嫌がらせをする人の心理を、男女別に紹介します。
職場や学校などの狭い社会の中では、ほぼ必ず『嫌がらせ』が発生します。
嫌がらせをしたことがある、もしくは嫌がらせをされたことがあるという人も多いのではないでしょうか。
ここでは、嫌がらせをする人の心理や特徴を紹介するとともに、嫌がらせをされたときの対処法についても見ていきたいと思います。
詳しく見ていきましょう。
目次
【男女別】嫌がらせをする人の心理
まずは、男女別嫌がらせをする人の心理から紹介します。
嫌がらせをする人の心理には男女共通のものもありますが、性別によって異なる部分もありました。
男女別嫌がらせをする人の心理には、それぞれ以下の4つが挙げられます。
嫌がらせをする男性心理
自分が1番だと思っている
嫌がらせをする男性心理には、自分が1番だと思っていることが挙げられます。
仕事でもプライベートでも、男性は『1番になりたい』という欲求が強い人が多め。
自分が1番だと思っているからこそ、自分の地位を揺るがすような人が出てくると、その人を潰すために嫌がらせをしてしまうのです。
嫌がらせが楽しい
嫌がらせをする男性心理には、嫌がらせが楽しいことが挙げられます。
ただ単純に、嫌がらせが楽しくて仕方がないのです。
弱いものいじめという言葉があるように、嫌がらせの対象は自分よりも弱い人だという認識ができるため、優越感に浸れるのかもしれませんね。
偉くなりたい、上にいきたい
嫌がらせをする男性心理には、偉くなりたい、上にいきたいというものが挙げられます。
職場などで向上心がある人は、周りよりも偉くなりたいという願望も強め。
自分が偉くなるための足手まといになる人、自分が偉くなるのを邪魔するような人がいると、その人に対して嫌がらせをするようになるのです。
自分の足を引っ張るのが許せない
嫌がらせをする男性心理には、自分の足を引っ張るのが許せないことが挙げられます。
偉くなりたいという心理とかぶる部分もありますが、自分の足を引っ張る存在は、多くの男性が疎ましく思うもの。
足を引っ張るやつがいるからうまくいかない、そのせいで結果が出せない、という気持ちが強くなってしまうと、嫌がらせをしてしまうのでしょう。
嫌がらせをする女性心理
妬みや嫉妬
嫌がらせをする女性心理には、妬みや嫉妬が挙げられます。
女性の場合、大抵は『妬みや嫉妬』から嫌がらせをしていると言ってもいいでしょう。
自分よりかわいい、スタイルがいい、モテる、仕事ができるといった様々な妬みや嫉妬から嫌がらせをします。
妬みや嫉妬ほど、醜いものはありませんね。
優越感を覚えたい
嫌がらせをする女性心理には、優越感を覚えたいことが挙げられます。
マウントを取りたい、ともいえますが、女性はグループで過ごすことが多いので、必然的にグループの中心でいたいと思うもの。
周りよりも自分の方が優れていることを実感するために、他の人に嫌がらせをして自分の強さ見せつけているのです。
好きな人を取られたくない
嫌がらせをする女性心理には、好きな人を取られたくないことが挙げられます。
女性は恋愛が絡むと性格が変わる人も多いのですが、まさにその典型的なパターンだと言えるでしょう。
好きな人と仲良くしている女性に対し、良からぬ噂を立てたり悪口を言ったりして、評判を落とそうと考えているのです。
関連記事はこちら▽ 聞こえるように悪口を言う人の心理や性格|聞こえるように悪口を言う人への対処法とは
相手が気に食わない
嫌がらせをする女性心理には、相手が気に食わないことが挙げられます。
自分と合わない、なんとなく好きじゃないという人の1人や2人、あなたにもいるでしょう?
そういう人は放っておけばいいのですが、放っておくことができずに嫌がらせをしてしまう人もいます。
基本的に子供っぽい人のほうが、相手が気に食わないという理由で嫌がらせをする人が多いと言えるでしょう。
関連記事はこちら▽ 気に食わない人の特徴や心理|気に入らない人を排除する方法とは
嫌がらせをする人の性格的な特徴
続いて、嫌がらせをする人の性格的な特徴を紹介します。
嫌がらせをする人の性格には、いくつかの特徴があるのですが、一体どんなものなのでしょうか。
一言で言ってしまうと、嫌がらせをする人は自分勝手で自分が一番。
詳しく見ていきましょう。
自己中心的
嫌がらせをする人の性格的な特徴には、自己中心的なことが挙げられます。
嫌がらせをする人というのは、『自分が一番でいたい』『自分が誰よりも目立ちたい』など、とにかく自己中心的。
自分が一番になれないときなど、その邪魔をした人を疎ましく思って嫌がらせをするのは、自己中心的な性格だからだと言えるでしょう。
被害妄想が激しい
嫌がらせをする人の性格的な特徴には、被害妄想が激しいことが挙げられます。
嫌がらせをする人は、基本的に被害妄想が激しいもの。
そのため、ちょっとしたことでも『悪口を言われている』などと思ってしまい、被害妄想が大きくなって嫌がらせに走ってしまいます。
本当はそんなことないのに、嫌われていると思い込んでいるので厄介ですね。
思いやりがない
嫌がらせをする人の性格的な特徴には、思いやりがないことが挙げられます。
嫌がらせをする人は自分が中心であり、自分のことしか考えることができません。
多少でも思いやりがあれば、『こんなことを言ったら相手がどう思うか』はすぐに考えられるはずですからね。
それすらできずに嫌がらせをするのは、その人に思いやりがないからです。
プライドが高い
嫌がらせをする人の性格的な特徴には、プライドが高いことが挙げられます。
自分勝手な人や自己中心的な人は、プライドが高い人が圧倒的に多いです。
プライドが高いから自分が正しいと思っており、間違いを認めることもできません。
そのため何かを指摘されたときに『プライドが傷ついた』と感じ、嫌がらせに走ってしまうのです。
自己愛が強すぎる
嫌がらせをする人の性格的な特徴には、自己愛が強すぎることが挙げられます。
嫌がらせをする人は、良くも悪くも自分のことが大好き。
だからこそ、自分が一番だと思っているのでしょう。
自分の言動を否定されたときにすぐにイライラしてしまい、その結果嫌がらせをしてしまうのは自己愛が強すぎる故なのです。
嫌がらせを受けやすい人の特徴
嫌がらせを受けやすい人にも、特徴があります。
嫌がらせをする人は自分が満足感を得るために嫌がらせをするので、嫌がらせをする相手というのも選びます。
嫌がらせを受けやすい人には、以下の5つの特徴があると言えるでしょう。
大人しい人
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、大人しいことが挙げられます。
リーダー的存在や周りから慕われているような人は、嫌がらせのターゲットにはなりません。
大人しい人は何をされても言い返したりやり返したりしないですし、告げ口をすることもないだろうというイメージから、嫌がらせのターゲットにされやすいのでしょう。
目立つ人
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、目立つことが挙げられます。
良くも悪くも目立つ人は、嫌がらせをする人の『目の敵』になりやすいと言えます。
嫌がらせをする人は、基本的に自分より目立つ人が許せないので、目立つ人は問答無用で嫌がらせのターゲットにされやすいと言えるでしょう。
嫌と言えない人
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、嫌と言えないことが挙げられます。
何度もいいますが、嫌がらせをする人は自分が満足感を得るために嫌がらせをするので、言い返したり正論で反論してくる人をターゲットにはしません。
嫌とハッキリ言う人に嫌がらせをしても、かえって自分のストレスが溜まってしまうからです。
関連記事はこちら▽ 正論ばかり言う人の特徴や心理|正論ばかり言う人への対処法とは
顔面偏差値が高い人
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、顔面偏差値が高いことが挙げられます。
美人やイケメンはそれだけで目立ちますし、顔面偏差値がいい人は異性からもチヤホヤされることが多いもの。
異性からチヤホヤされることを妬み、嫉妬心から嫌がらせのターゲットにされるということは、決して珍しいことではありません。
優しい人
嫌がらせを受けやすい人の特徴には、優しいことが挙げられます。
優しい人は、たとえ自分が嫌がらせを受けていても、そのことを周りに告げ口したりしません。
周りに言うと嫌がらせをしている本人が怒られるかも、など、自分のことよりも周りのことを考えてしまうからです。
嫌がらせをする人はそれが分かっているので、あえて優しい人をターゲットにすることもあるようです。
【状況別】嫌がらせをする人への対処法
ではここで、状況別嫌がらせをする人への対処法を、紹介しましょう。
ここでは、
- 近所の人から嫌がらせを受けた場合
- 職場や学校の人から嫌がらせを受けた場合
の2つのパターンについて、対処法を紹介します。
嫌がらせを受けているという人は、ぜひ参考にして見てください。
近所からの嫌がらせする人への対処法
家族に相談する
近所の嫌がらせをする人への対処法には、家族に相談することが挙げられます。
近所から嫌がらせを受けたら、まずは家族に相談しましょう。
一人で抱え込まず、家族に相談することが大切です。
家族も状況を把握していれば、気持ち的にもかなり安心できることでしょう。
関連記事はこちら▽ 一人で抱え込む人の特徴|抱え込む性格を改善する方法
防犯カメラをつける
近所の嫌がらせをする人への対処法には、防犯カメラをつけることが挙げられます。
防犯カメラに映像が残っていれば、いざというときには動かぬ証拠になります。
近所からの嫌がらせは、単なる嫌がらせではなく犯罪に値する場合も少なくありません。
今後訴える可能性も示唆し、証拠を残しておくことは大切です。
周りの人に相談する
近所からの嫌がらせをする人への対処法には、周りの人に相談することが挙げられます。
特定の人からのみ嫌がらせを受けている場合は、その人以外のご近所さんなど、信頼できる人に相談してみましょう。
自治会などの集まりの場で、さりげなく『嫌がらせを受けているから証拠を集めている最中』などと発言しておくと、嫌がらせが止まることもあるようですよ。
警察に相談する
近所の嫌がらせをする人への対処法には、警察に相談することが挙げられます。
嫌がらせがあまりにも酷い場合や、窃盗や器物破損などの犯罪に該当する場合は、自分で仕返しをせずに迷わず警察に相談して被害届を出しましょう。
この際、防犯カメラなどの影像があるとその後の捜査がスムーズに進むので、できるだけ証拠は集めておくことをおすすめします。
職場・学校での嫌がらせする人への対処法
無視する
職場や学校で嫌がらせをする人への対処法には、無視することが挙げられます。
職場や学校で嫌がらせをされても、無視することが一番です。
悪口や陰口などは特に、無視してしまいましょう。
相手も、あなたが無視していると『嫌がらせのしがいがない』と感じ、徐々にターゲットから外されるはずです。
上司や先生に相談する
職場や学校で嫌がらせをする人への対処法には、上司や先生に相談することが挙げられます。
一人で悩まず、信頼できる上司や先生に嫌がらせのことを相談してみましょう。
今後同じことを繰り返さないための対策を練るきっかけにもなりますし、上から指摘されるのは相手にとってもこれ以上ない『仕返し』になること間違いなし。
勇気をだして相談することで、きっと状況は変わるはずです。
仕返しはしない
職場や学校で嫌がらせをする人への対処法には、仕返しはしないことが挙げられます。
嫌がらせを受けると、つい仕返しをしたいと思ってしまうものですが、仕返しはしないことをおすすめします。
なぜなら、仕返しをすると相手と同じレベルに成り下がってしまうから。
心の中で侮辱してもいいので、同じことをやり返さないようにしましょうね。
証拠を残しておく
職場や学校で嫌がらせをする人への対処法には、証拠を残しておくことが挙げられます。
合法で仕返しをするためには、証拠を残しておくことは必要不可欠。
嫌がらせが悪化して『いじめ』や『パワハラ』になれば、訴えることも可能です。
その際に証拠は必要不可欠となりますから、録音したり画像を残しておくなど、できる限り証拠を残しておいてください。
反面教師にする
職場や学校で嫌がらせをする人への対処法には、反面教師にすることが挙げられます。
『こんな人にはならない』と、心の中で思うための反面教師にしましょう。
身近にそういう人がいると、自分は同じようにはなりたくないと強く思うことができますよね。
嫌がらせをする人のことは心の中で侮辱して、自分がそうならないための反面教師にするのが一番です。
嫌がらせをする人の最終的な末路
最後に、嫌がらせをする人の最終的な末路を紹介します。
嫌がらせをする人には、最終的にどんな末路が待っているのでしょうか。
一言でいえば、人生は因果応報。
嫌がらせをする人には、きっちり自分に返ってくるものです。
信頼を失う
嫌がらせをする人の最終的な末路には、信頼を失うことが挙げられます。
嫌がらせをしている人はバレないと思っているのですが、嫌がらせをしていたことは絶対にどこかでバレます。
悪いことは隠しておけないので、嫌がらせをしていたことがいつかバレて、信頼を失うことになるでしょう。
1人になる
嫌がらせをする人の最終的な末路には、1人になることが挙げられます。
信頼を失うことと被るのですが、周りの人もバカではありませんから、次第に『悪いのは誰か』がハッキリすることでしょう。
そうなれば、嫌がらせをしていた人が周りから省かれて1人になるのは時間の問題。
嫌がらせをしていた人は、最終的には1人になって孤独になるものです。
仕事を失う
嫌がらせをする人の最終的な末路には、仕事を失うことが挙げられます。
職場で嫌がらせをしていた人がその嫌がらせがバレると、次第に職場に居づらい雰囲気になっていきます。
居場所がなくなり、最終的には仕事を辞めなくてはならなくなることも。
独り身ならまだしも、家族持ちなら簡単に仕事は辞められませんので、辛い環境でも働き続けなくてはなりません。
仕返しされる
嫌がらせをする人の最終的な末路には、仕返しされることが挙げられます。
人生は因果応報といいましたが、まさにその通り。
自分がやったことは、そのまま自分に返ってくるのです。
職場でも学校でも、嫌がらせをした人はいずれ自分が仕返しされるので覚えておきましょう。
自滅する
嫌がらせをする人の最終的な末路には、自滅することが挙げられます。
先程も触れたように、人生は因果応報。
自分がした嫌がらせは、すべて自分に返ってくる返ってきます。
無視をしていたのなら自分が無視されますし、仲間はずれにしていたら仲間はずれにされます。
自分の行いがきっかけで、人生が自滅していくことでしょう。
嫌がらせをする人は自分勝手な人が多い
嫌がらせをする人の心理や特徴、嫌がらせを受けやすい人の特徴などについて紹介しました。
嫌がらせをする人は、圧倒的に自分勝手な人が多いです。
自分本位な性格だからこそ周りが見えず、嫌がらせをしてしまうのですが、その嫌がらせはいつか必ず自分に返ってくるもの。
嫌がらせをされたら合法で仕返しすることもできますが、必ず順序を守って仕返ししてくださいね。