押しが強い人の心理について、紹介します。
あなたの周りにも、『押しが強い人』はいませんか。
もしかすると、あなた自身が『押しが強いよね』と言われたことがあるのかもしれませんね。
ここでは、そんな『押しが強い人』にフォーカスを当てていきたいと思います。
押しが強い人の心理や恋愛傾向の他、向いてる仕事なども紹介しますので、ぜひ最後まで読み進めてみてください。
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目次
「押しの強い人」の意味とは
まずは、『押しが強い人』の意味から紹介します。
押しが強い人を辞書で引くと、以下のような意味がありました。
- 自分の思い通りに、強引に事を運ぼうとする人
- 厚かましい様子
- 図々しい様子
押しが強い人とは、何がなんでも自分の意見を通す人、といえますね。
類語には、『我が強い』や『強情』などがあり、人によっては押しが強い人のことを『ワガママで自分勝手な人』と思うこともあるでしょう。
押しが強い人はリーダーシップがある人と受け取ることもできますが、強引すぎるとマイナスな印象を持たれてしまうことが多いです。
押しが強い人の心理
では、押しが強い人の心理を紹介します。
押しが強い男性、押しが強い女性どちらにも共通する心理には、どんなものがあるのでしょうか。
自分の思い通りに強引に事を運ぼうとする押しが強い人には、以下のような心理があるようです。
自分の思い通りにしたい
押しが強い人の心理には、自分の思い通りにしたいというものが挙げられます。
押しが強い人は、自分の思い通りに物事が進まないと嫌なので、何がなんでも思い通りに進めようとしてきます。
それゆえ、強引になってしまうのでしょう。
自分の思い通りに物事が進まないと、イライラすることも少なくありません。
関連記事はこちら▽ 自分の思い通りにしたい人の心理や特徴|自分の思い通りにしたい人への対応とは
従わせたい
押しが強い人の心理には、従わせたいというものが挙げられます。
押しが強い人は、自分の意見や考えに周りを従わせたいという強い思いがあります。
自分に従わせたいというより、他人に従うのが嫌なのでしょう。
押しが強い人が自分勝手でワガママと言われる理由が、これかもしれませんね。
自信がある
押しが強い人の心理には、自信があることが挙げられます。
押しが強い人は、自分に絶対的な自信を持っています。
だからこそ人に従うことを拒み、自分に従わせたいと思うのでしょう。
押しが強い人はプライドも高く、自分が正しいと思っていることも多いです。
自信があるのは良いことですが、自信過剰になるのはちょっと厄介ですね。
マウントを取りたい
押しが強い人の心理には、マウントを取りたいというものが挙げられます。
押しが強い人が自分の意見を強引に押し通すのは、その人に対してマウントを取りたいから。
自分の方が優れている、すごい人間だということを相手に知らせたいのです。
マウントを取りたくて押しが強くなるのは、主に女性の方が多いと言えるでしょう。
人気者になりたい
押しが強い人の心理には、人気者になりたいというものが挙げられます。
押しが強い人は、強引に自分の意見を押し通しますが、本人は『強引なことをしている』自覚はないことも。
その場合、自分の意見に賛同してくれる人が多いことを『自分は人気者なんだ』と勘違いしていることもあるでしょう。
押しが強いと人気者になれるという間違った解釈から、押しが強くなっている人もいるようです。
押しが強い人の恋愛傾向
続いて、押しが強い人の恋愛傾向を紹介します。
押しが強い人が好きという人もいれば、押しが強い人は苦手という人もいますよね。
感じ方は個人差があるものですが、押しが強い人はどんな恋愛をするのでしょうか。
押しが強い人の恋愛傾向は、こちらです。
強引に進める
押しが強い人の恋愛傾向には、強引に進めることが挙げられます。
押しが強い人は、デートの約束なども比較的強引に進めていきます。
相手が返事に困っていても、お構い無しにどんどん進めていくでしょう。
そのため、優柔不断な人からは『頼りになる』という印象を持たれやすいです。
リードできる
押しが強い人の恋愛傾向には、リードできることが挙げられます。
押しが強い人は、デートでもリードできる人です。
自分の行きたい場所も提案しますし、食べたいものも提案してくれるので、『デートの場所が決まらない』ことはありません。
自分主体ではありますが、お店の予約なども積極的にやってくれるでしょう。
積極的
押しが強い人の恋愛傾向には、積極的なことが挙げられます。
押しが強い人は、好きになったら積極的にアプローチしていきます。
友人と同じ人を好きになったとしても、遠慮することはありません。
むしろ、そういう場面こそ積極的にぐいぐいアプローチしていくでしょう。
引き際が分からない
押しが強い人の恋愛傾向には、引き際が分からないことが挙げられます。
押しが強い人は積極的にアプローチしますが、相手が本気で嫌がっていてもそれに気づくことができません。
断られても『恥ずかしがってるだけ』などと、都合よく解釈してしまうのです。
引き際が分からなくなるのは、ちょっと問題かもしれませんね。
ストレートにアプローチする
押しが強い人の恋愛傾向には、ストレートにアプローチすることが挙げられます。
押しが強い人は、回りくどいアプローチはしません。
好きなら好きという気持ちを、ストレートに表現してくれます。
時々キザっぽいな…と感じるかもしれませんが、女性は言葉で伝えて欲しい人もいますので、そういう人とは相性が良いと言えるでしょう。
押しの強い人が苦手で嫌いな理由
次に、押しの強い人が苦手で嫌いな理由を紹介します。
押しが強い人への感じ方は賛否ありますが、正直なところ『押しが強い人は苦手』という人も多いのではないでしょうか。
ここでは、なぜ押しが強い人を苦手と感じるのかその理由をまとめてみました。
しつこいから
押しが強い人を苦手で嫌いな理由には、しつこいからというものが挙げられます。
押しが強い人は、たとえ断ってもしつこく自分の意見や考えを押し通してきます。
そのしつこさに嫌気がさす、しつこくてイライラするという人は多いのではないでしょうか。
あまりにもしつこいので、まともに話ができないと感じる人も少なくありません。
人の話を聞かないから
押しが強い人を苦手で嫌いな理由には、人の話を聞かないからというものが挙げられます。
押しが強い人は、相手に考える隙や喋る隙を与えないくらい、勢いよく自分の話をする人が多いです。
押し通すためには、相手に話す隙を与えるべきではないことを知っているからでしょう。
そのため、人の話を聞かない、会話ができないという印象を持たれることも多いのです。
空気が読めないから
押しが強い人が苦手で嫌いな理由には、空気が読めないからというものが挙げられます。
押しが強い人は常に強引なので、周りの空気を読むことができません。
自分の思い通りになるまで話し続けてしまうので、『今は黙ってて』と思うこともあるでしょう。
空気が読めないとその場の雰囲気も悪くなるので、苦手と感じる人も多いです。
関連記事はこちら▽ 空気を読まない人の特徴|空気を読まない人への対処法とは
自分勝手だから
押しが強い人が苦手で嫌いな理由には、自分勝手だからというものが挙げられます。
押しが強い人は、周りの話を聞かずに自分だけでどんどん話を進めていってしまいます。
しつこくて人の話を聞かないところは、自分勝手と思われてしまっても仕方がありませんね。
強引すぎるから
押しが強い人が苦手で嫌いな理由には、強引すぎるからというものが挙げられます。
押しが強い人が強引だと言うのは既にお話した通りですが、『強引すぎる』のは嫌われる原因になります。
特にデリカシーがなく、プライベートなことに遠慮なく踏み込んでくるような人は、苦手意識を持たれることも多いでしょう。
関連記事はこちら▽ 踏み込んでくる人の心理|踏み込んでくる人が嫌いな時の対処法とは
押しの強い人への対処法や断り方
続いて、押しの強い人への対処法や断り方を紹介します。
押しの強い人は、こちらの意見など聞く耳を持たず、強引に話を進める傾向があります。
押しに弱い人は、断れなくて困ってしまいますよね。
押しの強い人への対処法や断り方には、以下の方法が挙げられます。
関連記事はこちら▽ 押しに弱い女性心理や特徴|押しに弱い性格を直したい人がやるべきこととは 聞く耳を持たない人の特徴|聞く耳を持たない人を説得する方法とは
はっきり言う
押しが強い人への対処法や断り方には、はっきり言うことが挙げられます。
押しが強い人には、はっきり言わないとあなたの気持ちは伝わりません。
はっきり言うのは気が引ける、難しいと感じるものですが、押しが強い人に遠慮しているとどんどん話を進められてしまいますよ。
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毅然とした態度で接する
押しが強い人への対処法や断り方には、毅然とした態度で接することが挙げられます。
押しが強い人を相手にしているときには、弱さを見せてはいけません。
毅然とした態度で接しましょう。
押しが強い人は、あなたのそういう優しさにつけ込んできますので、毅然とした態度で接することを忘れずに。
曖昧な言い方はしない
押しが強い人への対処法や断り方には、曖昧な言い方はしないことを挙げられます。
押しが強い人へは、曖昧な言い方をするのはやめましょう。
曖昧な言い方をすると、押しが強い人は都合よく解釈して更に押し通してしまいます。
断るのが苦手な人ほど、曖昧な言い方をしてはいけません。
受け入れてから自分の意見を言う
押しが強い人への対処法や断り方には、受け入れてから自分の意見を言うことが挙げられます。
これは『イエスバット法』というのですが、相手の意見を否定せずに受け入れた上で自分の意見を言うのです。
そうすることで、相手の自尊心を傷つけることなく自分の考えを伝えることができるでしょう。
嫌なことは嫌でいい
押しが強い人への対処法や断り方には、嫌なことは嫌でいいというものが挙げられます。
押しが強い人はかなり強引なので、自分の意見を言うのも躊躇ってしまうもの。
しかし、嫌なものは嫌と言っていいのです。
もしそれで人間関係が崩れたとしたら、それだけの関係だったということです。
押しが強くなるには
推しが強くなるにはどうしたらいいのか、その方法を紹介します。
押しに弱い人や押しが弱い人からすると、押しが強い人に憧れることもあるでしょう。
確かに押しの強さは誰にでもあるものではないので、押しが強くなりたいと思う気持ちも分かります。
押しが強くなる方法は、こちらです。
関連記事はこちら▽ 押しが弱い人の特徴や心理|押しが弱い性格を直す方法とは
自分に自信を持つ
押しが強くなるには、自分に自信を持つことが挙げられます。
押しが強い人というのは、自分に絶対的な自信を持っています。
そのため押しが強くなりたいのなら、自信を持つことは必要不可欠。
自信を持てる何かを見つけたり、目標を達成したりして自信をつけていきましょう。
人に流されない
押しが強くなるには、人に流されないことが挙げられます。
押しが強い人は、人の意見に流されることはありません。
自分の意見に絶対的な自信があるので、流されることはないのです。
押しが強くなりたいのなら、人に流されないようにしたいものですね。
そのためには、自分の意見をしっかり持つことが大切です。
意志を強く持つ
押しが強くなるには、意志を強く持つことが挙げられます。
人に流されないようにするためにも、意志を強く持つことは必要不可欠。
自分の考えをきちんと持つことができなければ、自分の考えを押し通すことなどできません。
曲がらない強い意志、強い信念を持つようにしてください。
前向きになる
押しが強くなるには、前向きになることが挙げられます。
押しが強い人は、周りに何か言われても常に前を向いているポジティブな人でもあります。
断られても都合よく解釈してしまうのも、ある意味前向きでポジティブだからですよね。
ネガティブな人は押しが強いとは言えませんので、ポジティブで前向きになりましょう。
メンタルを強くする
押しが強くなるには、メンタルを強くすることが挙げられます。
押しの強い人は、周りから断られたり否定されたりしても、そこで挫けることはありません。
挫けるどころか、どうすればそれを打開できるかを考えられるのは、強いメンタルがある証拠ですよね。
嫌なことをやり通すなどして、メンタルを鍛えていきましょう。
押しが強い人に向いてる仕事
最後に、押しが強い人に向いてる仕事を紹介します。
押しが強いことは決して悪いことではないのですが、やりすぎると強引さだけが残ってしまい、人間関係を悪化させる原因になることも。
そんな押しが強い人には、以下のような仕事がおすすめです。
営業
押しが強い人に向いてる仕事には、営業が挙げられます。
営業、特にセールスマンなどは、ある程度の押しの強さがなければ続けることはできません。
多少の強引さがなければ、商品を買ってもらうことはできませんからね。
強引な押しの強い人は、営業にはぴったりだと言えるでしょう。
アパレルなどの接客業
押しが強い人に向いてる仕事には、アパレルなどの接客業が挙げられます。
アパレルなどの接客業も、商品を売るためには強引さも必要不可欠。
もちろん、強引すぎると悪徳商法になってしまいますが、全く強引さがないと接客業はできませんよね。
多少の押しの強さは、接客業にはおすすめの特技です。
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芸術家
押しが強い人に向いてる仕事には、芸術家が挙げられます。
芸術家は、自分のやりたいことをトコトン突き進めていく職業。
人と違う感性が必要ではありますが、誰かに合わせたりする必要はありません。
自分の思い通りに進めていくことができるのは、芸術家ならではと言えるでしょう。
プログラマー
押しが強い人に向いてる仕事には、プログラマーが挙げられます。
プログラマーは、ひたすらパソコンに向かって作業をしていく仕事です。
自分の思い通りに作業をすることができますし、良いものを作るためには妥協も許されません。
だからこそ、押しが強い人には向いているのです。
Webライター
押しが強い人に向いてる仕事には、Webライターが挙げられます。
押しが強い人はその性格上、人間関係を築くのが苦手なことも多いでしょう。
そういう人は、あまり人と関わらなくて済むWebライターがおすすめ。
Webライターなら自宅で仕事をすることもできますし、押しの強さがあれば自分で仕事を見つけることもできるでしょう。
押しが強い人は思いやりを持とう
押しが強い人の心理や恋愛傾向などについて、紹介しました。
押しが強いことは決して悪いことではありませんが、相手のことを全く考えない強引さがあると、嫌われる原因になります。
人の話を聞かない人が嫌われるのは、当然のこと。
押しが強い人は、相手のことを思いやる気持ちを忘れないようにしてください。
思いやりの気持ちがあれば、多少の強引さも長所として受け止めてもらえることでしょう。