硬派な男の特徴・心理・恋愛・落とす方法とは?

硬派な男の特徴・心理・恋愛・落とす方法とは?

硬派な男の意味とは、自分の意思をしっかりと持っており、それをやり遂げようとするような男性のことです。

もしくは、男性と女性の間柄をしっかりと考え、踏み込みすぎないところには距離を置くといった、しっかりとした考え方を持っている男性という意味でも使われます。

今は「チャラい」と言った言葉が蔓延しており、そういった硬派な男性が少なくなりつつあります。

他にも草食系男子であったり絶食系男子であったりなど、硬派な男性とはほど遠い人が激増しているのが現実です。

そんな希少な硬派な男性はあなたの周りにいるでしょうか。

今回は硬派な男の特徴や恋愛についてご紹介しますので、是非周りの男性に当てはまるかどうか確認しながらご覧下さい。

そして女性は硬派な男性の落とし方についてもご紹介していますので参考にしてみてください。

また、硬派な女性についての記事は以下にありますので、併せて読んでみてください。

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硬派な男の特徴や心理

男らしいことに憧れがある

硬派な男性の硬派さは、基本的には憧れによって形成されます。

こうなりたいという憧れの男のビジョンがあり、それにそって日々努力を重ねているというのが硬派な男性の本質です。

目指すものがあるからこそ、硬派な男は迷いません。

硬派な男性の持つ、目指すものへの憧憬の心は、男という性質に対する執着と言い換えることもできます。

気持ちが強すぎるからこそ、他者から男性的なあり方を否定する言葉を向けられてしまった時に、硬派な男性の心は強い反発を示すのです。

常に見えない何かの指し示す方向に向かって努力する、目的のためなら自分の欲望を封じ込めようさえとするほどのストイックさは、時にその人自身を疲労させます。

弱っている時にも憧れているものを取り上げずに、そこにある努力をただ見守り支えてくれる存在を、硬派な男性は愛します。

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頑固で融通が利かない面がある

硬派な男性の頑ななまでの男らしさは、よくいえば一途で模範的、悪くいえば頑固で融通が利かないと評せるものです。

周囲の誘惑や悪意に惑わされず、自分の中の正しさに向かって真っすぐに突き進む硬派さは、ただただ周りの人の声に耳を貸さないことによって成り立ちます。

硬派な男性がこうと決めたことを、他者が変えさせることは容易ではありません。

硬派な男性は自らの頑なさを自覚しており、そんな自分を受け入れてもいるので、問題の改善は更に難しくなります。

他者と意見の食い違いで揉めてしまった時に、自分はこの考えを通すことしかできないからと勝手に結論を出し、対話すら放棄してしまうのは硬派な男性の特徴です。

自分の意思を通すことを諦めてでも、頑ななその判断を尊重できる人でなければ、硬派な男性の側にはいられません。

自分に厳しく、他人にやさしい

どうせ好きになるなら、チャラチャラした男性より、硬派な男性を好きになりたいと思うものですが、硬派な男性には「自分に厳しく、他人に優しい」という特徴があります。

自分に対してはある意味ストイックに、厳しく律することができるため、仕事も好成績をおさめることができたり、ダイエットや体作りも、とことん自分を追いつめて成功させることができます。

それでいて他人には優しくできるため、人から好かれやすく、親しまれやすくなるのです。

自分に課している目標や夢を、人に気軽に公言せず、内に秘めた思いをしっかり持ったまま、密かに実現させようとします。

他人には、いつでも誰に対してもわけへだてなく接することができ、優しくすることができるのです。

誰もが人生の目標としたい、「自分に厳しく、人に優しく」を、さらっとやってのけることができるのが、硬派な男の特徴なのです。

誰からも信頼が厚い

硬派な男性は、必要なこと以外はあまり多くを語りません。

必要以上にベラベラとしゃべらないため、他人や友人の秘密事、人に知られたくないことなど、他人にとって大事な情報も、しっかり守ってくれます。

そのため他人からの信頼が厚く、いつも誰かに頼られるような存在です。

友人や知人だけに限らず、自分以外の他人との関係性をとても大切にし、多くを語らず、大事なことだけをいつも心の内に秘めています。

硬派な男性ほど、誰かの役に立ちたいと考えたり、困っている人を助けたいという気持ちが強いため、人に好かれ、いつも頼りにされるのです。

自然と周りにたくさんの人が集まるため、友人がたくさんいることも、その特徴の現れです。

どんなにたくさんの友人や知人がいても、秘密を漏らしたり、余計なことを口外したりすることは、ほとんどありません。

硬派な男の恋愛の特徴とは

恋愛でも女性をリードしたがる傾向にある

硬派な男性は男というものは女性の前を歩き、導くものだと思っているので、恋愛面でも女性をリードしたがる傾向にあります。

硬派な男性が、女性からのアピールを苦手と感じがちであるのもそのためです。

女性にリードをとられることを、情けないとすら思う心理が硬派な男性にはあります。

恋をした時に、女性に積極的にアタックする様子が多く見られるのも、主導権を握りたい気持ちの表れとなります。

硬派な人は女性には奥手、というイメージがありますが、それは何の関心もない一般の女性に対する反応であって、好きな人には男らしく押せ押せで迫ることができます。

積極的な姿勢は両想いになって安心すると落ち着くので、女性側はそんな恋人を見て、飽きられてしまったのではと逆に不安感を抱いてしまい、不和に繋がることが少なくありません。

積極的に話さない

基本的に恋愛関係にある男女と言うのはお互いに積極的に会話してコミュニケーションを取るようになっていますが、硬派な男性というのは恋愛関係にあっても寡黙でいる事が多く、彼女が相手でも自分からあまり話をする事はないとされています。

しかしコミュニケーションを拒絶しているわけではなく、これは男はペラペラと話すものではないという価値観が原因になっていて、多くの場合は聞き役に徹して要所要所で口を挟む形がほとんどです。

なので、あまり会話に積極的ではなかったとしてもキチンと話は聞いてしますし、返すべきポイントではしっかり返事したり相槌を打ったりなどのコミュニケーションは取れていますので、寡黙で会話が弾まなかったとしても大きな問題はなく、むしろ言葉が少ない男性の一言には重みがあるとされています。

彼女への気遣いができる

硬派な男性にとって女性とは男性が守るべき存在であり、それが自分の恋人であるなら尚更になっていて、例えば硬派な男性は彼女に重たい荷物を持たせることはありませんし歩く時には彼女を歩道側に立たせるなどの気遣いができます。

また、エスカレーターなどでも転倒の危険性を避けるために彼女の後ろに立ったりしますし、夜道を一人で歩かせたりなど何らかの危険性がある所へは彼女を行かせないという傾向があるので、基本的に彼女への気遣いはできている事が多いです。

ただし、あくまでも彼女を危険から守ると言う事に主眼が置かれていますので、レストランで椅子を引いてあげたり屋内に入る時にはドアを押さえておくなどの、いわゆるレディファーストなどはできている部分とできていない部分がハッキリと分かれています。

結婚を意識するのが早い

結婚が早いというのも硬派な男性の恋愛傾向には見られるのですが、これは一度決めた相手であれば結婚に至るのが当たり前という価値観に従った行動になっていて、基本的に一度交際に発展した女性とは結婚を見据えて関係を進めていく事がよく見られます。

なので硬派な男性は結婚が早いとされていて、結婚した後は彼女を守るという考えは家族を守るという物に変化しますので、一層仕事に打ち込むようになりますし子供が生まれれば家族サービスなどもしっかり行う方が多いです。

なお、このポイントは女性にとってはメリットにもデメリットにもなっていて、メリットとしてはもちろん理想的な旦那像である事なのですが、デメリットとしては結婚を求められるケースが多い事で、もしも軽い気持ちであった場合には大きな問題になってしまう事もあります。

彼女ひとすじで一途

硬派な男はまじめで正義感が強いため、いわゆる「遊びの恋」をすることはありません。

一人の女性に恋愛感情を抱くと、その女性ひとすじに恋を貫きとおそうとするのです。

男性ですから、浮気願望がまったくないというわけではありません。

彼女がいてもほかの女性に目がいくということはあるでしょう。

しかし、硬派な男はほかの女性に目がいったとしても、それ以上の行動に出ることはないのです。

そこには、「浮気するようなナンパな自分のことが許せない」という心理が働いていると考えていいでしょう。

硬派な男はストイックで自分に厳しいため、自分で「男はこうあるべき」と考える生き方を貫き通そうとするのです。

もちろん、愛する彼女に対して「浮気するなんて、彼女に申し訳ない」という思いも強くありますが、同時に自分で自分を許せないために、浮気をしないと考えていいでしょう。

浮気をすることなく、彼女一途になるというのが、硬派な男の恋愛の特徴なのです。

彼女のことを束縛しがち

自分が彼女一筋になるだけでなく、彼女にも自分一筋であってほしいと強く望むのが、硬派な男の恋愛の特徴といっていいでしょう。

自分に厳しい硬派な男は、人に対しても厳しい目を向けるものなのです。

そのため、彼女を束縛したがるという傾向が強くみられます。

「彼女の浮気はぜったいに許せない」と考えるために、彼女を束縛し、自分一人で支配しようとすることが少なくありません。

また、硬派な男はウソや偽りを嫌いますから、それが逆に猜疑心を生むと考えていいでしょう。

彼女のようすが少しでもおかしいと感じると、「浮気しているのではないか」という疑いの目を向けてしまうのです。

硬派な男というと、男らしいさっぱりした性格のようなイメージがあるでしょう。

たしかに硬派な男にはそういうところはあるものの、恋愛に関しては意外に嫉妬深い一面があるのです。

猜疑心が強く、彼女を束縛しがちなのが、硬派な男の恋愛の特徴ということになるでしょう。

失恋を長く引きずる

あくまでもまじめな恋愛をするのが、硬派な男です。

遊びの恋ではありませんから、恋愛している相手の女性への思い入れや執着はそれだけ強くなると考えていいでしょう。

つまり、恋愛濃度がきわめて濃くなる傾向が、硬派な男にはあるのです。

そのため、失恋するとかんたんに立ち直ることができません。

たとえば、交際している彼女からフラれてしまったとしましょう。

遊び人のナンパな男なら、またすぐ次の彼女を探そうとしますから、いつまでも落ち込んでいるということはありません。

前を向いて進んで行くことができるわけです。

硬派な男は違います。

別れた彼女への思い入れや恋愛感情が強いために、失恋のショックから立ち直ることができません。

いつまでも元カノの面影が頭から離れず、新しい恋をスタートさせることができないのです。

失恋するといつまでも引きずってしまうというのが、硬派な男の特徴ということになるでしょう。

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硬派な男を落とす方法とは

時間をかけて信頼関係を築いていく

簡単に落ちない硬派な男性は、そもそも女性と恋愛関係に持ち込むことが苦手ですし、人を好きになるのにも非常に時間がかかります。

ですから、わかりやすくアプローチをしてもなかなか思ったような反応が返ってくることがありませんし、手応えのなさから攻略を諦めてしまう女性も多いのです。

いい加減な気持ちで恋をしない硬派な男性は、苦手なりに女性の人となりをじっくりと知っていくことで、少しずつ恋心を育んでいってくれます。

落としたい場合には決して結果を焦ることなく、じっくりと信頼関係を築いていくことに重きをおいて、持久戦になることを覚悟しておくことが必要です。

相手への好意が真面目なものであること、他の男性は目をくれずに一途な思いを持っていることをアピールしていけば、だんだんと興味を向けてくれるようになります。

寡黙な相手だからこそ積極的に話しかける

あまり自分からは喋らない寡黙なタイプが多いことから、会話が盛り上がりづらいのが玉に瑕です。

しかし、あれこれ喋ることが苦手なだけで、楽しそうに話している輪の中にいたり、誰かから話しかけられることは好きだという人が少なくなく、硬派な男性は明るくて会話上手な女性や、自分のつまらない反応も笑って受け流してくれるような大らかな女性を好んでいます。

落としたいと考えているのであれば、笑顔で積極的に話しかけて、楽しいと感じてもらえる空気を作るようにしてあげてください。

硬派な男性は自分が喜怒哀楽をあまり表に出すタイプではないからこそ、正反対に感情表現がストレートでわかりやすい女性に興味を持つ傾向にあります。

自分にはないものを持っている場合、男女間では逆にフィーリングが合いやすいのです。

誘う時には女性側から提案する

シャイなので、せっかく女性に好意を持っても自分からはなかなか誘えません。

決定的な言葉を発することができないため、硬派な男性に近づきたい場合には女性側からお誘いをかけるのが効果的です。

硬派なりに男性が特別な気持ちを持ってくれると、会話の中に女性の好きなものを聞いたり、何に興味を持っているのかという質問が増えてきます。

そんなサインを見逃すことなく、デートの提案は女性からするようにしてください。

そこで遊び慣れている軽い感じを出してしまうと警戒されてしまいますので、相手の気持ちを尊重することを忘れず、女性側から親密になりたいという意思を示しながら、二人きりになれる時間を持ちたいことを伝えるのです。

待ってましたとばかりに食いついてくれますし、デートプランを二人で相談していけば、それが距離を縮めるいいきっかけになります。

これはモテる女性から学ぶのが定石です。

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相手がこだわっているポイントを褒める

硬派な男性にとって、男らしさは重要なものです。

硬派な男性は、男であることに誇りを持ち、そんな自分にこだわりを持って生きています。

そんな相手のこだわりを認め、褒めることこそが硬派な男の心を掴むポイントとなります。

男らしさを形作るこだわりは、人によって違います。

生活習慣の中にあることもあれば、容姿や外見に見られることもあり、仕事や趣味のスタイルに存在している場合もあります。

硬派な男は自分のこだわりを隠さず示していることが多いので、少し注目していれば直ぐに見つけることができるでしょう。

こだわりを発見したら、後はさりげなくそれを褒めるだけです。

硬派な男性は女性からの理解を特に求めていないので、よくわからないけどそれ格好いいね、というだけでも喜んでくれます。

男性がこだわっている様を見せてくるようになったら、褒めてほしいのサインですので、そのたびに声をかけてあげてください。

仕事や趣味に打ち込む姿勢を見せる

硬派な男性は、人の硬派な姿勢というものにも共感し興味をもちます。

硬派な男性を落とすために、まず関心を抱いてもらわないことには始まりませんから、男性が認める硬派な女性になれるように努力してみてください。

努力の方向は仕事面でも、趣味の分野でも問題はありません。

プロジェクトのメンバーに抜擢されるために打ち込む姿や、スポーツの大会で優勝するために練習する姿を、さりげなく相手にアピールしましょう。

友人や職場の仲間など、お目当ての男性の他に人がいる時が、アピールの絶好のタイミングです。

頑張っている最中に、男性からデートや食事のお誘いをもらった時には、涙を呑んで一旦断ることが大切です。

今は集中したいことがあるからと謝罪し、目の前のことが終わったら、その時ご褒美としてまた誘ってほしいとお願いしておきましょう。

フェミニンな格好でさりげなく女らしさをアピールする

硬派な男性は、いかにも遊び慣れているといった露出度が高く派手なファッションを苦手とする一方で、いかにも女の子らしいフェミニンな格好は好む傾向が見られます。

ピンクやイエローといったパステルカラーを中心に、柔らかな印象のニットやフェミニンなフリルスカートで揃えたコーディネートは、硬派な男性の心をばっちり掴むことができるでしょう。

ミニになり過ぎないスカートに、ロングの靴下やブーツを合わせるなど、女性としては少々あざといと感じるぐらいのスタイルでアピールするのが効果的です。

1対1のデートに限らず、友人同士で出かけるという時でも、可能な限り女性らしく見える格好を心がけるようにしてください。

ただしハイキングの時にかかとの高い靴をチョイスするなど、空気を読まないおしゃれは、硬派な男性がもっとも嫌うポイントとなりますので注意しましょう。

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硬派な男はモテる?モテない?

いかがでしょうか。

硬派な男性はそのイメージ通りの存在だと言ってもいいでしょう。

特に恋愛に関しては非常にわかりやすいものがあります。

しかし硬派な男と言っても二つのパターンに分けられます。

一つは奥手でシャイな男性のパターン。

そしてもう一つは、とても男らしい男性のパターンです。

硬派な男だからモテると想像する人も少なくありませんが、必ずしもそういうわけではありません。

もちろん前者のパターンは残念ながら女性からあまりモテないと言ってもいいでしょう。

最終的にモテる男性というのは、女性への警戒が少なく、自然とコミュニケーションが取れる人です。

奥手でシャイな時点では、やはり万人ウケはしないですし、モテるためには外見勝負になってしまうこともしばしばあるでしょう。

一方で後者は大変男らしい硬派なタイプなので、その姿を見て女性は惹きつけられることも少なくありません。

こうした違いがあるので硬派な男だからといってモテる・モテないを判断するのではなく、その人を見て判断するようにしましょう。

奥手な男性については以下の記事でご紹介しているので、興味がある方は読んでみてください。