聞き間違いが多い人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、聞き間違いが多い人はいませんか。
もしくは、あなた自身が『聞き間違いが多い』ことで悩んでいるのかもしれませんね。
ここでは、聞き間違いが多い人の特徴や聞き間違いが多くなる原因などについて、見ていきたいと思います。
記事の最後には、聞き間違いが多いのを直す方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
聞き間違いが多い人の特徴
まずは、聞き間違いが多い人の特徴から紹介します。
聞き間違いが多い人には、どんな特徴があるのでしょうか。
思わず『え?そんな聞き間違いする?』と驚いてしまうほど、聞き間違いが多い人の特徴には、以下のものが挙げられます。
ケアレスミスが多い
聞き間違いが多い人の特徴には、ケアレスミスが多いことが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、必然的にケアレスミスも多くなります。
人の話を聞き間違えるわけですから、仕事でも数字や時間、場所などの大切な部分を間違えてしまい、ケアレスミスが増えてしまいます。
質問をしない
聞き間違いが多い人の特徴には、質問をしないことが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、人と話しているときに相手に質問をしません。
相手の言ったことを繰り返したり、『え?〇〇ですか?』と聞き返すことをしないのです。
分からないことを分からないままにしてしまうので、重大なミスに繋がることもあるでしょう。
関連記事はこちら▽ 聞き返してくる人の心理|聞き返しが多い人への対処法とは
人の話を聞かない
聞き間違いが多い人の特徴には、人の話を聞かないことが挙げられます。
人の話を聞かないというか、『話半分に聞いている』のです。
たとえば何か別の作業をしながら話を聞いていたり、別のことを考えていたり。
人の話をきちんと聞いていないので、聞き間違いが多くなるのも当たり前ですね。
天然と言われる
聞き間違いが多い人の特徴には、天然と言われることが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、周りから『天然』と言われることが多いです。
普通なら聞き間違えないような間違え方をしたり、『どうすればそう聞こえるの?』と驚かれるような間違え方をするのに、本人は気づいていないのです。
天然と言われるのは、聞き間違いが多い人あるあるかもしれません。
落ち着きがない
聞き間違いが多い人の特徴には、落ち着きがないことが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、常に忙しなく動いているなど、全体的に落ち着きがありません。
やることが多いというのもありますが、落ち着きがなく動いているため、人の話もきちんと聞くことができないのでしょうね。
聞き間違いが多い原因
続いて、聞き間違いが多い原因を紹介します。
なぜ、聞き間違いが多くなってしまうのでしょうか。
聞き間違いは誰にでもあるものですが、聞き間違いによって怒られることも増えますし、そう頻繁にあるのは困りますよね。
聞き間違いが多くなる原因を、探ってみましょう。
思い込みや先入観
聞き間違いが多い原因には、思い込みや先入観が挙げられます。
聞き間違いが多くなるのは、思い込みや先入観で人の話を聞いているからです。
『いつもと同じだろう』『あの人は〇〇の話しかしない』といった思い込みや先入観は、正しい判断ができなくなる原因の一つ。
耳から聞こえてくる情報よりも、思い込みや先入観を脳が判断してしまうのかもしれません。
確認不足
聞き間違いが多い原因には、確認不足なことが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、確認をしません。
聞き返したり復唱したりすれば間違えずにすむのに、確認しないために聞き間違いが生じてしまいます。
自分の中だけで解決してしまい、確認不足になるのは聞き間違いが多くなる原因と言えるでしょう。
都合よく解釈する
聞き間違いが多い人は、都合よく解釈することが挙げられます。
聞き間違いが多い人は、自分の都合のいいように物事を解釈する癖がある人が多いです。
自分の都合のいいように解釈してしまうと、その通りに頭に情報がインプットされてしまうので、結果として間違った情報が入ってしまうのです。
関連記事はこちら▽ 都合のいいように解釈する人の心理や特徴|都合よく解釈する人への対処法とは
錯誤行為
聞き間違いが多い原因には、錯誤行為が挙げられます。
『錯誤行為』というのは、本心や本音がつい口から出てしまうこと。
その結果、聞き間違えて突拍子もないことを言ってしまいます。
頭の中で考えていることを、思わず間違えて言ってしまうことがあるでしょう?
それがまさに、錯誤行為です。
後ろめたさがある
聞き間違いが多い原因には、後ろめたさがあることが挙げられます。
人に秘密にしていることや後ろめたいことがあると、その隠したい言葉に聞き間違えてしまうのです。
たとえば不倫をしている人が、『プリン』を『不倫』と聞き間違えたりするのは、後ろめたさがあるためでしょう。
聞き間違いが多い人の直し方
ではここで、聞き間違いが多い状態の直し方を紹介します。
聞き間違いが多いと、仕事などでも信用されなくなるなど色々な問題が発生するもの。
やはり聞き間違いが多いのであれば、早めに直しておくべきでしょう。
聞き間違いが多い状態の直し方は、こちらです。
自覚する
聞き間違いが多い状態の直し方には、自覚することが挙げられます。
まずは、自分自身が『聞き間違いが多い人だ』ということを自覚しなくては何も始まりません。
天然と言われる人や、自分の都合よく解釈してしまう人の場合、そもそも『聞き間違いが多いこと』を自覚していないケースもあります。
まずは客観的に自分を見つめ、自覚することから始めましょう。
復唱する
聞き間違いが多い状態の直し方には、復唱することが挙げられます。
聞き間違いを防ぐ最大の方法でもあるのが、相手の言ったことを繰り返す『復唱』をすること。
仕事で、『コピーを20部お願い』と頼まれたら、『コピーを20部ですね、わかりました』と復唱しましょう。
もし聞き間違いがあればこの時点で気づくので、ミスを防ぐことができますよ。
思い込みを捨てる
聞き間違いが多い状態の直し方には、思い込みを捨てることが挙げられます。
人は、どうしても思い込みがあるとそちらを優先してしまいます。
思い込みや先入観を捨てるのは簡単なことではありませんが、まっさらな状態で話を聞くと、意外にもすんなりと頭に入ってくることも。
人の話を聞くときには、思い込みは捨てましょう。
話を聞くことに集中する
聞き間違いが多い状態の直し方には、話を聞くことに集中することが挙げられます。
他のことをしながら話を聞くと、今やっている別のことと相手の話が混ざってしまい、聞き間違いも起こりやすくなってしまいます。
話を聞くときは手を動かすのをやめ、話を聞くことに集中しましょう。
相手の目を見ながら話を聞くと、印象も良くなるのでおすすめです。
分からないままにしない
聞き間違いが多い状態の直し方には、分からないままにしないことが挙げられます。
話を聞いていて分からない単語があったときなどは、必ず聞き返しましょう。
分からないことを、分からないままにしてはいけません。
分からない言葉はわかる言葉に置き換えようとするので、聞き間違いが起こりやすくなってしまいます。
聞き間違いが多い人への対処法
最後に、聞き間違いが多い人への対処法を紹介します。
友人や職場の人などに、聞き間違いが多い人がいるとき、あなたはどう対処すれば良いのでしょうか。
聞き間違いをするのは仕方がないと分かっていても、やはり多すぎるのは困るもの。
そんなときは、以下の方法を試してみてください。
文字にする
聞き間違いが多い人への対処法には、文字にすることが挙げられます。
どうしても聞き間違いが多い人には、言葉ではなく文字で伝えるようにしましょう。
文字にしておけば、聞き間違いは起こりませんからね。
ただし、文字にしても見間違える人もいますので、その場合は別の方法を試さなくてはなりません。
一つ一つ確認する
聞き間違いが多い人への対処法には、一つ一つ確認することが挙げられます。
聞き間違いが多い人へは、話しながら一つ一つ確認するようにしましょう。
場合によっては、相手にメモを取らせるのもいいですね。
この方法は、聞き間違いだけでなく解釈の違いを防ぐこともできるので、ミスを防ぐためにもおすすめです。
復唱させる
聞き間違いが多い人への対処法には、復唱させることが挙げられます。
大事な部分や単語は、必ず『復唱』させるようにしましょう。
復唱することは、聞き間違いを防ぐ上で最も重要と言っても過言ではありません。
聞き間違いが多い人も、自分の口で同じことを発言することで頭に入りますから、聞き間違いも減っていくはずです。
落ち着くよう言う
聞き間違いが多い人への対処法には、落ち着くよう言うことが挙げられます。
バタバタと忙しない人や、無駄に慌ててしまう人はどうしても聞き間違いも多くなりますから、まずは落ち着くように言いましょう。
とりあえず今やっていることを中断させ、話を聞く姿勢を整えることが大切です。
何度も説明する
聞き間違いが多い人への対処法には、何度も説明することが挙げられます。
正直ちょっとめんどくさいのですが、部下が聞き間違いが多い人だった場合は、何度も説明する以外に方法はありません。
結局のところ、聞き間違いを直せるかどうかは本人次第なので、本人の意識が変わらなければダメなのです。
面倒でも何度も説明することで、あなたの気持ちが相手にも伝わることでしょう。
聞き間違いが多い人は復唱する癖をつけよう
聞き間違いが多い人の特徴や原因、直し方について紹介しました。
聞き間違いが多いと仕事でもミスが多くなり、怒られるだけでなく信用されなくなるなど、どんどん悪い方へ進んでいってしまいます。
聞き間違いを防ぐためには、自分自身で意識する以外に方法はありません。
相手の話をよく聞く、メモを取るなどはもちろん、復唱する癖をつけましょう。
実際に言葉に出すことで、正しく頭の中にインプットされるはずですよ。