明るい性格の人に共通する特徴|元気に見えるけど実は暗いって本当!?

明るい性格の人に共通する特徴|元気に見えるけど実は暗いって本当!?

会社や教室には必ず何人か明るい性格の人がいますよね。

彼らがいるだけで職場の雰囲気が重くならないため密かに欠かせない存在です。

見習いたい点も数多くある明るい性格の人ですから、その特徴を詳しく知りましょう。

彼らの明るさがどこから来ているのか分かればコミュニケーションを円滑に行うヒントにもなります。

そこで今回は明るい性格の人に共通する特徴について紹介していきます。

明るくなりたい方はぜひ参考にしてみてください。

明るい性格の意味

明るい性格とはどんな性格なのか、その意味を知りたいと思う人も多いです。

具体的には朗らかで活発な印象を持たれるような性格の人を明るい人と称することが一般的です。

元気いっぱいで魅力的な人という意味ですが、必ずしもそれだけではありませんので、以下の項目でご紹介していきます。

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明るい性格の人の魅力的な特徴

常に笑顔を絶やさない

明るい性格の人はいつ見ても笑顔です。

微笑みを絶やさないというよりもニッコリ顔をしていますから、目にするとこちらまで笑顔にさせられます。

一般的に笑顔を見て気分を害する人はいませんから、明るい性格の人が笑顔でいるだけで周囲も穏やかな気持ちになるでしょう。

明るい性格の人がムービーメーカーと呼ばれる理由は彼らの笑顔にあると言っても過言じゃありません。

笑顔は人の心に棲む鬼を追い出すとも言います。

明るい人が笑顔を絶やさないことで同僚の心がすさむのを防いでくれるなら仕事に及ぼす好影響ははかり知れません。

ぜひ見習いたいところです。

派手なリアクションをする

「あの人は明るいね」と言われる人は大抵リアクションが大きいです。

「そうなんですか」で済むようなシチュエーションでも「本当ですか!?それはスゴイですね」と通常の倍以上の大きなリアクションで返してきます。

彼らの派手なリアクションを見ているとポジティブになれるのが不思議だと感じる方も多いでしょう。

人間は自分の話に興味を持ってくれる人に好感を抱く傾向があります。

そのため明るい性格の人が見せる大きなリアクションは話し相手の承認欲求を満たし、満足感を与えていたんです。

明るい性格の人が好かれるのも当然と言えます。

基本的にポジティブ・シンキング

人間誰しも落ち込むことがありますが明るい性格の人は一貫してポジティブな考え方をします。

仕事が上手くいかなくても「逆に上手くいかなくて良かったんじゃないですか?」などと言って、スグにポジティブなマインドを取り戻します。

周囲で彼の話を聞いている人たちも、彼の堂々とした態度や派手なジェスチャーを見ていると次第にポジティブな心持に変わってくるでしょう。

ときには「空気を読んでいない」と避難されることもありますが、それでも周囲に落ち込ませず、逆にやる気を奮い立たせる明るい性格の人はあらゆる組織に欠かせない存在です。

大きく通る声をしている

明るい性格の人と同じスペースにいたら、目隠ししていても相手がどこにいるか分かるくらい声が大きいです。

しかも通る声をしていて会話の内容まで聞き取れるため、話に興味を持った人が周囲から集まってきてグループ談話になります。

明るい性格の人の周りには、よく人が集まっていますが、それは単純に好かれる性格をしているだけでなく周囲の人々を巻き込む通る声と声量を持っているからです。

明るい性格の人にその気さえあれば、すぐグループのリーダーになることも可能でしょう。

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率先して動く(行動が早い)

明るい性格の人は、みんなが二の足を踏んでいるときに率先して行動することが多いです。

正直に言えば気が進まないときでもドンヨリした雰囲気が苦手なので、結果的に率先した行動をとります。

大変頼もしく見えますが能力が必ずしも伴っているわけではないので、誰よりも先に失敗することも多いです。

しかし、明るい性格の人は失敗が許されるキャラクターですから、評判が落ちるなどの大きなダメージを受けることは滅多にありません。

むしろ彼が失敗してくれるおかげで次に挑戦する人がリラックスして挑める効果があります。

性格が明るい人がいるおかげで失敗を恐れない雰囲気ができるのは仕事や学業において大きなメリットでしょう。

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活力にあふれている

いつも胸を張って目線を高くしている明るい性格の人は活力にあふれた感じがします。

残業続きで皆が辛そうにしているときでも1人だけ気を吐いて元気な様子を見せてくれます。

ときにはカラ元気に見えるときもありますが、愛嬌のある笑顔を見ると「陽気な彼にシンドイ思いをさせるのは悪いな」と頑張る力が湧いてきます。

周囲に覇気が無いと「まだまだ疲れる時間じゃないよ」と発破をかけるのも明るい性格の人です。

半分は冗談で言っていますが、周囲の人たちのやる気をリフレッシュさせる効果があります。

ここ一番、頑張るときにいてくれると助かるタイプのキャラクターです。

周囲を笑わせようとする

おもしろいかどうかは別として明るい性格の人は周囲の人を笑わせるのが好きです。

ウィットに富んだジョークというより、くだらないオヤジギャグで笑いを取ろうとします。

ときにはネタが古すぎて、失笑してしまうこともありますが、それでも本人してみたら満足なようで、いつものように笑みを絶やしません。

基本的に嫌味やいやらしさの無い笑いなので不快感を感じることありませんが、人によっては勘弁して欲しいときもあるでしょう。

彼らのギャグは治らない癖のようなものですから、もし不快感を感じたら相手にしなくても大丈夫です。

小さいことを気にするタイプじゃないため無視されてもこたえません。

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誰にでも同じように接する

明るい性格の人は処世術のような面倒なことを考えず、誰に対しても同じような態度で接します。

上司にゴマをするようなところも無いので人から信頼されることも多いです。

そのため悩みを相談されることもありますが、人の悩みを解決できる力が不足していることが多いので、お悩み解決に至るケースは多くはありません。

一番注意したいのは、明るい性格の人は道徳観から平等に接しているわけではないことです。

彼らに品行方正を期待してはいけません。

明るい人の中には実は暗い人も多い

一見明るい人に見えても、本当の性格は暗くて大人しい人も少なからずいるのも特徴です。

この「本当は暗い」という人の中には2つのパターンがあります。

明るい自分も暗い自分もどちらも共存しているパターンと無理をしてみんなの前だけでは明るく振る舞うパターンです。

明るい人も人間ですので、常に明るく振る舞っているわけではありません。

そのギャップが大きいために「本当は根暗なんじゃないか?」みたいに自分自身で思うかもしれませんが、それは当たり前の話です。

環境によってメンタルの状態がコロコロ変わるので、常に明るい人だって暗くもなるのが一般的なのです。

その一方で無理して明るく振る舞う人もいます。

この場合は常に周りの目を気にして暗い自分を悟られたくない、人気者になりたいといって己の願望が表れています。

どちらにせよ明るい人だって暗くもなるということは覚えておきましょう。

空気を読まない

明るい性格の人は良い意味で悪い意味でも空気を読みません。

それゆえに周囲の人が落ち込んでいる状況でも臆せず発破をかけて場の空気を変えることができます。

もし空気を読んで周囲に同調してしまうなら一緒に落ち込んでしまうでしょう。

問題は静かにすべき場面でも笑いを取ろうとしたり、場の雰囲気を切り替えようとするところです。

人の気持ちは力づくでは動きませんから、明るい性格の人がいくら頑張っても重い空気を晴らせないことはあります。

空気を読まない彼らのために、よけいに場の空気が重くなるケースもあるでしょう。

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細かいことは気にしない

細かいことを気にしていると思い切った行動がとれないものです。

性格が明るい人は大雑把な性格をしていることが多いので些細なことを気にせずにスグ行動できる強みがあります。

仕事には一瞬の判断が成否を分けるものが少なくありませんから、彼らの迅速な判断と行動により救われることもあるでしょう。

ただし若いうちは詰めが甘いところが多く見られるので、そこはフォローしてください。

上司なら詰めの甘さを指摘したいですが、あまり効果はありません。

失敗して自省しないと成長できないタイプです。

人の好みや考え方を非難しない

好みや考え方は人それぞれ違って正解はありません。

明るい性格の人はそのことを感覚でなんとなく分かっているのか人の考え方を非難しません、

どんな考え方も「君の考えはこうなんだね」と一度受け止めます。

その考え方が好みのときは絶賛しますが受け入れらない時はスッと流して、それで終わりです。

空気を読まない彼らですが、このようなコミュニケーションにおける衝撃を吸収するのが上手いため揉め事は起こしません。

職場や学校でチームに1人いればメンバー間の衝突が生まれにくくなるでしょう。

明るい人の長所と短所

明るい人は長所が多いと思われますが、その逆に短所もいくつかあります。

わかりやすい長所としては、その場の空気をポジティブに変えてくれることでしょう。

一緒にいて元気をもらえる、前向きになれる、一致団結できるなどコミュニケーションにおいて非常に重要な要素となるのが明るさなのです。

最初は一人だけだったのが、二人三人と伝搬していくことでとても大きなエネルギーになり、気持ちも心地よくなっていくのが最大の長所でしょう。

短所としてはその明るい性格の人が無理をしているケースです。

本当は大人しくしていたいのに、チームやメンバーのために無理やり明るく振る舞っている場合は、その人がエネルギー切れを起こしてしまうと一気に雰囲気が悪くなります。

本人も気持ちが折れて復活するまでに時間を要するかもしれません。

無理に明るく振る舞うのは少々危険が伴うといってもいいでしょう。

明るい性格になるには元気をアピールするのが効果的

明るい性格になるにはどうすればいいのだろうと思う人がいるかもしれませんが、今回紹介した特徴を踏まえて自分の行動を見つめ直すだけで次第に変わることできます。

また、もっともわかりやすいのは元気さをアピールすることです。

挨拶を元気にする、返事を元気にする、笑顔を意識するなどで周りからの印象はずいぶん変わるはずです。

明るい性格の人は周囲に良い影響を与えることが多いので集団行動するなら必ずメンバーに入れたいタイプです。

チームの雰囲気が良くなりますから仕事や学業の効率が良くなります。

明るい性格の人を中心に人が集まりやすくなるためコミュニケーションがスムーズになり、メンバー間の信頼関係が強まるメリットもあるでしょう。

利点が多いからといって明るい性格の人を多くメンバーに入れると逆に悪影響が出ることもあるので注意してください。

繊細な仕事には向かないため細かいミスが多発する可能性があります。

プライベートで明るい性格の人と付き合う場合は彼らのペースに乗り過ぎないように気を付けてましょう。

意外と無責任なところがありますから、彼らと接するときは自分の考えを持つことが大切です。