重要だと言えるでしょう。
気苦労をかけてくる人への対処法は、こちらです。
物理的に距離をとる
気苦労をかけてくる人への対処法には、物理的に距離をとることが挙げられます。
気苦労をかけてくる人が気にならなくなるくらい、物理的な距離を置きましょう。
気苦労をかけてくる人が視界に入るから、気になってしまって結果としてあなたの気苦労が多くなってしまうのです。
放っておく
気苦労をかけてくる人への対処法には、放っておくことが挙げられます。
気苦労をかけてくる人のフォローは、必ずしもあなたがしなくてはいけない、というわけではありません。
あなたの性格上どうしても気にしてしまうのでしょうが、放っておくのも一つの手。
フォローせずに放っておくのも、かえって相手のためになるのかもしれませんよ。
我慢しないで伝える
気苦労をかけてくる人への対処法には、我慢しないで伝えることが挙げられます。
自分の気持ちや、自分のやりたいことがある場合は我慢しないで伝えましょう。
嫌われるかも…と思うかもしれませんが、本音で言えない関係など本当の友人ではありません。
これで終わるならそれまでの仲だった、ということです。
親子、恋人なら話し合う
気苦労をかけてくる人への対処法には、親子や恋人なら話し合うことが挙げられます。
気苦労をかけてくる人との関係が親子や恋人であるなら、しっかりと話し合うことが大切です。
お互いに言いたいことはあると思うので、ここは腹を割って話しましょう。
お互いの本音が分かると、関係も変わってくるかもしれません。
自分が変わるしかないと割り切る
気苦労をかけてくる人への対処法には、自分が変わるしかないと割り切ることが挙げられます。
気苦労をかけてくる人には、その自覚がない場合がほとんど。
つまり、向こうからしたら『あなたが勝手に』気苦労を感じているだけに過ぎません。
こういう人を相手にしても平行線のままなので、自分が変わらない限り何も変わらないと割り切って付き合いましょう。
気苦労が絶えない仕事とは
最後に、気苦労が絶えない仕事には何があるか紹介します。
世の中にはたくさんの仕事がありますが、気苦労が絶えない仕事にはどんなものがあるのでしょうか。
どんな仕事でも多少は気苦労(ストレス)が溜まるものですが、特に以下の5つの仕事は気苦労が多いと言えるでしょう。
教師
気苦労が絶えない仕事には、教師が挙げられます。
教師は、生徒と保護者の間に入らなくてはならないポジションなので、最も気苦労が絶えないと言えるでしょう。
特に保護者には気を使って接する人も多いですし、それによって生徒との間で板挟み…なんてことにもなりかねません。
看護師
気苦労が絶えない仕事には、看護師が挙げられます。
看護師は今でこそ男性もいますが、比率としてはまだまだ女性の方が圧倒的に多いです。
つまり、同僚の女性の中で気を使い、患者やその家族に気を使って毎日を過ごしているということ。
ちょっとでも雑な対応をすれば患者の家族からクレームがきますし、やりがいはあるもののとても大変な仕事です。
保育士
気苦労が絶えない仕事には、保育士が挙げられます。
保育士も子どもと保護者の間に挟まれ、尚且つほぼ女性の中で働かなくてはなりません。
特に男性保育士の場合、同僚の女性たちや保護者に対して気を使いっぱなしなのではないでしょうか。
子どもにちょっとでもケガをさせたら文句を言ってくる親もいますから、疲れてしまいますね。
アナウンサー
気苦労が絶えない仕事には、アナウンサーが挙げられます。
アナウンサーの仕事には収録のものもありますが、生放送のものも多いですよね。
特に近年では、アナウンサーの好感度ランキングなども発表されるなど、何かと気が気ではないことでしょう。
ただニュースを読んでいるだけでは視聴者から『つまらない』などと言われますし、神経をすり減らす仕事と言えそうです。
コールセンター
気苦労が絶えない仕事には、コールセンターが挙げられます。
コールセンターのスタッフは、商品の勧誘をしたりクレーム対応をするなど一番ストレスが溜まる仕事かもしれません。
特にクレーム対応の場合、最初から相手は怒っているわけですから、電話口から罵声を浴びせられることもあるでしょう。
そんな人を相手にするのですから、気苦労が絶えないのは当然かもしれません。
気苦労が多い人はこまめに息抜きを
気苦労が多い人の特徴や、気苦労を感じるときの対処法などについて紹介しました。
気苦労が多い、気苦労が絶えないというのはその人の性格的な問題でもあるので、改善するのは簡単なことではありません。
だからこそ、『気苦労が絶えない』性格と上手に付き合っていく必要があるのです。
そのために大切なのは、やはりこまめに息抜きをすること。
こまめに息抜きをしてストレスを発散させながら、上手に過ごしていきましょう。