臭い人の特徴や原因|臭い人への注意の仕方や気づかせる方法とは

臭い人の特徴や原因|臭い人への注意の仕方や気づかせる方法とは

臭い人の特徴について、紹介します。

あなたの周りにも、『臭い人』はいませんか。

体臭なのか何なのか分からないけど、とにかく臭い人っていますよね。

職場などに臭い人がいると本当に困りますし、近年では『スメハラ』と言われることも。

ここでは臭い人にフォーカスを当て、特徴や原因、対処法などを紹介していきます。

職場など身近にいる臭い人に困っているという方、必見です。

臭い人の特徴

まずは、臭い人の特徴から紹介します。

職場など、身近なところに臭い人がいると本当に困ってしまいますよね。

一口に『臭い人』といっても、体臭なのか人工的な匂いなのかは人それぞれ。

ここでは、臭い人に当てはまる特徴を紹介していきます。

汗の量が多い

臭い人の特徴には、汗の量が多いことが挙げられます。

人の汗は大半が無臭ですが、汗をそのままにしておくと雑菌が繁殖し、そこから匂いがするようになります。

汗の量が人と比べて明らかに多い人は、職場でも『臭い人』と周りから思われているかもしれません。

匂いのキツい食べ物が好き

臭い人の特徴には、匂いのキツい食べ物が好きなことが挙げられます。

たとえばニンニクやネギ、ニラなど匂いの強い食べ物を食べたあとは、口臭がかなりキツくなりますよね。

匂いのキツい食べ物は、たとえ歯磨きをしても胃の中に残っているため匂いはなくなりません。

日常的に匂いのキツい食べ物を好んで食べている人は、体臭もきつくなってしまいます。

色々な匂いが混ざっている

臭い人の特徴には、色々な匂いが混ざっていることが挙げられます。

たとえばシャンプー、柔軟剤、香水、制汗剤など、日常的に使っているものにも『匂いのあるもの』は多いですよね。

単品ならどれもいい香りかもしれませんが、これらが合わさると強烈な悪臭になってしまうことも…。

身だしなみに気を使いすぎた結果、臭い人になってしまうこともあるのです。

疲れが溜まっている

臭い人の特徴には、疲れが溜まっていることが挙げられます。

疲れやストレスが溜まると、独特な匂いである『疲労臭』を招きます。

つまり、臭い人は日頃から疲れやストレスが溜まっているのだと言えるでしょう。

残業続きだったり睡眠不足だったりする人にほど、臭い人になりやすいのです。

自覚していない

臭い人の特徴には、自覚していないことが挙げられます。

不思議な話ですが、臭い人の大半は自分が臭いことを自覚していません。

他の人の匂いには敏感であっても、自分の匂いにだけは鈍感なのです。

もちろん全ての人が自覚していないわけではありませんが、多くの人は自分の体臭を自覚していないのです。

臭い人の原因

次に、臭い人の原因を紹介します。

体臭がきつくなる、会社で周りの人に迷惑をかけるくらい臭くなってしまう原因には、一体どんなものがあるのでしょうか。

臭い人の原因(匂いがきつくなる原因)には、以下のようなものが考えられます。

年齢によるもの

臭い人の原因には、年齢によるものというものが挙げられます。

『加齢臭』という言葉を聞いたことがあるでしょう?

加齢臭は男性に多いですが、女性も女性ホルモンの分泌が減少する閉経後あたりから、加齢臭がするようになります。

年齢とともに分泌される物質が変わることが、加齢臭の主な原因です。

食生活の乱れ

臭い人の原因には、食生活の乱れが挙げられます。

食生活によって腸内環境が乱れることも、体臭がキツくなる原因の一つ。

特に糖質の多いものや油っこいものばかり食べていると、ベタベタした汗や皮脂が出るようになり、悪臭の原因になってしまいます。

好きなものばかり食べていないで、野菜や食物繊維なども積極的に食べるようにしましょう。

香水や柔軟剤

臭い人の原因には、香水や柔軟剤が挙げられます。

香水や柔軟剤を使いすぎていると、両者が混ざって強烈な匂いを放つことも少なくありません。

その人が近づいてくるだけで悪臭がする、どこにいるのかすぐに分かるなんていう場合は、香水や柔軟剤の使いすぎが原因かもしれません。

ワキガ

臭い人の原因には、ワキガが挙げられます。

通常かく汗は無臭ですが、脇の下や陰部などにあるアポクリン汗腺から出る汗はベタベタしていて、雑菌の繁殖もしやすいもの。

ワキガの匂いはかなり強烈なので、多少距離があっても匂ってきます。

ワキガの場合は、手術など適切な治療をすることが、悪臭をなくす1番の近道と言えるでしょう。

不衛生

臭い人の原因には、不衛生なことが挙げられます。

会社勤めしている人にはほとんどあり得ませんが、毎日お風呂に入らない、洋服や下着を洗濯せずに着続けていると、悪臭がするのは言うまでもありません。

また、部屋がゴミ屋敷など環境的に不衛生な場合も、臭い人になる原因です。

臭い人にとる態度

では次に、臭い人にとる態度について紹介します。

職場の同僚などに臭い人がいると、一切関わらないというのはどうしても難しいですよね。

私たちは、臭い人と関わるとき、知らず知らずのうちに態度に示してしまっているもの。

臭い人にとる態度には、以下のものが挙げられます。

口元に手をやる

臭い人にとる態度には、口元に手をやることが挙げられます。

臭い人が近くにいるとき、臭い人と話をするとき、無意識にやるのが『口元に手をやる』というもの。

本当は鼻をつまみたいところですが、さすがに人前でそれはできないので、少しでも悪臭に対抗しようと口元に手をやるのです。

一定の距離を保つ

臭い人にとる態度には、一定の距離を保つことが挙げられます。

誰だって、臭い人とあえて近づきたい、臭い人の隣にいきたいとは思いませんよね。

物理的な距離があれば匂いを感じずに済むということを脳は知っていますから、臭い人とは一定の距離を保つようになるでしょう。

すれ違うときに顔を背ける

臭い人にとる態度には、すれ違うときに顔を背けることが挙げられます。

職場などでは、どうしても臭い人とすれ違うなど距離が近くなることもあるもの。

そんなとき、思わず顔を背けてしまうのは相手が臭いからかもしれません。

顔を背けることで、感じる匂いを少しでも減らそうとしているのです。

顔をしかめる

臭い人にとる態度には、顔をしかめることが挙げられます。

普段はどんなに平静を装っていても、ふと強烈な匂いがしたときには表情に出てしまうもの。

それが、『顔をしかめる』という行為なのです。

顔をしかめるのは無意識でやってしまうことも多いので、気をつけないといけませんね。

あまり喋らない

臭い人にとる態度には、あまり喋らないことが挙げられます。

臭い人と積極的に関わりたいという人は、おそらくいないでしょう。

職場でも、臭い人とはあまり喋らないという人も多いもの。

『臭くなければいい人』であったとしても、臭い人とはほとんど喋らないので避けているのは一目瞭然です。

臭い人が嫌われる理由

ではここで、臭い人が嫌われる理由を紹介します。

残酷な話かもしれませんが、臭い人はそれだけで周りから嫌われてしまいます。

どんなにいい人で仕事ができて見た目が良くても、臭いことは致命的。

臭い人が嫌われる理由には、以下のものが挙げられます。

ストレスが溜まるから

臭い人が嫌われる理由には、ストレスが溜まるからというものが挙げられます。

人は、苦手な匂いの中にいるとそれだけで強いストレスを感じてしまうもの。

人の匂いは自分ではどうすることもできないので、余計にイライラしてストレスが溜まっていってしまうのでしょう。

匂いがキツイから

臭い人が嫌われる理由には、匂いがキツイからというものが挙げられます。

単純明快、臭い人が嫌われるのは『その人の匂いがキツイ』から。

自分の好きな匂いだったり、いい匂いであれば嫌われることはありません。

鼻を突くような悪臭であるため、嫌われてしまうのです。

不快だから

臭い人が嫌われる理由には、不快だからというものが挙げられます。

臭い人に対して不快感を覚えるのは、おかしなことではありません。

匂いというのは人の記憶と強く結び付けられるほど、強力なもの。

職場ではスメルハラスメントという言葉もあるように、臭い人は周りを不快にさせていることに気づかなくてはなりません。

集中できないから

臭い人が嫌われる理由には、集中できないからというものが挙げられます。

匂いなど気にしなければいいという人もいますが、職場で匂いを完全に遮断することは不可能です。

一度気になってしまうと匂いが気になり、仕事に集中できなくなることもあるでしょう。

仕事の効率が悪くなる、進まなくなるため臭い人は嫌われてしまいます。

本人が何の対策もしないから

臭い人が嫌われる理由には、本人が何の対策もしないからというものが挙げられます。

臭い人は、自分の体臭に気づいていないことがほとんど。

体臭で人に迷惑をかけていることに気づかず、何の対策もしないでいることに腹を立てる人も少なくありません。

本人が対策をしているかどうかは、周りに与える印象を大きく左右すると言えるでしょう。

臭い人の対処法や対策

ではここで、臭い人の対処法や対策を紹介します。

職場に臭い人がいる場合、また、自分自身が臭い人かもしれないと思った場合、どんな対処法や対策があるのでしょうか。

自分の体臭には鈍感になりやすいからこそ、『もしかしたら』と意識することが大切です。

マスクをする

臭い人の対処法や対策には、マスクをすることが挙げられます。

匂いのキツいものを食べたあとなどは、その場しのぎではありますがマスクをすることがおすすめです。

食べた直後は、匂いは口臭として発生しますから、マスクをすることである程度は拡散させるのを防ぐことができるでしょう。

消臭グッズを置く

臭い人の対処法や対策には、消臭グッズを置くことが挙げられます。

自分のデスクに消臭グッズや空気清浄機などを置くことで、体臭や悪臭を抑えることが可能です。

ただし、日常的にタバコを吸っている人などは、持ち物などあらゆるものにタバコの匂いが染み付いていますから、消臭グッズだけでは限界があることも覚えておいてください。

生活習慣を整える

臭い人の対処法や対策には、生活習慣を整えることが挙げられます。

食事や睡眠、運動の有無などの生活習慣は、体臭にも大きく影響を及ぼします。

生活習慣を変えるのは難しく、体臭にすぐに変化が出るわけではありません。

そのため長い目で見る必要はありますが、食生活などを見直すのは将来的にもおすすめなので、ぜひ試してみてください。

ストレスを発散する

臭い人の対処法や対策には、ストレスを発散することが挙げられます。

ストレスや疲労は、疲労臭の原因になるもの。

こまめにストレスを発散させ、ストレスを溜め過ぎないようにしましょう。

ストレス発散は心身の健康にも重要なので、自分なりの方法を見つけておくことがおすすめです。

消臭サプリなどを試す

臭い人の対処法や対策には、消臭サプリなどを試すことが挙げられます。

匂いに敏感な人が増えたこともあり、世の中にはたくさんの消臭サプリが売られています。

消臭サプリといってもアプローチする部分は様々なので、自分の体臭の原因に効きそうなものを見極める必要がありますが、いくつか試してみてもいいかもしれませんね。

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法

最後に、臭い人への注意の仕方や気づかせる方法について紹介します。

職場に臭い人がいても、なかなかはっきりと『あなたクサイですよ』とは言えないもの。

匂いはデリケートな問題なので、伝え方は非常に重要だと言えます。

臭い人への伝え方には、以下のものが挙げられます。

全員に注意喚起する

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法には、全員に注意喚起することが挙げられます。

職場に臭い人がいる場合、まずはその人だけではなく職場の人全員に向けて話をしましょう。

特にスメハラは誰もが加害者になる可能性があるので、自分は大丈夫とタカをくくらずに、『全員が今一度自分の体臭を確認しよう』などと促してみてはいかがでしょうか。

一対一で伝える

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法には、一対一で伝えることが挙げられます。

臭い人にそのことを伝える場合は、周りに人がいない場所を選びましょう。

やはりデリケートな問題なので、周りに人がいる場所で言うと余計に傷つけてしまいます。

一対一で、優しい言葉を選んで伝えるようにしましょう。

心配しているニュアンスで伝える

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法には、心配しているニュアンスで伝えることが挙げられます。

臭い人に向かってはっきりと『臭いよ!』と言うのではなく、『体臭がきついと感じるんだけど、何か病気があるんじゃないか』と病気を心配している風に伝えるとGood。

また、匂いのせいで周りから避けられる可能性があるから、何かしら対策をした方がいい、と伝えるのもおすすめです。

治療や予防についても伝える

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法には、治療や予防についても伝えることが挙げられます。

ただ『臭い』という事実を伝えるだけでなく、そのあとどうしたらいいのか、治療や予防についても触れられるといいですね。

足の匂いがきついなら、靴下をこまめに取り替えることを提案するなど、予防案も一緒に伝えることがおすすめです。

セミナーを開く

臭い人への注意の仕方や気づかせる方法には、セミナーを開くことが挙げられます。

最近では、セクハラやパワハラ防止のセミナーを開催する企業も増えてきました。

同じように、スメハラや身だしなみを題材にしたセミナーを開いてみるのはいかがでしょうか。

これなら全員が対象ですし、自分の匂いと向き合ういいキッカケになると思います。

臭い人はスメハラ加害者になる前にしっかり対策をしよう

臭い人の特徴や原因、対策方法などについて紹介しました。

不思議なもので、自分の体臭にはなかなか気づかないもの。

そのため、知らないうちに自分がスメハラ加害者になっていることも少なくありません。

臭いことは、それだけで周りから避けられ、嫌われてしまいます。

そうなる前に、やはり自分自身で自分の体臭について自覚しなくてはいけません。

自分は大丈夫だと思わず、『もしかしたら』と一度自分の匂いを客観的に判断してみることをおすすめします。