凛とした人の6つの特徴と凛とした人になりたい人がやることとは?

凛とした人の6つの特徴と凛とした人になりたい人がやることとは?

凛とした人の意味とは、強さや勇ましさを兼ね備えている人のことです。

よく「凛とした女性」という言葉がありますが、凛とした男性と使われることはあまりありませんよね。

「凛」という言葉は本来、厳しいや勇ましいと言った意味があるので、男性向きの言葉だと言われています。

実際に凛々しいという言葉は男性によく使うことでしょう。

「凛とした女性」「凛々しい男性」と、こうした言葉の使い方の違いはあるけれども、意味としてはほぼ一緒と考えて問題ありません。

今回は「凛とした人」に焦点を当てて、その特徴についてご紹介していきます。

そして凛とした女性になりたいと考えている人も少なくありません。

その方法についても触れていますので参考にしてみてください。

凛とした人の特徴とは

自分を持っていて流されない

凛としている人はしっかりとした自分を持っていることから、価値観や意思の表示がハッキリとしています。

意見を述べる必要がある時には、相手に合わせることなく自分気持ちを伝えることができますし、他人の意見を取り入れる柔軟性を持っていながらも、決して顔色を見たり媚びるために自分を曲げることはありません。

必要であれば対立をすることも厭いませんが、だからといって頑固なだけではなく、相手の気持ちを受け入れつつも極力他者に影響をされないように自分をコントロールできる賢さがあるのです。

そうした確固たる自分があるところが、周囲から見て格好よく見えます。

みんながそうしているから、そうしている人が多いからという理由で流されたりはしませんし、何かを決める時には必ず自分の意思で決めることができます。

どんな時でも落ち着いていられる

精神状態が非常に落ち着いており、どんな時にも取り乱すことなく、自分を保つことができます。

常に冷静でいることを心がけており、何か問題が生じてしまって自分以外の誰もが慌しくしていても、落ち着いてどう対処するべきか考えることができるタイプです。

もちろん、内心ではあれこれと焦ってしまうことがありますが、だからといってそれを表面に出してもどうにもならないことや、余計に事態が悪化してしまうことがあるのを理解しているのです。

ですから自制をしようとしますし、そうした態度でいることで周囲からもとても頼りにされます。

感情を上手に制御することができるのは、取り乱した自分を表に出すことで恥ずかしい思いをしたくないという自尊心から来るものでもあり、いついかなる時も冷静でいられる自分に誇りがあるのです。

身の回りなどが綺麗に整頓されている

本人もそうですが、身の回りも含めてきちんと整頓されていて、いつも清潔感に溢れているのが凛とした人の特徴の一つです。

言葉通りに清廉なイメージがありますが、その通りだらしなくしている姿を人に見せることがなく、どんな時にも人に不快感を与えないように身綺麗にしていますし、周囲を汚くしていることもありません。

部屋の中はもちろんのこと、仕事のデスク周りも整理されていますし、パッと見にはわからない引き出しの中なども整えられていることから好印象です。

オシャレそのものよりどんな人が見てもいい印象を持ってもらえるように、派手なものを好まずに見た目はシンプルにまとまっています。

そもそも「汚れている」「乱れている」という状況に我慢ができないタイプなので、外見はもちろんのこと、普段の生活面や人間関係どれを取っても綺麗にしておくことを好んでいます。

正義感が強い

凛とした人はとにかく正義感が強く、曲がったことが嫌いで、正しいことだけを追い求めようとします。

自分の中に、確かな正義感を持っているため、周りに惑わされることなく、間違っていることも正々堂々と口にすることができる人です。

自分が正しいと思うことをやり通そうとするその姿こそ、凛として美しく、同性からも憧れられる存在です。

人間としての利害関係に振り回されることもないため、信頼に厚く、友人がたくさんいることも、凛としている人の特徴です。

一人一人との関わりや、人間関係をとても大切にする姿がさりげない行動の中に見られ、できるだけ多くの人と関わりたいと思っているため、いつも周りには人がたくさん集まってきます。

強い正義感や間違ったことを正す姿勢が、周りの人に支持されるため、いつも誰かから頼りにされています。

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基本的に人より能力が高い

凛としている人は、何をしても人より高い能力を発揮する傾向にあります。

仕事や家事など、ビジネスシーンにおいてもプライベートシーンにおいても、様々な面で高い能力を発揮し、何をしても「できる人間」というイメージを与えます。

自分が掲げる目標や目指す到達点に対して、厳しいのがその理由です。

妥協をすることが嫌いなため、適当なところで手を打たず、とことんやり遂げようとする精神が、ものごとの能力を高めているのです。

現状に満足することなく、少しでも高みを目指そうとすることで自然と高い能力が身に付き、仕事をさせても家事をさせても、要領よくこなしていきます。

人に頼らず、何でも自分でやり遂げようとする精神が、いつの間にか自分の能力を磨くこととなっているのです。

向上心が強く、いつも高みを目指すことを忘れないからこそ、高い能力を身に着けることができ、凛とした姿が作り上げられていきます。

姿勢と佇まいが美しい

人間を、見た目だけで判断することは正しいことではないかもしれませんが、内面性が外見にも現れることは、否定できません。

凛としている人は、何をしていても姿勢が美しく、佇まいそのものが凛としているものです。

内面的な美しさが表に出ている人ほど、立ち姿や佇まいが、自然と美しく見えてきます。

凛としている人は自分に厳しいため、体調管理や体重管理も厳しく実践し、だらしない体つきであることがありません。

当然ながら身だしなみにも気を配っているため、いつも清潔感にあふれ、どんなおしゃれをするわけでなくとも、美しく凛とした印象を与えます。

きれいに洗濯された衣類やハンカチ、手入れが行き届いたアクセサリーなど、姿勢に限らず身に着けているものもきちんとしているため、全体的な姿そのものが美しく見えるのです。

内面的な美しさにプラスして、外見にも気を配る精神が、自然と立ち姿や佇まいを凛とした姿にしています。

凛とした人になりたい人がやるべきこととは

清楚で品のあるファッション・メイクにする

凛とした人の特徴として、見た目が清楚で気品のある服装をしていることが挙げられます。

なので、凛とした人になりたい場合はまず容姿からチェンジしてみると良いでしょう。

絶対にNGなのは露出の多い服装や、だぼっとしただらしのないファッションです。

またトレンドを追いすぎて全身流行りの服装というのも自分を持っていないイメージで好ましくありません。

適度にベーシックで、必ず体に合ったサイズで自分に似合う色の服を着るようにしてみましょう。アクセサリーは上質で小ぶりなものだと気品が高まるのでおすすめです。

メイクに関しても過度に流行を追いすぎず、自分に似合ったナチュラルメイクがよいでしょう。

「自分を客観視できる」という印象を与える控えめで知的なファッションも凛とした人の一つの要素なのです。

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エレガントな言葉遣いと正しいマナーを身につける

どんなに素敵なファッションに身を包んでいても、言葉遣いが汚なかったりマナーが悪かったりすると「見た目は綺麗なのに中身が残念」と思われてしまいますよね。

清楚な見た目に中身も伴ってはじめて凛とした人になれるということは意識しておきましょう。

まずは基本的なマナーや言葉遣いを見直しましょう。

若者言葉や省略語はやめて、丁寧な口調に改めるよう意識します。

マナーの本は1冊あると一生使えますので、ぜひ手に入れて折に触れ読み返して正しいマナーを身につけましょう。

また、凛とした人は言葉遣いやマナーが身についているので、相手によって態度を変えず誰に対しても常に親切で丁寧にすることができます。

相手が偉い人でも媚びず、相手が目下の人でも偉そうにせず、どちらも丁寧に応対することで、周囲には「自分を持っている凛とした人」と思われることでしょう。

困った時でも焦らずポジティブな態度をとる

トラブルがあっても焦りを見せず落ち着いて対処できる人は凛としていて素敵ですよね。

なぜ凛とした人は動揺しないのかというと、自分に自信があるからです。

「自分は絶対できる」という自信をもって行動していれば、人は問題が起きて焦った時でもポジティブに解決に向けて対応できます。

では、どうしたら何にも動じない自信が生まれるのでしょうか。

一つの方法としては、物事に向き合って努力することが挙げられます。

例えばテストに向けて自分で納得するまで勉強出来たら、堂々と試験にのぞめます。

たとえ少し難しい問題が出てきたとしても「これだけ勉強したのだから解けるはず」と立ち向かうことが出来ます。

凛とした人はそうやって物事ひとつひとつに対して努力しているから、常に前向きな態度がとれるのでしょう。

嫌われる事を恐れない

凛とした人になりたいと思った場合、まずは人から嫌われる事を怖がってはいけないとされていて、分かりやすく言えば人に媚びないようにする事が大事だと言われています。

例えば、人から嫌われないように常に顔色を窺っているような方は卑屈な印象を与えてしまい、凛とした人とは対極にいる人物になってしまう可能性が高いです。

ただし、何でもかんでも自分を押し通すのではなく、あくまでも「無理して好かれない」ようにする事がポイントになっていますので、最低限の礼儀を持つことは大切ですし目上の人にあえて逆らう必要はないと言えます。

なお、この様な態度を続けていると、場合によっては特定のグループなどから疎まれる事がありますが、凛とした人というのはそれに負けない強靭な精神力を持っている事が多いです。

自分に厳しくする

自分に厳しくするというのは、常に向上心を持ち続けるという意味になっていて、今の自分に満足することなく上を目指している方は凛とした人と思われるようになっています。

また、凛とした人は仕事一つとっても他の人と比べて成長が早いですし、スキルもドンドン身につけていくので周りからも頼りにされやすく、一般的に凛とした人と聞いてイメージされる事が多い仕事を精力的にこなすというのはこの特徴がその理由です。

さらに、凛とした人は「これぐらいで良い」という考えを持っている方は非常に少なく、基本的には上手くできた事でも「まだ足りない」と考えていますので、何事においても効率的にこなせるようになります。

そして、それはさらなるスキルアップにつながりますので、自分に厳しくする事ができれば自然と凛とした人と思われるようになるのです。

周りに流されないようにする

周囲にいる人物の意見に流されないというのも凛とした人の要素になっていて、自分の価値観が周囲の意見で左右されるような方は決断力に欠けるという印象になります。

その為、自分の意思をしっかりと持ち人の意見に左右されない方は凛とした人と思われる事が多く、そこに明確な理がない限りは自分の意見を変えることはないです。

とは言え、上記のように敵対する事が目的ではないので、例えばどこかに食事に行く際にグループで意見が別れた場合に、一人でも好きなものを食べに行くケースなどが当てはまっています。

また、ファッションなどの流行にもあまり左右される事がなく、周りの人が着ているから自分も着るということはなく、全てにおいて基準は自分自身であり周囲の影響を受けない方が凛とした人と言えるのです。

凛とした女性のイメージは美しい

いかがでしょうか。

「凛とした」と聞くと多くの人は女性をイメージするものです。

そして、その女性のイメージはやはり自分の意思をしっかりと持っており、行動がブレず、佇まいが美しいといったものが挙げられるでしょう。

そんな女性に憧れを持つ人はたくさんいます。

すぐに凛とした女性になろうと思ってもなかなか難しいのが現実です。

凛とした人は、その内面がしっかりとしているからこそ、その言動に表れているからです。

そのため、最初にあなたがやるべき強ことは、内面を磨くために、理想の姿を強くイメージすることです。

理想像を持っていれば、いざという時にその姿を思い出し状態を保つことができるでしょう。

日々の積み重ねが人格を形成していくので、今この瞬間から理想のイメージ像を持つことはとても大切ですよ。