脅してくる人の心理や言い方の特徴|脅してくる人への対処法とは

脅してくる人の心理や言い方の特徴|脅してくる人への対処法とは

脅してくる人の心理について、紹介します。

あなたの周りにも、『脅してくる人』はいませんか。

何かある度に脅してくる人は、一歩間違えたら犯罪者にもなりかねないもの。

それなのになぜ、『脅す』ことを辞められないのでしょうか。

ここでは、脅してくる人の心理や対処法の他、脅されやすい人の特徴や脅しが効かない人の特徴についても紹介しています。

ぜひ、最後まで目を通してみてくださいね。

脅してくる人の心理

まずは、脅してくる人の心理から紹介します。

『脅す』という行為は、その内容にもよりますが場合によっては犯罪にもなってしまうもの。

脅してくる人本人が犯罪になりうることを自覚しているかどうかは分かりませんが、なぜ人を脅してしまうのでしょうか。

脅してくる人の心理には、以下のものが考えられています。

かまって欲しい

脅してくる人の心理には、かまって欲しいというものが挙げられます。

脅すという行為は、一人ではできません。

『脅される人』という相手がいて初めて成立するもの。

脅してくる人は、一人でいたくない、誰かに相手をしてほしいという『かまってちゃん』なのかもしれません。

言うことをきかせたい

脅してくる人の心理には、言うことをきかせたいというものが挙げられます。

脅してくる人は、自分の方が強いと思っているため、相手を何がなんでも自分の思い通りにしたいと思っています。

相手に言うことをきかせるためなら何をしてもいい、と思っており、脅してでも自分の思い通りに動かしたいのでしょう。

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楽しい

脅してくる人の心理には、楽しいというものが挙げられます。

このタイプは悪気がなく、ただ単純に自分の言動で相手が怯える様子を見るのが楽しくて仕方がありません。

相手を傷つけているという自覚は毛頭なく、当然悪気もないので、脅してくる人のタイプの中では最も厄介でタチが悪いと言えるでしょう。

自分を大きく見せたい

脅してくる人の心理には、自分を大きく見せたいというものが挙げられます。

脅してくる人、脅し文句に頼っている人というのは、基本的に小心者。

自分が小さい人間だと言うことを知られないため、自分を大きく見せるためにわざと強い言葉を使うのです。

まさに弱い犬ほどよく吠える、というやつですね。

弱みを見せたくない

脅してくる人の心理には、弱みを見せたくないというものが挙げられます。

自分を大きく見せたいことと似ていますが、脅してくる人には弱みやコンプレックスがあり、それを隠すために人を脅していることもあります。

コンプレックスは誰にでもあるものですが、だからといって他人を脅していい理由にはなりません。

脅すような言い方の特徴

続いて、脅すような言い方の特徴を紹介します。

どんな言い方を『脅している』『脅された』と感じるかは人それぞれですが、以下のような表現をされた場合は要注意。

単なる悪ふざけではなく、脅迫罪などが適用されるレベルの脅しである可能性があります。

自分もしくは相手の立場を利用

脅すような言い方の特徴には、自分もしくは相手の立場を利用することが挙げられます。

ポイントとしては、相手が断れないような状況を作ること。

たとえば上司に脅されたら部下は断れませんし、逆に立場のある人が相手なら、『これが世間に知れたらどうなるだろうね?』などと、相手の立場があるからこそ脅しが成立することもあるのです。

第三者に被害がいくような表現

脅すような言い方の特徴には、第三者に被害がいくような表現をすることが挙げられます。

こちらも相手が断れないようにするという点では、立場を利用するやり方と同じですね。

『あなたが断れば〇〇にやってもらう』など、子供や夫(妻)など、相手が大切に思っている第三者に被害がいくかのような表現をすることも、立派な脅しです。

『ネットに流してやる』

脅すような言い方の特徴には、『ネットに流してやる』というものが挙げられます。

今のご時世では、『ネットに流す』という脅し文句はかなり多いように思います。

リベンジポルノなどがまさにそうで、プライベートな写真や情報などをネットに流すと脅される例は多々あるように感じます。

『殺すぞ』

脅すような言い方の特徴には、『殺すぞ』というものが挙げられます。

殺すというのは、生命の危機を脅かす表現なので、立派な脅し文句です。

この場合、高い確率で脅迫罪が成立するレベルなので、安易な気持ちで口に出していい言葉ではありません。

本人に向かって殺すというだけでなく、子供など家族を殺すなどというのも、当然ながら脅し文句になります。

『将来終わり』

脅すような言い方の特徴には、『将来終わり』というものが挙げられます。

『こんなことしちゃったら、お前の将来もう終わりだな』と相手の将来を脅かし、言うことをきかせようとする典型的な脅しのパターンですね。

この表現は、ネットに流す、もしくは親にバラすなどと合わせて使われることが多く、黙っている代わりに金銭を要求してくるパターンも多いです。

脅されやすい人の特徴

では次に、脅されやすい人の特徴を紹介しましょう。

脅してくる人は、誰彼構わず脅してくるわけではありません。

言い方は悪いですが、脅しに乗ってくれそうな人を選んでいるのです。

以下に当てはまる人は、脅しのターゲットにされる可能性が高いので、気をつけなくてはなりません。

大人しい人

脅されやすい人の特徴には、大人しいことが挙げられます。

脅してくる人には『言うことをきかせたい』という気持ちがありますので、言うことをききそうな大人しい人をターゲットにする傾向が強いです。

また、大人しい人は何を言っても反論してこなそう、というのも、脅してくる人にとっては都合がいいのでしょう。

おどおどしてる人

脅されやすい人の特徴には、おどおどしていることが挙げられます。

大人しい人と理由としては似ているのですが、おどおどしている人もすぐに言うことをききそうですし、言い返してこないイメージがありますよね?

更に、脅してくる人はおどおどしている人の様子を見るのが楽しいので、大人しい人よりもターゲットにされやすいかもしれません。

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優しい人

脅されやすい人の特徴には、優しいことが挙げられます。

優しくて人のことを優先して考えられる人は、たとえ脅されたとしても反論することができません。

反論することで『相手が傷つくかも』と、そんなときでも相手の気持ちを考えてしまうからです。

脅してくる人は、そんな優しい人の気持ちにつけこんでいるのです。

立場のある人

脅されやすい人の特徴には、立場があることが挙げられます。

立場があればあるほど、その立場を守るために言うことを聞かざるを得ない状況になりますよね。

あまりにも立場が違いすぎると握りつぶされますが、たとえば『教師と生徒』などの関係だと、何かあった時には教師は生徒に脅されてしまうかもしれません。

キャラを作ってる人

脅されやすい人の特徴には、キャラを作っていることが挙げられます。

職場ではキャラを作っている、という人もいますよね。

あまりにも素とキャラのギャップがあり過ぎていて、更に職場では素を隠している場合、脅しの対象になりやすいと言えるでしょう。

なぜなら、脅してくる人は『弱みのある人』の弱みを握ってターゲットにするからです。

脅しが効かない人の特徴

続いて、脅しが効かない人の特徴について紹介します。

脅しが効かない人は、脅してくる人のターゲットにはなりません。

最初は脅してくる人のターゲットになっても、脅しが効かないと分かればターゲットから外されるからです。

脅しが効かない人は、一体どんな人なのでしょうか。

冷静で落ち着いてる人

脅しが効かない人の特徴には、冷静で落ち着いていることが挙げられます。

冷静で落ち着いている人、ポーカーフェイスの人は、パッと見何を考えているのか分かりませんよね。

そういう人は、脅してくる人も不気味に感じるので、あえて脅しのターゲットにしようとは思わないようです。

怯えない人

脅しが効かない人の特徴には、怯えないことが挙げられます。

脅してくる人は、相手が怯える様子を見て満足する傾向にあるので、怯えない人を脅しても目的を達成することはできません。

一言で言うなら、怯えない人は『つまらない』のです。

そのため、怯えない人は脅しが効かないと判断され、ターゲットから外されるでしょう。

堂々としてる人

脅しが効かない人の特徴には、堂々としていることが挙げられます。

脅してくる人がターゲットに選ぶのは、おどおどしていて大人しそうな人。

逆に堂々としている人は、脅してくる人のターゲットには選ばれません。

堂々としている人が相手だと、脅してくる人は自分の弱さをより強く感じてしまうからかもしれませんね。

自分の意見を言える人

脅しが効かない人の特徴には、自分の意見を言えることが挙げられます。

堂々としていることと似ていますが、自分の意見や気持ちをはっきりと口にできる人には、脅しは効きません。

たとえ脅されたとしても、正論で言い返されるのが目に見えているからです。

脅してくる人は正論で言い返されたら反論できないので、そういう人をターゲットにはしないのです。

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屈しない人

脅しが効かない人の特徴には、屈しないことが挙げられます。

脅しが効かないというのは、たとえ脅されても言うことをきかない、ということ。

上司に相談したり、場合によっては警察に行くなど、脅されても泣き寝入りしない人のことを言います。

屈しない人を相手に脅しを続けていても、自分の立場が悪くなるだけですからね。

脅してくる人への対処法

最後に、脅してくる人への対処法を紹介します。

あなたの周りに脅してくる人がいる、もしくはあなた自身が誰かに脅されている(ターゲットにされている)ときは、どうしたらいいのでしょうか。

脅してくる人への対処法は、こちらです。

無視する

脅してくる人への対処法には、無視することが挙げられます。

脅してくる人は自分の欲求を満たすためだけ、つまり自分の目的のためだけに脅してくるので、そういう人は無視しましょう。

無視は立派な抵抗なので、あなたが脅しに屈しないと分かれば脅してくるのを辞めるかもしれません。

適度な距離を保つ

脅してくる人への対処法には、適度な距離を保つことが挙げられます。

職場が同じなど、脅してくる人と関わらなくてはならない場合は、適度な距離を保つようにしましょう。

下手げに関わらず、脅しのターゲットにされない絶妙な距離感を保つのです。

相手の機嫌を損ねないようにおだてておくのも、距離を保つ方法としてはおすすめです。

聞き流す

脅してくる人への対処法には、聞き流すことが挙げられます。

脅してくる人が何か言ってきても、上手に聞き流すのが大人の対応です。

脅しに従うのではなく、『大変ですね』などと適当に聞き流してしまえばOK。

そのうち相手も嫌になって、脅してこなくなるでしょう。

誰かに相談する

脅してくる人への対処法には、誰かに相談することが挙げられます。

脅しが酷くて一人では解決できないと思ったら、第三者に相談しましょう。

職場で起きたことなら上司に相談してもいいですし、あまりにもひどい場合は警察や弁護士に相談してもOK。

脅してくる人は遊び半分のことも多いので、誰かに相談することで自分のした事の重さに気づくことも多いものです。

証拠を残しておく

脅してくる人への対処法には、証拠を残しておくことが挙げられます。

もし、脅しが脅迫罪などに値するような場合は、言われたことなどを証拠として残しておきましょう。

メールならスクリーンショットを残しておく、暴言なら録音しておくなど、いざという時のために証拠を残しておくのはとても大切なことですよ。

脅してくる人には屈しないことが大切

脅してくる人の心理や対処法について、紹介しました。

脅してくる人は、遊び半分の場合もあれば自分の欲求を満たすためだけの場合もあり、どのケースであっても悪質であることに変わりはありません。

脅されるのは怖いので、つい相手の要求を飲んでしまいそうになりますが、それでは相手の思うつぼ。

脅してくる相手には『脅しに屈しない』ことが一番の抵抗なので、脅しに屈しない強い心を持つようにしてくださいね。