干渉してくる人の特徴について、紹介します。
あなたの周りにも、やたらと干渉してくる人はいませんか。
干渉されるのは正直ストレスが溜まりますし、好きだという人はいないでしょう。
しかしながら、やたらと干渉してくる人はいるので困ってしまいますね。
ここでは、干渉してくる人の特徴や心理の他、干渉してくる人への対処法も紹介していきます。
干渉してくる人に困っている人はもちろん、自分自身が他人に干渉してしまうという人も、必見です。
目次
「干渉」の意味とは
まずは、『干渉』の意味から見ていきましょう。
『干渉』を辞書で引くと、他人のことに立ち入って、自分の意思に従わせようとすること、とありました。
つまり、他人を自分の思い通りにしようとあれこれ口出しすることを『干渉』というのです。
自分の思い通りにしたいという気持ちがあるわけですから、干渉することは『自分の考えを押し付ける』こととも言えるでしょう。
干渉の類語には、
- 口出しする
- おせっかい
- 束縛
などがあります。
干渉してくる人の特徴
では早速、干渉してくる人の特徴から見ていきましょう。
干渉してくる人は、他人のことに立ち入って自分の考えを押し付けてくる人ですが、一体どんな特徴があるのでしょうか。
職場に干渉してくる人がいると、本当に困ってしまいますよね。
こんな特徴がある人は、干渉してくる人であることが可能性が高いため要注意ですよ。
世話焼きな性格
干渉してくる人の特徴には、世話焼きな性格であることが挙げられます。
干渉してくる人は、とにかく他人の世話を焼くのが大好き。
おっちょこちょいな人や、ちょっと抜けてる人がいると、つい手を出してしまいます。
あれもこれもと世話を焼いてしまった結果、必要以上に干渉してしまうことも少なくありません。
偉そうな態度
干渉してくる人の特徴には、偉そうな態度であることが挙げられます。
職場にいる干渉してくる人などは、大抵が偉そうな態度で近づいてくるでしょう。
偉そうな態度で近づいてきて、上から目線で指示を出してきます。
このとき、自分のやり方を押し付けてくるなどして干渉してくるのです。
空気が読めない
干渉してくる人の特徴には、空気が読めないことが挙げられます。
干渉してくる人というのは、空気が読めません。
だからこそ、相手が嫌がっていることに気づかずに干渉してくるのです。
相手がどう思っているか?が分からないため、放っておいてほしいときでも、無神経に踏み込んでいってしまいます。
関連記事はこちら▽ 踏み込んでくる人の心理|踏み込んでくる人が嫌いな時の対処法とは
自分本位
干渉してくる人の特徴には、自分本位なことが挙げられます。
干渉してくる人は自分本位な性格をしており、他人のことを考えることができません。
何をするにも自分優先。
よく言えば自分の気持ちに正直なのですが、空気が読めずに無神経な発言で干渉してくることも多いため、周りからは距離を置かれていることもあるでしょう。
人との距離感が分からない
干渉してくる人の特徴には、人との距離感が分からないことが挙げられます。
干渉してくる人は人付き合いが苦手で、コミュニケーション能力も決して高くはありません。
そのため、人との距離感が分からないのです。
人とどのくらいの距離で関わればいいのかが分からないからこそ、近づきすぎて干渉してしまうのかもしれません。
関連記事はこちら▽ 距離感が近い人の特徴|距離感が近い人が苦手な時の対処法とは 距離感がおかしい人の特徴や心理|距離感がおかしい人への対処法とは
干渉してくる人の心理
続いて、干渉してくる人の心理を紹介します。
干渉するというのは、あまり良い意味で使われることはありません。
干渉してくる人は嫌われますし、あえて好きという人はいないでしょう。
それなのになぜ干渉してしまうのか、干渉してくる人の心理を見てみましょう。
自分は凄いと思ってる
干渉してくる人の心理には、自分は凄いと思っていることが挙げられます。
干渉してくる人の多くは、自分は凄い、偉いと思っているため、自分の考えを勧めるのは『良いこと』だと思っています。
自分は周りよりも仕事ができる凄い人なんだから、自分の意見に従うべきだ、という感情を持っているのです。
相手のためだと思ってる
干渉してくる人の心理には、相手のためだと思っているというものが挙げられます。
自分は凄いと思っている、という心理と似ていますが、相手のためだと思って『助言している』だけの人もいます。
このケースでは、当然ですが悪気はありません。
相手のためを思って教えてあげているだけなので、干渉しているつもりは全くないのです。
心配性
干渉してくる人の心理には、心配性なことが挙げられます。
相手のためだと思っている心理と似ていますが、干渉してくる人は単なる心配性というケースも。
相手のことが心配で仕方なく、口出しせずにいられないのです。
世話焼きな性格で干渉してしまう人の大半は、心配性だと言えるでしょう。
認められたい
干渉してくる人の心理には、認められたいというものが挙げられます。
干渉してくる人の中には、承認欲求が強い人も多く、干渉することで自分のことを認めてもらいたいのです。
干渉するということは、つまり『自分の意見を言う』ということですから、自分の意見を認めてもらいたいがために、干渉してしまいます。
干渉してくる人が苦手な理由
干渉してくる人が苦手な理由には、どんなものがあるのでしょうか。
干渉してくる人が好きだという人は、おそらくいないでしょう。
どうしても『干渉してくる人は苦手』と思われてしまいがちですが、それは一体なぜなのでしょうか。
干渉してくる人が苦手な理由を、まとめてみました。
強引だから
干渉してくる人が苦手な理由には、強引だからというものが挙げられます。
干渉してくる人は、強引に自分の考えを押し付けてきます。
こちらがたとえ断ったとしても、首を縦に振るまでひたすら強引に言い続けてきますよね。
しつこい人や強引な人に絡まれるのは、ストレスでしかありません。
関連記事はこちら▽ 絡まれやすい人の見た目や特徴|絡まれた時の対処法とは
人の話を聞かないから
干渉してくる人が苦手な理由には、人の話を聞かないからというものが挙げられます。
干渉してくる人はとにかく強引なので、人の話など全く聞く耳を持ちません。
自分が正しく、自分は良いことをしていると思い込んでいるため、周りの意見など聞かないのです。
こちらが何を言っても話を聞いてくれることはありませんから、正直困ってしまいますね。
関連記事はこちら▽ 聞く耳を持たない人の特徴|聞く耳を持たない人を説得する方法とは
自分のことは自分で決めたいから
干渉してくる人が苦手な理由には、自分のことは自分で決めたいからというものが挙げられます。
干渉してくる人は、自分の考えを押し付けてくるわけですが、『自分のことは自分で決めたい』と思うこともあるでしょう。
たとえ悩んで時間がかかったとしても、自分で答えを見つけたい人にとって、干渉してくる人はお節介なだけですね。
関係ないのに口出してくるから
干渉してくる人が苦手な理由には、関係ないのに口出ししてくるからというものが挙げられます。
干渉してくる人は色々なことを言ってきますが、どんな心理であっても結局は『他人のこと』に口出ししているのです。
つい、『あなたには関係ないでしょ!』と言いたくなってしまいますね。
干渉されやすい人の特徴
干渉されやすい人の特徴を紹介します。
干渉してくる人は、誰にでも構わず干渉してくるわけではありません。
言い方は悪いですが、干渉するためのターゲットを決めています。
どんな人が干渉してくる人のターゲットになるのか、干渉されやすい人の特徴がこちらです。
自分の意見が言えない
干渉されやすい人の特徴には、自分の意見が言えないことが挙げられます。
自分の意見が言えない人、つまり自己主張ができない人は、干渉してくる人にとって絶好のターゲット。
何を言っても言い返してこない、反論してこないので、言いたい放題、やりたい放題自分の意見に従わせることができると思われるからです。
他人に流されやすい
干渉されやすい人の特徴には、他人には流されやすいことが挙げられます。
自分の意見のあるなしに関わらず、人の意見を聞くと、ついそちらに流されてしまう人っていますよね。
人の意見を聞くのは良いことですが、他人の意見に流されやすいのはNG。
『自分の思い通りに動かせる』と思われてしまい、干渉されやすくなってしまいます。
優柔不断
干渉されやすい人の特徴には、優柔不断なことが挙げられます。
あれもいいな、これもいいなと迷う気持ちは分かりますが、自分で自分のことを決められない優柔不断な人は要注意。
干渉してくる人からすると、『放っておけない人』認定されてしまい、ついあれこれと口出しされてしまうでしょう。
断れない性格
干渉されやすい人の特徴には、断れない性格なことが挙げられます。
人から何かを言われたり頼まれたりしたとき、断れない人っていますよね。
嫌なことを嫌と言えない人、断れない人も他人に干渉されやすい人だといえます。
断れないのをいい事に、干渉してくる人はトコトンあなたに干渉し、言いくるめてくるでしょう。
優しすぎる
干渉されやすい人の特徴には、優しすぎることが挙げられます。
人に優しいことは、決して悪いことではありません。
しかし優しすぎることは、時に自分の首を絞めることになってしまいます。
断ったら(拒否したら)相手が傷つくかも…と、常に相手のことを考えてしまう優しすぎる人は、その優しさに付け込まれて干渉されてしまうでしょう。
干渉してくる人がうざい時の対処法
続いて、干渉してくる人がうざいときの対処法を紹介します。
干渉してくる人は、正直うざいですよね?
干渉してくる人を苦手だと思う人が大半なことからも分かるように、干渉してくる人は『うざい』と思われがち。
そんなときの対処法は、こちらです。
関わらないようにする
干渉してくるのがうざいときの対処法には、関わらないようにすることが挙げられます。
干渉されたくないときは、相手と関わらないようにするのが一番の方法。
物理的な距離を取り、必要以上に関わらないようにしましょう。
挨拶や必要な会話はするけれども、プライベートな話は一切しない、で構いません。
適当に相槌を打っておく
干渉してくる人がうざいときの対処法には、適当に相槌を打っておくことが挙げられます。
干渉してくる人の話は適当に相槌を打って聞いておき、そのまま右から左へ受け流しえしまえばOK。
相槌を打ちながらニコニコ話を聞いておけば、それだけで相手は満足するものです。
お礼だけ言っておく
干渉してくる人がうざいときの対処法には、お礼だけ言っておくことが挙げられます。
干渉してくる人がどういう意図で干渉してきているのかは分かりませんが、もしかしたらあなたのためを思って言っているのかもしれません。
こちらにとってはありがた迷惑な話でも、とりあえずお礼だけ言っておけば相手も気分を悪くすることはありませんよ。
関連記事はこちら▽ ありがた迷惑な人の心理や特徴|ありがた迷惑な人への対処法とは
まともに相手をしない
干渉してくる人がうざいときの対処法には、まともに相手をしないことが挙げられます。
干渉してくる人は、自分の思い通りになるまであなたに意見をするのをやめません。
そんな人とまともに向き合っていても、正直なところ時間の無駄ですよね。
何を言っても相手は恐らく分かってくれませんから、相手にするのをやめましょう。
干渉しない人の特徴
それではここで、干渉しない人の特徴を紹介したいと思います。
干渉してくる人もいれば、全く干渉してこない人もいますよね。
ここでは、『干渉しない人』の特徴についてまとめてみました。
干渉されたくない人は、干渉しない人と付き合ってみてはいかがでしょうか。
1人でいることが多い
干渉しない人の特徴には、1人でいることが多いことが挙げられます。
他人に干渉しない人は、1人でいることが多いいわゆる『一匹狼』タイプ。
他人に干渉することもされることも嫌いなので、関わらないように一人でいることが多いのです。
とはいえ、必要な会話はできるのでコミュニケーションが取れない、仕事が出来ないということはありません。
付き合いが悪い
干渉しない人の特徴には、付き合いが悪いことが挙げられます。
他人に干渉しない人は、飲み会や遊びの誘いを断わるなど『付き合いが悪い』印象を与えやすい人です。
仕事とプライベートはきっちり線引きしているので、仕事の飲み会などには基本的に参加しません。
関連記事はこちら▽ きっちりしてる人の特徴や性格|きっちりしてる人が苦手な時の付き合い方とは
SNSに興味がない
干渉しない人の特徴には、SNSに興味がないことが挙げられます。
他人に干渉しない人は、SNSをほとんどやりません。
アカウントは持っていても投稿はほぼなし、リアルのフォロワーはいない、なんてことも。
趣味のためにSNSをやっているとしても、鍵アカにするなど不特定多数の人が閲覧できるようにはしていないことが多いでしょう。
マイペース
干渉しない人の特徴には、マイペースなことが挙げられます。
干渉しない人は、基本的にマイペースで自分のリズムを崩しません。
自分のやりたいことをとにかくやるので、他人に構っている暇などないのでしょう。
ただし、マイペースであるため『空気が読めない』『協調性がない』なんて言われることもあるようです。
関連記事はこちら▽ 協調性がある人の特徴|協調性がある人になるにはどうすればいいの?
干渉しない人の心理
干渉しない人の心理を紹介します。
干渉しない人は、一体どんなことを考えているのでしょうか。
干渉してくる人には『自分は偉い』『従わせたい』などの感情があると言いましたが、干渉しない人はどう考えているのか気になりますよね。
干渉しない人の心理は、こちらです。
他人に興味が無い
干渉しない人の心理には、他人に興味が無いことが挙げられます。
干渉しない人の心理として最も挙げられるのが、他人に興味がないということでしょう。
干渉しない人は、そもそも他人に興味が無いため、人のことを知りたいと思うことがありません。
必要最低限のことを知っていればいいと思っていますので、干渉することもないのです。
自分のことを知られたくない
干渉しない人の心理には、自分のことを知られたくないというものが挙げられます。
干渉しない人は、自分のことも知られたくないから相手にも干渉しません。
相手に干渉するということは、少なからず自分のことも話すのがマナーですよね?
聞かれたくないから聞かないというのは、妥当な考え方な気がします。
好きなことをしてたい
干渉しない人の心理をには、好きなことをしていたいというものが挙げられます。
干渉しない人は、他人に干渉する時間があるなら、別の好きなことをしていたいと思っていることも。
趣味がある人なら、趣味に時間を使いたいと思うのは当然だと言えるでしょう。
他人に干渉して時間を潰すのなら、好きなことをしていたいからこそ、他人に干渉しないのです。
他人に気を使うのが面倒
干渉しない人の心理には、他人に気を使うのが面倒なことが挙げられます。
干渉するということは、少なからず他人と関わるということ。
他人と関わるためには、相手に気を使わなくてはいけません。
干渉しない人は、それが面倒で必要以上に他人と関わることを避けているのかもしれません。
干渉しすぎないようにするには
それでは最後に、干渉しすぎないようにするにはどうたらいいのか、その方法を紹介します。
つい他人に干渉してしまう…という人もいますよね。
干渉すると嫌われやすくなりますから、干渉しすぎないようにしたいもの。
干渉しすぎないようにする方法は、こちらです。
1人の時間を楽しく過ごす
干渉しすぎないようにするには、1人の時間を楽しく過ごすことが挙げられます。
他人に干渉してしまうのは、暇な時間を過ごしているから。
1人でも楽しく過ごせるようにすれば、他人に干渉する暇などなくなります。
1人だからこそ楽しめることというのもたくさんありますから、ぜひ1人の時間を楽しく過ごすようにしてみてください。
趣味を作る
干渉しすぎないようにするには、趣味を作ることが挙げられます。
先ほど、干渉する人は暇な時間を持て余していると言いましたが、暇な時間を作らないように趣味を作ってみましょう。
1人でできる趣味というのも、たくさんありますよ。
資格を取るための勉強をしてみるというのも、自分のスキルアップになるためおすすめです。
思いやりの気持ちをもつ
干渉しすぎないようにするには、思いやりの気持ちを持つことが挙げられます。
つい、自分の気持ちを優先して相手に干渉しすぎてしまっていませんか。
干渉されたら嫌だな、こんなことは聞かれたくないなというのは、思いやりの気持ちがあれば自然に気づけることでもあります。
思い通りの気持ちを忘れず、人と接するようにしていきましょう。
自立する
干渉しすぎないようにするには、自立することが挙げられます。
他人に干渉してしまうのは、言い換えれば他人に依存しているということ。
まずは、しっかりと自立しましょう。
自分のことは自分でやる、人に迷惑をかけないなどの当たり前のことを、きちんとしてください。
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干渉してくる人は嫌われる!今すぐ改善しよう
干渉してくる人の特徴や心理、干渉してくる人への対処法などについて紹介しました。
悪気がある、ないに関わらず、干渉してくる人は周りから嫌われやすくなります。
お節介で迷惑、しつこいなどのイメージを持たれやすいこともありますし、はっきり言って『余計なお世話』なんですよね。
干渉してくる人は十中八九周りから嫌われますから、自分自身が他人に干渉してしまうという人は、今すぐ改善していきましょう。
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