目次
尽くす男の心理
頼られたい
女性に尽くしてしまう男性の心理として、一番最初に挙げられるのは女性に頼られたいと言うもので、これは自分が女性から頼られる事で満足感を得たり自分を肯定してもらった気分になりたいと思っていると言えます。
その為、一般的な男性であれば断ってしまうような内容のお願いでも簡単に応じてしまい、周囲から見ればなぜそこまで気軽に頼みごとを引き受けるのかと首をかしげるケースも多いです。
ただ、この時には尽くす男性の中ではキチンと釣り合いが取れていますし、むしろ自分が頼りにされているという気持ちになる事から、頼み事をされただけでプラスになっているとされています。
なお、この時には尽くす男性は「自分がやってあげないとダメだ」と考えていますので、周囲が何を言っても聞く耳を持たない方がほとんどです。
女性に喜んで欲しい
この心理は何らかの見返りを求めているのでなく、純粋にその女性の為に何かをしてあげたいという気持ちになっており、多くの方がイメージする「尽くす男性」の本来の形に近いものになっています。
例えば、彼女の誕生日に向けてアルバイトを多く入れて費用を捻出したり、夜遅い時間でも車で迎えに行ったりなど、とにかく女性に喜んで欲しくてその様な行動を取ることが多いです。
また、本人自身がそれを苦痛だと感じているケースはほとんど見られず、周りの人から見て無理をしているように映っても本人は大いに満足していますので、この場合も自分の中では辻褄が合っています。
なお、この様に女性に喜んで欲しい一心で尽くしている場合、それを受けている女性も罪悪感がない事が多く、言わば需要と供給のバランスが取れた関係です。
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言葉で伝えるのは恥ずかしい
そもそも日本人の男性は愛情を言葉で表現する事を苦手としていますし、その影響で言葉ではなく態度で示すべきだと言う考えも広く浸透している事から、男性は「愛してる」と直接口にするよりも、それを行動で示そうとするケースが多々見られます。
この場合の例を挙げるならば、好きな人に重たい荷物を持たせたくないという気持ちからすすんで荷物持ちをしますし、女性が疲れているならば肩を揉んだりなどする男性が多いです。
そして、この心理は基本的に女性の為を思って働くものになっており、その意味では喜ぶ顔が見たいと言う心理と同じですが、こちらの場合は無償の愛ではないとされています。
その為、上記の様な行動が見られた際に女性の側が感謝の気持ちなどを伝えないと、強い不快感を表す方は大勢いるとされるやや注意が必要な心理です。
自分に酔いたい
女性に優しく接するのはある種の文化でもあり、イギリスなどをはじめ紳士的な男性というのは世界共通で女性からモテるものです。
そんな紳士的な振る舞いを勘違いして、尽くすという行為がとても男らしく格好いい行為だと思っている場合があります。
女性の気持ちや立場をわきまえない過剰なエスコートや執拗な紳士的な振る舞いをすることで、自身のナルシズムを満たすために尽くしているのです。
またそれと同時に、その尽くしている自分に酔っている場合もあります。
「自分はこんなに簡単にできるんだ。どうだ、すごいだろう」と言わんばかりに、能力を自慢するかのように誇示して注目してもらうことで欲求を満たしています。
こういったタイプの男性は直接害はなくても、お調子者だったりちょっとしつこかったりしがちです。
自信がない
自分に対する自己評価の低さから女性に尽くしている場合もあります。
おそらく日本の男性で一番多いタイプはこれではないでしょうか。
いつも「好きな人に嫌われてしまうかもしれない」などネガティブな気持ちでいることが多いです。
そして自分に自身がないので、相手に気に入ってもらうために一生懸命尽くします。
女性が、もっと男らしく大きく構えてくれていれば何もしなくていいと思っていたとしても、自分に自身がないため嫌われないために尽くすことを止められません。
相手に必要とされたいとは思っているけれど、他の方法がわからないのでできることを一生懸命やることで認めてもらおうとしているのです。
執拗に束縛してきたり、言動の一つ一つが重すぎたりする場合などはこのタイプである場合が多いです。
争いたくない
とにかくケンカしたり言い争ったりするのが嫌いな場合によくある尽くす心理です。
まるで仏のような感覚で自分は欲せず与えることで、争いを避けようとしています。
このタイプの尽くす心理は少し変わっていて、例えば、共働きの夫婦で自分が帰ってくるのが早ければ率先して料理をします。
「私のほうが遅いのに何で私だけが料理しなきゃならないの!」と女性に言わせないために料理するのです。
女性を喜ばせることよりも争いを避けるという目的で尽くすので、執拗に尽くしすぎたりといったことはあまりありません。
あくまで一緒にいる時に不足している部分は全部自分が補うから平穏に過ごしたいと考えています。
ですので例えケンカになってしまっても自分から折れたり、悪くなくてもすぐに謝ったりもします。
尽くす男の特徴
自分の方からこまめに連絡する
女性に尽くす男性の特徴の中でも比較的分かりやすいのがコミュニケーションの取り方で、尽くす男性は女性からの返信の有る無しにかかわらず、こまめに連絡をする方が多いとされています。
これは一般的なカップルなどと比べて非常に珍しく、通常であれば付き合いが長くなるにつれ連絡は疎かになりがちなのですが、尽くす男性は付き合い始めと変わらない頻度でコミュニケーションを取ろうとするのです。
なお、この様なこまめなコミュニケーションを取る男性は、女性からのレスポンスが悪すぎると行動が加速してしまう傾向が見られ、場合によっては一日に何通もメールやLINEを送る事があります。
そして、それがさらにエスカレートするといわゆるストーカーまがいの行為にまで発展する事があり、これはある意味では非常に自分勝手だとも言われ、尽くす男でありながらも相反する特徴です。
ほとんど怒らない
尽くす男性は相手の為を思って行動する事が多いのですが、その考えからほとんど怒ると言う事がなく、言わば許容力に優れているという特徴を持っています。
例えば、デートの約束をしていたのに急にキャンセルしても怒りませんし、多少失礼な言動や小ばかにしたような態度が見られても怒ることは無く、ほぼ全てに対して許そうというスタンスで接しているケースがほとんどです。
これは、自分が怒ってしまう事で女性を嫌な気分にさせてしまったりする事を避ける為の行動であり、とにかく自分がした事で女性を不快にしたくないという考えから見られる特徴になります。
ただ、本当に腹に据えかねるような言動が見られた場合には激昂する事もあるとされ、その場合は普段からは想像もつかないような怒り方をする方が多いです。
話すよりも聞き手に回ることが多い
通常尽くす男性は自己主張する事が少なく、何事においても女性を優先していますので、それは会話にも表れ尽くす男性は女性の話を聞く側である事が非常に多くなっています。
また、聞き役に回る事が多いことから非常に聞き上手というのが特徴になっており、適切なタイミングで相槌をうったり質問をしたりするという行動が見られ、こちらは相手に気持ちよく会話して欲しいという考えが元です。
さらに、相手を退屈させないように会話の引き出しをいくつも用意している方が多く、尽くす男性というのは基本的に頭が良く相手の気持ちを察する力に優れているとされています。
なお、女性に話していて楽しいと思わせる事ができるのでとてもモテる男性だとも言えるのですが、自分が好意を持っていない相手に対しては素っ気無い態度であることも多いです。
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デートや旅行、プレゼントにお金をかける
「彼女との交際にかかるお金を惜しまない」というのが、女性に尽くす男の代表的な特徴でしょう。
尽くす男の頭の中には、常に、「どうしたら彼女を喜ばせることができるか」という大テーマがあります。
彼女を喜ばせるためには、どんな努力も惜しみません。
ですから、デートをする時でも、彼女に喜んでもらおうとして、高価な店やホテルを選んだりします。
彼女との旅行の行き先を海外にすることもめずらしくありません。
もちろん、収入の多寡によって、いける旅行先や使えるデートスポットは限定されるでしょう。
しかし、可能な限りグレードの高いデートや旅行にしようとするのが、尽くす男なのです。
彼女に贈るプレゼントに関しても同様です。
何かというと彼女にプレゼントを贈ろうとするのが尽くす男の特徴なのですが、特に誕生日やクリスマスなどは、奮発して高価なアクセサリーやブランドのバッグなどを贈るのです。
彼女の希望に従う
彼女を喜ばせたいと思っている尽くす男は、できるだけ彼女の希望通りにしてあげようとします。
たとえば、ドライブデートをするとしましょう。
そうすると、まず彼女に行きたいところを聞きます。
彼女が「海を見に行きたい」と言えば、季節が冬で特に寒い日だったとしても、それに異論をはさむことなく、彼女の希望通り海へのドライブデートにします。
デート中の食事も同様で、彼女の食べたいものにつきあうのが、尽くす男のデートの特徴と言っていいでしょう。
時には、彼女にデートの希望を聞いても「任せる」という答えが返ってくることもあるに違いありません。
その場合は、「任せる」という彼女の希望を聞き入れ、彼女に満足してもらうための緻密なデートプランを考えます。
「任せる」と言われた時でも、それが彼女の希望なのだと考え、最大限の工夫をして彼女に喜んでもらおうとするのが、尽くす男の特徴ということになるでしょう。
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すぐに謝り、時には涙を見せる
尽くす男がもっとも恐れていることは、彼女から嫌われてしまうことです。
彼女から別れを切り出されることを、心の底から恐れているため、そうならないための努力を惜しみません。
ですから、できるだけ彼女の機嫌をそこなわないようにし、ケンカにならないように配慮します。
しかし、人間ですから、時には彼女の機嫌を損ねてしまうこともあるでしょう。
やむをえない理由でデートに遅刻して、彼女を怒らせてしまうこともあるにちがいありません。
そういう場合は、とにかくすぐに謝ります。
こちらに非がない場合でも、「俺が悪かった」と頭を下げるのです。
そのため、彼女とケンカになることはまずありません。
成り行きで言い争いのようなことになった場合でも、すぐに冷静さを取り戻して謝ります。
彼女の怒りが強く、なかなか機嫌が戻らないようなときは、涙を見せて謝ることもめずらしくありません。
彼女との関係をこわさないためにすぐに謝り、時には涙を見せるというのが、尽くす男の特徴ということになるでしょう。
尽くす男がモテる理由
圧倒的な包容力がある
尽くす男性というのは、女性からしてみると優しくて頼り甲斐もあって魅力的にみえやすいです。
ですが尽くす男性と一言でいっても、実はモテる尽くす男性とモテない尽くす男性がいるのです。
感覚的なことなので一概には言えませんが、一般的にはモテる尽くす男性は、紳士的であると同時に社会的な地位や富もあることから圧倒的な包容力があるものです。
つまり言い換えると、女性は心身だけでなく経済的な面など全てにおいて寄りかかることができるので、安心して自分の在り方を相手に委ねることができるのです。
今を支えてくれるだけでなく、将来いろいろな困難があったとしても対応できるであろう余裕に惚れているということです。
そしてそれだけ余裕のある人が自分に尽くしてくれていると思うところで愛情をより深く感じることになります。
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さりげなく尽くす
前項とは逆に普段紳士的でもなければ、ぶっきら棒であまり口数も多くないのに尽くすことでモテている人もいます。
これはギャップの心理によるもので、前項が欧米人のタイプだとしたらこちらは古き日本人男性のタイプになります。
あまり積極的に話しかけてくれもしないし、場合によってはちょっと冷たいとさえ感じてしまうような人なのに、行動ではとても優しく尽くしてくれる場合などに女性はドキッとしてしまいます。
特にこのタイプの場合の尽くし方の特徴は、決して直接的なものではなく女性ですら気づかないような細かなところだったり機転のきいた尽くし方をしています。
というのも、本人は尽くしてあげたいとは思っているものの、シャイなため大腕をふって尽くすことができないのです。
またこういったタイプの人は自己犠牲をいとわなかったり潔いため男らしいといわれる事も多いです。
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押し付けがましくない
これはどのタイプの尽くす男性にもいえることですが、尽くす男性というのは女性をとても大切に考えています。
ではどこでモテるかモテないかが分かれるかというと、その尽くしている行為が押し付けがましい自己満足かどうかがポイントになっているのです。
親切にしてくれるのは嬉しいけれど、過度の親切はありがた迷惑になってしまうのは誰でも同じということです。
ですので、モテる尽くす男性というのは女性の気持ちを汲んで、今こうしてくれたら嬉しいという時に的確にサポートをしています。
何でもかんでも尽くすのは親切の押し売りになってしまいますので、逆に今はサポートを必要としていないという時には尽くすことをしません。
そのオンオフが上手ければ上手いほど女性の心を掴みやすいのでモテる尽くす男性となるのです。
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言われなくとも女性の希望を優先する
尽くす男性は何事においても自分よりも女性を優先しており、これはモテる男性の要素の一つにも数えられる事から、基本的に尽くす男性はモテると言えます。
しかし、同じ尽くす男性でもモテない方が存在していて、その違いになるのは「女性の希望」を優先できているかどうかになり、女性が本当に望んでいる事を察知出来る事がポイントです。
例えば、女性が夜景を見たがっている時に、寒そうにしているならば屋内から見える場所に連れていくのがモテる尽くす男性であり、モテない方の場合はそのまま屋外で夜景を見るようになります。
そうなると女性は気遣いが感じられなくなってしまいますので、それがモテるかモテないかの決定的な違いとされ、その時々で女性が口にしない気持ちを敏感に感じ取る事ができる男性がモテるのです。
適度でこまめな連絡をする
こまめな連絡というのは尽くす男性の特徴でもありますが、ここで問題になるのは連絡の頻度や内容になっており、あまりにも頻繫すぎた場合や内容が重たい場合はモテるとは言えなくなります。
この場合の例を挙げてみると、毎日のように連絡するのは共通している特徴なのですが、それが1日3回なのか1日30回なのかでは印象は大きく変わり、過剰なほどの連絡頻度は女性への負担が大きいです。
また、その時の内容をとってみても、おはようやおやすみなさいなどの一般的な内容であれば問題はありませんが、長文でダラダラと書いてある場合には女性は読む気を無くしてしまいます。
その為、こまめな連絡自体は女性に喜ばれるのですが節度を守ることが大事であり、モテる尽くす男性はそれを実践できていると言えるのです。
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記念日を忘れずに祝う
一般的に男性は何らかの記念日を記憶しておく事を苦手にしており、付きい始めた日や初めてデートした日などを覚えているだけでモテるとされ、尽くす男性は何よりも女性の事を考えていますので記念日は忘れないと言われています。
また、モテる尽くす男性の場合は女性が喜びそうな祝い方ができると言え、女性が喜びそうだからといって周囲を巻き込んでサプライズするようなケースはほとんどないです。
さらに、記念日に記念品などを贈る事も特徴的になっており、例えば誕生日などであれば生まれた年のワインを用意したりしますし、初めてデートした記念日ならば今現在の風景を撮影して見せたりなどします。
その為、女性はキチンと自分の事を考えてくれているのだと感じますので、この様な祝い方ができる尽くす男性はモテるのです。
尽くす男がモテない理由
男として頼りない
女性に尽くす男は、とにかく彼女を喜ばせたいと考えますから、彼女の言いなりになってしまうことが少なくありません。
自分の言いなりになる男性に対して、「そこが好き」と思う女性も中にはいるでしょうが、そうでない女性のほうが多いでしょう。
草食系男子を好む女性は少なくありませんが、しっかり女性をリードしてくれるような男性を好む女性が多いのです。
そういう女性にとって、なんでも自分の言いなりになってしまう男性は魅力的には感じられません。
また、女性に尽くす男性は、彼女に冷たくされたり、そっけなくされたりすると、すぐにいじけてしまうような女々しいところもあります。
そういうところも、男らしくないと感じるために、女性は敬遠しがちと考えていいでしょう。
女性の言いなりになったり、女々しいところを見せることが少なくないため、女性から男として頼りないと思われてしまうこと、これがモテない尽くす男の特徴なのです。
嫉妬深く束縛しようとする
彼女を束縛しようとするというのも、モテない尽くす男の特徴と言っていいでしょう。
尽くす男の頭の中は、彼女のことでいっぱいということになりがちです。
寝ても覚めても彼女のことを考えてしまうため、どうしても「ほかの男に取られたらどうしよう」というネガティブな考え方をしてしまいます。
その結果、彼女を独占しようとする意識が強く働き、彼女を束縛してしまうということになるのです。
女性がほかの男性の話をするだけでもやきもちを焼きますし、元カレの話などをすれば、嫉妬の炎をめらめらと燃やします。
「彼女一筋」というのは、女性にとってうれしいことですが、その思いが強すぎると、かえって女性にとっては息苦しく感じられるに違いありません。
嫉妬深く、彼女を束縛しようとするタイプの男性が、女性から敬遠されるのは当然でしょう。
そのため、モテないわけです。
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連絡がマメすぎてめんどくさい
尽くす男というのは、とにかく彼女といつでもつながっていたいと考えます。
先ほどもお話しした通り、頭の中が彼女のことでいっぱいなために、頻繁に女性と連絡を取ろうとするのです。
その結果、「連絡がマメ」ということになりがちなのですが、そのマメさが女性にとってはうっとうしく感じられることが少なくありません。
その必要もないのにしょっちゅう連絡してきて、「今、何してる?」と聞いてきたりしますが、それは「彼女のためになること、彼女が喜んでくれることをしたい」と思っているからにほかなりません。
彼女の状況を知って、彼女のためになることをしようと考えているわけです。
彼女ができた時、彼女に対してクールにふるまうことができず、彼女のためになることをしたいがために連絡がマメすぎて女性からめんどくさいと思われてしまうこと、これが、モテない尽くす男の特徴と言うことになるでしょう。
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尽くし方が見当違い
尽くしているのにモテないという人は、尽くす方向が見当違いであることが多いです。
食事の片付けやお茶くみといった、女性が別に自力でできることをやっているだけだったり、女性側に外出の意思がないのに運転手役を買って出てみたりと、自分では尽くしているつもりでも実際には空回りしているだけの男性は多くいます。
尽くすという行為は一方的な行動でも成立しますが、相手にそれを喜ばしいことと受けとってもらえなければ、好意を向けてもらうことはできません。
特に頼んでも望んでもいない方向に気を回されたとしても、ありがたいとは感じられないものです。
行動の度に手を出されたり、口を出されたりする行為が鬱陶しいと感じる人もいます。
女性の気持ちを考えずに、尽くしているという体で押し付けてばかりいる男性はモテません。
尽くしてやってる感が強すぎて重い
人の尽くし方には、大きく2パターンがあります。
見返りを求める尽くし方と、見返りを求めない尽くし方です。
見返りを求める尽くし方がいけないというわけではありませんが、その気持ちが強く出過ぎると、尽くされている相手は強いプレッシャーを感じてしまうようになります。
尽くしてやっている感が強すぎる男性は、女性に重いと感じられてしまうのでモテません。
女性に何かをしてあげる時に面倒くさそうにしていたり、苦労を表に出し過ぎる男性は、尽くしてやっている感が強いと女性にとられやすい傾向にあります。
尽くすという行為は、自然に行われるから美しいのであって、苦労が見えるような尽くし方では、受け取る方にも負担がかかります。
女性に尽くす男はモテる、ではなく、見返りを求めずに尽くすからこそモテるというのが正解です。
重い男の特徴・チェック方法と重い男への対処法や改善策とは?周囲へのアピールが激しい
尽くすという行為は、一対一の関係の中で成立します。
尽くし尽くされる関係性の中に、お互い以外の存在は、本来は必要ありません。
モテないタイプの尽くす男性には、自分は恋人に尽くすタイプだという周囲へのアピールが激しい、といった特徴がみられます。
尽くす男であることを評価されたい、女性に尽くすことのできる素晴らしい男性だと、他人から褒められたいという気持ちはわかりますが、当の尽くされている女性がその発言で得るものはありません。
恋人に尽くさせている女性だという、一方的で偏った認識をされてしまうだけです。
尽くしている相手に他人からの反感が向かうような言動をすれば、逆に相手からの反感を買ってしまうのは当然のことです。
女性が好むのは尽くす男そのものではなく、自分を一番に優先してくれる男性です。
己が評価されること優先で、自分から尽くす男と言ってしまえるような男性は、女性にはモテません。
尽くす男が結婚に向いている理由
家事や育児に協力的だから
女性に尽くす男性というのは、自分のことよりも彼女や奥さんのことを優先的に考えます。
結婚した場合、奥さんのことを最優先で考えますから、奥さんに家事を押し付けるというようなことはしません。
共働きのケースではもちろん、たとえ奥さんが専業主婦になったとしても、できるだけ奥さんの負担を減らそうと考え、積極的に家事を分担するようになると考えていいでしょう。
子どもができればなおさらです。
奥さんには母親としての役目がありますから、心身両面での負担は大きくなるに違いありません。
尽くすタイプの男性は、そのような奥さんの負担をできるだけ軽減してあげたいと思いますから、仕事で忙しくても、可能な限り育児の手伝いをすると考えていいでしょう。
奥さん本位に考えるため、家事や育児を積極的に分担しようとすること、これが尽くす男性が結婚に向いている大きな理由なのです。
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妻や子どものために仕事を一生懸命にやるから
結婚すると、仕事に対する意欲が増して、仕事を一生懸命にがんばるというのも、尽くす男が結婚に向いている理由と言っていいでしょう。
尽くすタイプの男性は、たとえば結婚前でも、彼女を喜ばせるためにグレードの高いデートをしたり、高価なプレゼントを贈ろうとします。
それを可能にするためには、仕事をしっかりしなくてはなりません。
つまり、尽くすタイプの男には仕事熱心という特徴があるのです。
結婚をすると、その特徴はさらに顕著になると考えていいでしょう。
愛する奥さんを守り、子どもを守り、家庭をしっかり支えていくために、結婚以前よりもさらに仕事熱心になるわけです。
また、奥さんから出世を望まれれば、奥さんの希望を叶えるために仕事に励みますから、早く出世できるケースも少なくありません。
もともと仕事熱心だったのが、結婚するとさらに仕事を頑張るようになるというのが、尽くす男が結婚に向いているる理由なのです。
妻一筋で浮気をするリスクが低いから
女に尽くす男というものは、彼女や奥さんを悲しませるような言動はしないように心がけています。
結婚した際、夫が奥さんを悲しませる代表的な行動は「浮気」でしょう。
浮気公認という女性がいないわけではありませんが、それはごくレアケース。
ほとんどの女性は夫の浮気をされれば、心傷つき、悲しむに違いありません。
奥さんを悲しませることはしたくない、尽くすタイプの男性は、奥さんの気持ちを考えて、浮気をしないようにするわけです。
多くの男性には本能的に浮気願望があるものですし、ハプニング的に奥さん以外の女性と関係をもってしまう可能性はあるでしょう。
ですから、絶対に浮気しないと言い切ることはできませんが、ふつうの男性よりも尽くす男性のほうがその可能性はかなり小さいに違いありません。
奥さん一筋で浮気するリスクが小さいこと、これも、尽くす男が結婚に向いている理由なのです。
ケンカになりにくいから
一般的に尽くす男性は結婚に向いていると言われていますが、その最も大きな理由はほとんど怒る事が無いと言う点になり、基本的に尽くす男性は女性に対して腹を立てる事が少なくなっています。
その為、通常であればケンカの元になってしまう様な問題でも何事もなかったかのように振る舞いますので、尽くす男性との結婚生活では夫婦喧嘩と言う物はほぼ起こらないです。
また、尽くす男性というのは自分の誤りを認める事ができますので、これも夫婦喧嘩を回避するためには効果的に働き、人は間違いを素直に認める相手に対してはそこまで激昂する事はないと言えます。
したがって、本人はもとより妻の側も怒りが持続しにくくなりますので、結果的に日常生活においてケンカの火種になりそうな問題が排除される事が多いのです。
コミュニケーションがしっかり取れるから
尽くす男性はあまり自己主張する事がなく、多くの場合は聞き役に徹していますのでコミュニケーション能力は高いと言えるようになっており、このコミュニケーション能力というのも夫婦円満の秘訣になります。
というのも、一般的に妻が夫に対して不満を持つのは会話の仕方だとされ、話しかけても聞いているかどうかが分からないような態度に不快感を示す女性は非常に多いです。
その為、適切に返事をしたり時には質問を挟むなど聞き上手な男性は結婚に向いており、尽くす男性は聞き役に徹する事が多いことから聞き上手と言えますので、それが結婚に向いている理由になります。
なお、基本的なスタンスは聞き役ではありますが、自分から会話を振るべき場面などはわきまえていますので、話す場合でもやはりコミュニケーション能力は高いです。
自分よりも家族を大切にするから
ほとんどの尽くす男性は、その愛情の対象は彼女や妻になりますが、子供が産まれた場合には当然子供にも愛情が注がれるようになり、これは尽くす男性と言う物が「尽くす」事に喜びを感じている事が大きな理由になります。
例えば、女性の喜ぶ顔が見たいからという考えで遠くまで車を運転する事がありますし、女性が寒そうにしているならば自分の上着を差し出したりなど、ほぼ全てにおいて自分よりも相手を大切しているのです。
したがって、子供が産まれた場合には育児を積極的に手伝いますし家族サービスなども嫌な顔をすることなく行い、自分が疲れている場合でもまずは家族を優先する傾向が強く見られます。
ただ、尽くす男性は無理をしすぎてしまう事がありますので、本人は当然ですが家族もしっかりとコントロールする事が大事です。